除去体積による送り速度の変化について

このQ&Aのポイント
  • 除去体積を考慮した送り速度の算出方法はどうするのか?
  • 切削条件としての送り速度の調整について
  • 切込の要素となる縦方向と横方向の切込について
回答を見る
  • ベストアンサー

除去体積による送り速度の変化について

素人です.タイトルがわかりずらかったらすいません. 切削条件として送り速度Fは,F=N*f*Z,つまり回転数と一刃あたりの送り(と刃数)で求められると思うのですが,実際の切削では刃物がワークの中を進むのでFを少し調整する必要があると思うのです.その要素として縦方向の切込Adと横方向の切込Rdだと思います.事実,参考書に記載されてましたし,上の式にはそういう切込(送り速度との積で単位時間当たりの除去体積)が一切考慮されていないと思います. 私が見た,切込を考慮したFは,F=v*D*f*E/Rd*Ad(ただし,f:送り係数,E:エンドミル係数)というもので,一応刃数も反映されるようです(Eに含まれる).そして,Rdが0.1D以下のときは0.1Dとして計算,Adが0.5D以下のときは0.5Dとして計算します. 二つ目の式を見て,そうか!と思ったのですが,てきとうにアルミあたりを切削する場合を考えたとき送りが早くなりすぎるような気がします.径20の2枚刃エンドミル,Rd=5mm,Ad=10mmとします. F=80*20*52.6*1/5*10=1683.2mm/min これに見合う回転数は N=1683.2/2*0.1=8416r/m いや,これはいくらなんでも危険ではないでしょうか?5割落としても4000rpm・・・ 私は現場を知りませんし,勘とかそういうのがわかりません.だから数式に頼るしかないのです.5×10mmの切削を20mmエンドミルで行うとき,1500の送りは実際どうなんでしょう? よくわからない文章でしたが,一番教えてもらいたいのは除去体積を考慮した送り速度の算出方法はどういうふうにするのかということです.説明下手でしたがよろしくお願いいます.

noname#230358
noname#230358
  • 切削
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.2

