トランスの中性点接地について

このQ&Aのポイント
  • トランスの中性点で接地してありますが、なぜ地絡にならないんでしょうか?
  • C,D種等の接地電流が地をまわってB種に帰ってくるという感じに理解していますが、逆に中性点接地から地に電流が流れ地絡にならないんですか?
  • 中性線は電流が流れていないのですか?UとWの電流はどこに帰るのですか?
回答を見る
  • ベストアンサー

トランスの中性点接地について

電気初心者ですいません。 トランスの中性点で接地してありますが、なぜ地絡にならないんでしょうか? C,D種等の接地電流が地をまわってB種に帰ってくるという感じに理解していますが、逆に中性点接地から地に電流がながれ地絡にならないんですか? 中性線は電流が流れていないのですか?UとWの電流はどこに帰るのですか? 勉強できるサイトとかもあれば知りたいです。 ご回答お願いします。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

B種接地は,通常,電路を直接接地しますが,C種D種接地は電路から絶縁され た機器の筐体を接地します。 電路の絶縁が健全な状態では,接地点は1箇所ですので地絡電流は流れませ ん。(僅かな漏れ電流は地絡には含めていません) 機器の絶縁が劣化して漏電が生じた際に,C種D種接地点から大地を通って B種接地点に電流が戻ってきます。 この理由により,B種接地線に流れる電流によって,そのトランスの受け持つ 系統の絶縁の良否を検出することができます。 なお,B種接地の第一の目的は,高圧から低圧に降圧するトランスの1-2次 間絶縁が劣化したときに,低圧側の電位が異常に上昇しないようにするためで す。 参考URLの86項参照下さい。 >中性線は電流が流れていないのですか?UとWの電流はどこに帰るのですか? 各電圧線(U,V)に流れる電流がバランスしていれば,中性線(N)には 電流が流れませんが,アンバランスの成分があれば,中性線を通って変圧器に 戻ります。 http://blog.okutsu.co.jp/archives/51060035.html >中性線は電流が流れていないのですか?UとWの電流はどこに帰るのですか? とのお問い合わせに対して,「中性線には電流が流れますよ」と回答した つもりだったのですが,うまく伝わらなかったでしょうか。 単相3線方式,3相3線方式いずれの場合も,1線は接地されています。 単相3線方式では,100V+100Vの中間の線が接地されていて, これを中性線と呼びます。一方,3相3線方式の場合は,V相が接地されて いても,これを中性線とは呼びません。「接地側電線」というような呼び方 だと思います。 単相3線方式の中性線は,負荷が完全にバランスしている場合は,中性線電流 がゼロになりますが,3相3線方式の場合はバランスした負荷の場合,3線の 電流は等しく,完全無負荷状態を除けば接地側電線にも電流が流れます。 単相3線の分電盤(電灯盤)と,3相3線の分電盤(動力盤)を測り比べてみ て下さい。

参考URL:
http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page19.html
noname#230358
質問者

お礼

ohkawaさん 助言いただきありがとうございます。 非常に参考になりました。  B種接地の意味とイメージがわかりました。 ただ中性線に電流が流れていないというのが、イメージができません。 会社のブレーカーの2次側を電流計で測ると三相とも電流がでるのですが、それは電流が流れている訳じゃないんですか?確かに検電気はV相では反応しなかったと思います...(3相200Vでモーター等のブレーカーです) 訳のわからないこと言ってたらすみません。自分でも調べてみます 今後も、何かお気づきの点がありましたら、ご助言下さい。 回答ありがとうございます。 単相、と三相でまたちがってくるのですね。実際に測り比べてみようと思います。本当に電気は奥が深いですね(汗 ご指摘、ご回答ありがとうございました。非常に参考になりました 今後もよろしくおねがいします。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

http://www.max.hi-ho.ne.jp/ocyanoma/sub2.html これは初心者にはわかりやすいかもしれません。 16項に接地に関しても記述してあります。 http://nippon.zaidan.info/jigyo/1998/0000020194/jigyo_info.html これの電気工学の基礎というページもいいかもしれません。 電気の知識として勉強したいなら 上URLはイメージ理解用(図や絵が多い)。 下URLの数式としての知識(単純な絵や公式が多い)。 >>なぜ地絡にならないんでしょうか? 単純に電位差のある閉回路が構成されてないからです。 他は 前の方が書かれているため省略します。

noname#230358
質問者

お礼

tamaさん 助言いただきありがとうございます. 非常に参考になりました。 いろいろ勉強してみます。 今後も、よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • 【電気】トランス2次側の中性点に付いている接地はB

    【電気】トランス2次側の中性点に付いている接地はB種で、トランスの架台に付いている接地がA種でC種とD種はどこに付いていますか?

  • 中性点抵抗接地の高圧回路のB種接地抵抗

    6,600vより低圧にするトランスのB種接地工事で教えて下さい。電技解釈での電流計算は 高圧電路の静電容量による地絡電流と考えます。抵抗接地の場合はこの抵抗を通して流れる 分(6,600/√3/抵抗値)も地絡電流として加算するべきと思います。この場合接地抵抗値は相当小さくなります。特別高圧から6,600Vに落とすTRの2次側がスター配線で中性点 抵抗接地です。

  • 【電気】2次側低圧トランスの中性点の緑色の接地線は

    【電気】2次側低圧トランスの中性点の緑色の接地線は非接地型の中性点というのですか? キュービクルのB種のアースバーに繋がっているのに、中性点は非接地型に分類されるのは何故ですか? アースバーと中性点は接続されて接地しているのでは?

