- ベストアンサー
高周波焼入れで産業機械のカム磨耗を防ぐ方法とは?
- 産業機械にカムを使用している際、磨耗が起こってしまうことがあります。その問題を解決する方法の一つとして、カムに高周波焼入れを施すことがあります。
- 高周波焼入れによって、カムの素材であるFCD500の硬度を上げることができます。焼入れ後の硬度は、HRC45~53(図面上)程度となります。
- 高周波焼入れによってカムに入る焼入れの深さは、何ミリぐらいかという点については詳細な情報が不足しており、確定できません。また、焼入れには焼入れムラが発生する可能性があるため、注意が必要です。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
実際先日、FCD500_φ120外径位に高周波焼入れした際に、図面上で焼入れ硬度 Hs50以上としたが余り硬くならない様子(換算値ではHRC37程度となっている) ダクタイル鋳鉄の素材の性質なのか、焼きムラは、どうも生じるらしいです S45CならHRC45~53は可能だろうけど、何れにせよ硬い→脆いになる 磨耗の程度などから、場合によっては材質変更した方が良いかも知れません 硬さはワーク大きさにも左右されるので、一度、熱処理屋に相談して下さい 昨日、ある熱処理屋さんの記事をみたが、近年の熱処理業界も大変な様子です 従来技術だけでは生き残れないので新しい設備や技術を多肢に渡り取り入れて いる。よくは知らないが浸炭焼入れでは、焼き入れ深さが足りないだろうけど 専門家と話すことにより学び取れることって沢山できると思うので、そうして
その他の回答 (2)
小生も他の回答者さんと同様に、詳細な内容は熱処理屋さんに聞いてくださいです。 以下のURLに、焼き入れ性は FCD-700以上の材質は、鋼材と同等の焼き入れ性能があります。高周波焼き入れで、 5mm-8mmの深さまで焼き入れ層ができます。硬度は、HB658、HRC61程度の硬度 が入りますと、記述があるのでそれを参考にするかして下さい。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。
回答1の方も勧めめていますが 高周波焼き入れ性の良い鋼材に(具体的には熱処理屋さんに聞いてください) 材質の変更をお勧めします FCD500は鋳造品で鋳物です 私の経験ではHRC40以下でした 又、鋳造品は組織のばらつきは必ず発生しますので 焼き入れにばらつきが出てしまいます 図面指示の硬度がすべての部位に安定的に出ているとは 限りませんので部分的に摩耗が発生します 今までの使用頻度には耐えられたかもしれませんが 質問の中で使用頻度の増加、高速化などを述べていますので 早急に材質の変更の検討をお勧めします
お礼
ありがとうございました。 一度、高周波焼入れを行い全周を測定してみます。
お礼
ありがとうございます。 やはり焼きムラは生じますか、熱処理屋に聞いてみます。