それが、今はやりの高速マシニングの考え方の一歩です 加工条件が見つからない 紹介高速マシニングセンターのサイト http://www.niigata-techno.com/space8/s8_01.html 高速で回す時の問題点は、 1 工具のふれ  ↑ 高速対応のミーリングチャック http://www.nikken-kosakusho.co.jp/highspeed.htm や 焼きばめ ホルダー なんか 必要 http://tool.misumi.jp/practice/detail/detail52.html まあ、普通のミーリングでもぶん回せるけどね 2 発熱の問題 周速を上げると発熱します まあ、アルミの場合、熱伝導率がいいので、すぐさめるけど ナックなど シャレにならないほど上がります 刃物が溶ける ↑ 溶けてる動画が見つからない 私も何本も溶かしました サーマルクラックや構成刃先、アルミだと溶着なども問題になります それを防ぐために、コーティングされた刃物を使います 3 NCの処理速度 NCはGコードを読み処理していきます 加工速度が遅いと問題ないですが 加工速度が速くなるとあとに述べる、物理の壁や、処理速度が間に合わなくなります 4 物理の壁 車は急には止まれない ってことです 刃物先端部だけではなく NCのばあい、ヘッド自体が動きます その質量で、高速で急に方向転換したり 急発進、急減速、をすると  車は急に止まれない現象が起きます やるとわかるけど それを防ぐためには 剛性の高いマシニングを使う ハードウェア減速処理つきのものを使う(おまじないがあるんですよ) ソフトウェア減速付きのCAMを使う 5 重切削ができない 高速マシニングは 主軸の構造が、高速に回すためだけにできているものもあるので、結構もろい 昔使っていた奴は、Zもリニアだったため、ヘロヘロでした この間、展示会で見てきた奴は、すごかったですが 利点 1. 加工時間が短くなる 小径のエンドミルなら S30000 F10000 なんて加工条件もある 7時間かかってたやつが、30分はしゃれではありません 2. 鏡面に仕上げられる = 仕上げレス 普通、仕上げには、送りを落として、面粗度を上げますが 1刃当たりのの送りが面相度の要因の一つになります 回転数をものすごくあげ 送りを遅くすると、鏡面近くまで持って行けます 高速マシニングは、まだ浸透してなく、今までの経験とは、全く違うことを言っているので、年配者には受けいられにくいです しかし、こうゆう物を見せられると http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/video/index.html#solid 何も言えないでしょう とくに、この辺は、加工を知らない奴らのほうが、怖がらずやれます 中国あたりでは、平気でやっているんでしょうねぇ 7時間が30分は、だてじゃないので、暇な時に研究するのが一番です 最新のマシンでなくても 10000RPM  近くまでは回せる し 送りもそんなに遅くもないです ちなみにうちは樹脂で 樹脂メーカの推奨加工条件は 発砲系の樹脂は φ20で 16000rpm 一刃あたりの送りは0.5なので すべての工具が、頭切りで 8000rpm(NCメーカーがいう限界回転数)で 送りもMAX8000です ← G00と変わらない まあ、回答のほうにもすっぽり抜けてますが 質問内容の 径20の2枚刃エンドミル,Z切り込みRd=5mm,XY切り込みAd=10mmとします だと、テーブルを動かすのけ結構な動力が必要になる & 怖くてできない (経験則で、そんな加工はしない)です  UPカット と DOWNカット も絡んでくる (← 刃物が受ける力) ↑ 昔、ここで回答した覚えがあるのだが、2chで釣られて、絵まで描いて、見つからない ちなみに、DOWNは食い込まないけど UPは、食い込みます 関連質問 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=159031&event=QE0004 まあ、いろんな問題が絡んでくるのですけどね ワークの段取りとか もし加工条件を決めるなら 私なら、XY=1D Z切り込みは 3mm とし 回転数はメーカ推奨の周速から、送りは一刃あたりの送りを、そのまま回転数にかける (必然的に50%になる) ここから、条件テストをしてみます φ20のエンドミルで加工するなら チップ交換式の、スローアウェイとか使ったほうが、実は良かったりする http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=98307&event=QE0004 参考 http://www.mitsubishicarbide.net/mmc/jp/product/technical_information/index.html ↑ チップ交換式のものばかりだが、理屈は一緒

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました.はははさんは,ひょっとして,金型屋さんですか?私は金型ではないですが,製造業に・・・ 貴重なご意見ありがとうございました. いや,加工できなきゃ図面なんてかけないでしょう!!! いわゆる設計士!すごいです. 白状しますが,私はまだ訓練生(学生)の身なのでそれほど頻繁に加工はできません.でもエンドミルに興味が出てきて,独学で(?)勉強してるところです.本読む程度ですが...近いうちに会社に入ると思うんですが(うまくいけば),そうすると比較的加工する機会が増えると思うんですよ.そうなった時にある程度の予備知識をつけておきたいじゃないですか. まあそんな感じでがんばっています.知識オタクにならないように実践踏んでがんばっていきます.ありがとうございました.