  • 漏電すると、トランスの中性線接地線に電流が流れる訳

    電気について勉強中のものです。 一般的な高圧6600Vからトランスで単相100/200Vへ変圧して、各負荷で電気を利用している典型的な受電配電があったとします。 このトランスはごく一般的なトランスで容量は忘れましたが、300kVAだったと思います。 このトランスの2次側中性点には接地線があり(80~100sqくらいだったかなぁ)、接地線はB種接地としてキュービクル内で接地されていました。 この接地線にはCTがついており、ここに流れる電流が漏電検出リレーにつながっており、500mA流れると動作し警報音がなるようになっております。 そこで疑問なのですが、トランスの2次側中性線に接続してある接地線に、負荷側で漏電が起きた場合になぜこの接地線に電流が流れるのでしょうか? 専門書を見ても、トランスの2次側中性線接地って高低圧混触防止のために行う、みたいに書いてあります。 たとえば、末端負荷のR相かT相が、絶縁が悪くどっかに触れちゃって、トランス2次側の接地と回路ができるから、ということでしょうか?

  • 変圧器の中性点接地

    変圧器(Δ-Y結線)の中性点を接地している回路があります。 私の解釈としましては、負荷に正常に流れている時にはこの接地線には電流が流れず、負荷の機器が漏電したり、変圧器2次側が地絡したりした場合に大地を経由してその接地線(ZCTと地絡継電器を設置)に電流が流れ地絡検出できる。と認識しています。 が、その接地は抵抗を間にかんでいます。直接接地したらいいと思うのですが、抵抗をかますことでのメリット等はあるのでしょうか?? また、教科書などで変圧器(Δ-Y結線)は昇圧に適していて対地電圧は1/√3倍になると書いてあるのですが、なぜ1/√3倍になるのでしょうか??

  • 変圧器二次側中性点接地について

    変圧器二次側中性点接地について教えてください。 一次側6.6kV(デルタ) 二次側210V(スター) 混触防止板を接地 しています。 中性点にZCTをかませて変圧器二次側地絡を検出したいと思っています。 二次側中性点の接地方式について、 直接接地する事を考えていますが、 接地コンデンサをかませるという要求が出てまいりました。 「地絡電流を抑制するため」という意図らしいのですが 直接接地する場合とコンデンサ接地する場合の長所短所を教えていただけないでしょうか?(できれば、直接接地の方が優れている点を重点的にお願いしたいです) 正直なところでは 直接接地の方式で色々と進んでいるので コンデンサ接地方式に変更したくはありません。 当方、今のところ 「直接接地のほうが地絡検出が用意である」 程度しか認識がありません。 よろしくお願いします。

  • 【電気設計】トランス低圧2次側の中性点が必要なのは

    【電気設計】トランス低圧2次側の中性点が必要なのは地絡を逃がすためだそうですが、地絡はアレスタでキュービクル内の過電圧はアレスタとリレー継電器で電気が遮断されると思いますが、なぜ中性点で地絡を逃がす必要があるのか教えてください。 低圧2次側トランスに地絡を逃がす中性点がいる理由を教えてください。 アレスタや過電圧継電器や地絡継電器がキュービクル電気設備内にあります。 自分は地絡継電器の受け取る受信器のためにトランス低圧2次側に中性点が設けられているという結論に達しましたが、それだとトランス高圧2次側に中性点が必要ない理由には答えにならないと思いました。 高圧ー高圧トランスには地絡継電器がないのでしょうか?そんなはずはないですよね。

  • 中性点接地について

    接地について 神奈川のとあるビルで設備保守をしています。 初歩的な質問させていただきます。 3相3線式415/210Vのトランスから変圧し、動力盤3相200Vで負荷へ供給しております。そのブレーカーMCCBの一時側端子より中性線接地(B種)が盤内のC種接地(D種?)と接続されており共用になっております。この場合共用接地でも問題ないのでしょうか? 皆様宜しくお願い致します。

  • トランスの中性線の接地

    以前にACコンセントの接地について質問しまして柱上トランスでの接地という話しだったので電源トランスを使って実験してみたのですが 1次側AC100V2次側24Vで24V端子を黒、CT(12V)を白、0Vを赤で白線をアースに接地。赤-白、黒-白間に電球を接続して実験。説明どおりに動作し納得。が いまいち納得できないのが中性線のアースには電流が流れないのでしょうか? 黒→白はわかりますが白→黒の場合は白からアースへは落ちないのでしょうか? 黒の方が電位が低い(-)から黒側へ吸い込まれるのでアースへは電流は流れないといった感じなのでしょうか? 叉一次側で高電圧が発生した場合の電気の流れはどうなるのでしょうか?

  • 三相トランス変圧器の中性点アース線は混触した電流を

    三相トランス変圧器の中性点アース線は混触した電流を外に逃す役割だと思いますが、電気の一次側と二次側が混触していないときは離れていると思うのですが、一旦混触してしまうと人為的に中性点アース線を引き離さない限りはひたすら電気は中性点アース線を伝って地面に地絡し続けるのでしょうか? それとも電流がオーバーした混触分だけ中性点アースに流れて正常な電流になると勝手に中性点アースと電気は切り離されてるのでしょうか? あと一次と二次側が絶縁油で離れているので中性点アース線に電気が流れないのですよね?