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

送り速度は、ご推察の、径方向の切込み量と軸方向の切込み量に 加えて、刃数、ワークの材質、機械の主軸剛性、工具の突出し長さ、 など色々な要素が絡んできます。 机上で検討する場合は、先ずはメーカのカタログに掲載されている 推奨切削条件を参考とするのが無難と考えます。 ソリッドエンドミルの場合、 ?径方向の切込み量の小さい肩削り ?径方向全幅×軸方向は径サイズ以下の切込み量の溝削り に大別されます。 大雑把の目安の刃あたり送りは、 ?0.06~0.1mm/刃,?0.04~0.06mm/刃 ぐらいでしょう(アルミは除く)。 アルミの加工は工具仕様の差で、切削条件がとんでもなく異なります。 例えば、とあるメーカのφ20×2枚刃/刃長38mmのソリッドエンドミル の肩削りによる推奨切削条件は ・一般アルミ材用:4,800min-1,1,500mm/min(0.16mm/刃) ・航空機部品用 :8,000min-1,4,300mm/min(0.27mm/刃) ですので、ご質問の条件は十分あり得ると考えます。 さらに、切削液をキチンとかけて溶着を防ぐことにより、20,000min-1 以上の高回転速度で使用するケースもあります。 最初のご質問文の「送りから回転速度(回転数)を求める」ことに違和感が ありつつも、省略して回答させて頂きました。 まさにおっしゃるとおりです。 ワーク材質や種々の条件より切削速度を決定(例えばコーティングした超硬 ソリッドエンドミルで炭素鋼を切削する場合:100~200m/min)してから、 工具径と円周率を割り戻して回転速度を算出します。 (但しソリッドエンドミルのカタログには推奨切削条件を切削速度では なくて回転速度を掲載していることも多い) ご質問例において、超硬ソリッドエンドミルでアルミを加工する場合、最初 の回答の通り切削液をキチンとかければ、 回転速度5,000~10,000min-1,送り速度1,500mm/min の加工は十分に可能です。 (種類によっても異なりますが、一般的にアルミ合金は切削速度の制限は 少ないです) 但し、機械主軸の大きさ(BT40とかBT50とか)、モータ出力、エンドミルの 種類(アルミの場合はコーティング無しの方が良い)など、機械加工環境に よって、制限されることもお含みおき下さい。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。推奨切削条件を参考にもう少し勉強したいなと思います。 あと、確認したのですが、回転数は回転数で単独で算出するようです。質問の例でしたら1500mm/min程の送りで切削することになると思うのですが、大丈夫でしょうか?もしよろしければ回答ください。 ありがとうございます.切削に関しても工具に関しても知らないことばかりで,今勉強中です.送り速度を考えるとき,除去体積を考慮しないといけないのでは?と疑問におもい,質問しました.ありがとうございました.

関連するQ&A

  • 定格出力からの最大送り速度の求め方?

    技能検定からの問題なのですが、どれだけ考えても答えが出てきません。どうかお願い致します。 主軸回転速度300min-1乗以上で、定格出力5.5kWの主軸のマシニングセンタでのドリル加工をする場合において、次の条件で被削材(FC350)ををする場合の最大送り速度(mm/min)はどう求めたらよいでしょうか? 1、ドリル径 φ32mm 2、切削速度 35m/min 3、円周率  3.14 4、切削動力・計算式(NATCO式) (式) P(kW)=KD2乗n(0.667×17.29f)×10の-6乗 P=切削動力(kW) D=ドリル径 n=主軸回転速度min-1乗 f=一回点あたりの送り量(mm/rev) K=素材係数で被削材FC350{引っ張り強さ(N/m?)・材料係数(1.88) という条件です。 最初に主軸回転数N=1000V/πDで348.32min-1乗と求めました。 そして、計算式にあわせて 5.5=1.88×32の2乗×348.32×(0.674×17.29f)×10の-6乗 5.5=7.494f f=0.7333(一回転の送り量) F=fNで、0.7333×348.32=255.42 となって 最大送りは、255mm/minとなってしまいます。 答えはもっと遅い送り速度になるのですが、どうもとめたらよいでしょか? ものすごく悩んでいます。

  • 正面フライスの切削条件

    丸材からの六面体加工をしています.そのとき正面フライスを使うのですが,送り速度がいまいちわかりません.正面フライスの切削条件ですが, D80 送り0.2mm/rev 切削速度150m/mim 5枚刃 で加工しています.S45Cです. 回転数=80*150/320=600rpm で,送り速度は600*0.2*5=600mm/min となるかと思うのですが,これでいいんでしょうか.速い気がします.そして切削後は荒いなんてもんじゃないです. なので削るときは送りを100mm/minまで落として加工してます. 仕上げでは0.2~0.05mmの切込で切削しましたが(600送りと比べると明らかになめらかではありますが)見た感じワークの表面が曇っていてきれいになりません. いろいろ調べたところ,削りながら送りを探る,みたいなのですがベテランの方どうかご教授願います.それと,六面体加工のとき,丸材をノコ盤などで角材に近づけてからでも加工できますか?

  • ボールエンドミルの送り方向による切削性の違いにつ…

    ボールエンドミルの送り方向による切削性の違いについて ボールエンドミルで曲面を加工するとき、等高線加工等のXY平面上で工具が 移動する場合と面沿い加工等でXYZ同時に工具が移動する場合があります。 これら2つのケースで切り込みの面積が同じとき、切削性に違いは出るのでしょうか? 極端な例としてX方向のみ移動する場合とZ方向のみ移動する場合(完全な縦送り)ではどうなるのでしょうか?送り速度はどちらも同じで切り込みはボールエンドミルの径に対して十分に小さいとします。また側面刃は考えないこととします。X方向のみの移動の場合ボールの底面付近で削っていくのに対してZ方向のみの移動の場合側面で削っていくことになります。 切り込んだ状態のボールの絵を書いたとき2つの例でまったく同じ状態になります(実加工径が違うので切削速度は異なりますが)。1回転あたりに切り込む量も同じです。 ボールエンドミルの仕上げでどのような加工方法をとるか悩んでいます。自分一人で考えていてもなかなか答えが出ないので質問させていただきました。 よろしくお願いします。

  • Z切り込み速度

    マシニングセンターにおいて、 SKDなどの材質をハイスのエンドミル(2まい刃)で切り込んでいく時 一般的なZ切り込みの送り速度Fの速度はどれくらいのものでしょうか? 一分間に30ミリ程度でしょうか? お願いします。

  • Z方向の送りFについて

    比較的小径のエンドミル(φ13)にて溝加工をしています。現在、エンドミルの損傷が激しく、なるべくZ方向の切り込み深さを小さくして、XY方向の送りFを上げたいと考えているのですが、そうすると切り込み回数が増えて非常に加工時間が多くなってしまいます。その原因はZ方向の送りFが遅いせいだと思います。F=20で切り込んでいるのですが、どのくらいまでZ方向Fを上げることが可能なのでしょうか? 材質はS50C、EMはFEM超硬2枚刃、S=13000(マシン限界)、溝深さ0.6mmです。 よろしくお願い致します。

  • 切削条件について。

    こんにちは。 うちの会社では昔からの習慣なのか、切削するときに音や感覚だけで加工しております。 使ったことのない刃物でも例えば12ハイのエンドミルならだいたい回転1000~1500回転で手動でハンドル回しております。 入社して3年になりますが、私もそのように教えられている為、工具カタログなどの条件はさほど気にしていませんでした^^; しかし、やはり刃物寿命などを考えると、条件とか考えた方がよいのかなと思い、勉強し始めました。 そこで皆さんに教えていただきたいのですが… イゲタロイのウェーブミルWEX型 WEX 2000E 63ハイ(6枚刃) ワーク45C 推奨条件 切り込み量5 切削幅16? 切削速度250 1刃送り0.25 とかいてあります。 これを切削速度やら切削送りの計算に入れると… 回転S1263 切削送りF1894.5になりますよね?? 5?の切り込みでこの送り…本当に大丈夫なのでしょうか… 怖くて実行できないです。 計算まちがっているのかな? どなたか解説お願いします。 また必要な情報がありましたら言ってください。 補足します^^;

  • 超硬ボールエンドミルの荒加工、仕上げ加工

    こんにちは、今回始めて私の会社で超硬ボールエンドミルを使いまして荒加工、仕上げ加工をする事になりました。従来は時間の関係でラフィングボールエンドミルを使っていましたが、今回の仕事につきましては小径を使う個所が、多くある為に超硬ボールエンドミルを使いまして、荒加工、仕上げ加工を行う事になりました。 私の機械では最速が6000回転で、本来ですと10000回転ぐらい必要かと思いますが、できましたら6000回転以下からの条件で、切削条件を教えて頂けないでしょうか。 加工物は、深さが約30.0mm 、形状の段曲げ、それを45度曲げ(山形)、それを90度曲げ(2段曲げ)となっています。 使用エンドミルは日進工具MRB230深リブボールエンドミル(3R)を使用します。 (知りたい情報は) 荒加工の切り込みピッチ(xR)+切り込み深さ 回転数、送り速度 仕上げ加工の切り込みピッチ(xR)+切り込み深さ。 回転数、送り速度 その他の超硬ボールエンドミルの条件でも切削条件が御座いましたら、お願い申し上げます。 以上。アドバイスを宜しくお願い申し上げます。  

  • 切削条件

    メーカーカタログの切削条件を参考に 加工してるのですが、 例えば、溝加工をしていて、カタログには、 切り込み量が、0.5Dとします。 10パイのエンドミルであれば、5mmまで 切り込んで加工ということになると思うのですが、 切り込み量の範囲以内であれば、切削条件は、一緒で いいのでしょうか? それとも切り込む量が多いほど、条件を落とした方が いいのでしょうか? ちなみに、条件を落とす場合、回転数と切削速度を 一緒に落とすのか、どちらかだけを落としたほうが、 いいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 小径のローレット加工について

    アルミの直径10mmの丸棒に切削ローレット駒(アヤ目)を使ってNC旋盤を使い加工しているんですが、 きれいにできるときと、滑って目が重なってしまう時があります。 きれいに目が出ないときのほうが多いのですが、どう調整するといいのでしょうか? 使用バイトはスーパーツールの切削ローレットホルダーアヤ目用とアヤ目用の駒です チャックからの突き出しは60mmあり、端面から5mmの位置から35mmアヤ目をつけたいです。 条件はS500 切り込み量は0.9mm 駒が当たるまでの送り速度はF0.08 2秒間のドゥエルをかけたのち Z方向の送り速度はF0.1 で加工しています 送り速度を変えてみたり、回転数を変えてみたりはしてみたのですが、 なかなかうまくいきません ご指導宜しくお願いします

  • 回転数 送り速度 について

    MCの回転・送りの設定がわかりません。初心者ですがよろしくお願いします。  普段使っている方法はφ10エンドミルだと、 N=(1000×V)÷(π×D) N=(1000×25)÷(3.14×10) N=796.178 D …工具径 V(切削速度)は表を参考に決めている。 表一部抜粋 エンドミル  フルバック(荒加工) フルバック(仕上げ)       (ハイス)   (超鋼)       (超鋼) S45C     15~20      …         … S25C      30       …         … 鋳鉄      24       …         … 銅       50       …         … ニウム     150      …         …                  ※ <…>は数値を省略したものである  送りも同じように、 F=f×Z×N F=0.05×4×約796 F=158 f…一刃辺りの工作物送り量、普段0.05でやっている。 Z…刃の数 N…回転数、上で求めた値    このように、S(分速回転数)…796mm   F(分速送り)…158mm と計算しています。上に表の一部を書きましたが、色々な本を見ても部分的な材質の数値しか書かれていなく(例えば上の表だと超鋼のエンドミルについては載ってはいない、そこで色々な本から値を引っ張ってきて補いながら使っています)、また数値自体も本によって違っています。  更に、ほとんどの場合こうやって出した数値は速度がとても速いように感じます(エンドミルが鳴く)。したがって、実際の加工ではこうして出した数値よりも大分小さめにして、更にオーバーライド(レバーやボタン)を使って調節しながらやってます。このような計算法方、また加工方法で誤りはないでしょうか。よろしくお願いします。    またMCで加工する際は、汎用機で加工するときよりも回転数を大幅に上げることができるという感覚が自分にはよくつかめません。カタログなどを見るとS3000(分速)ミリ、F1000(分速)ミリというのをよく見ます。F1000というとドライランのスピードですし、一度8ミリヘビーエンドミルS2500・F1000・Z-3.0で試したことがありますが、刃先がかけてしまいました。どういう理由でMCで加工する際に回転を、フライスで加工するときよりも大幅に上げることができるのでしょうか。MCはフライスよりも頑丈なギヤを使ってのでしょうか。主軸の構造自体に、汎用機とMCとではぜんぜん違っているのでしょうか。  そもそも、同じ材料、同じ工具を用いているのに、どうしてMCとフライスで回転・送り数が違うのでしょうか。これについても答えてもらえれば有り難いです。宜しくお願いします。 非常に初歩な質問かもしれませんが、宜しくお願いします。また、回転送り数について書かれた非常に体系的な本があれば紹介してもらえれば幸いです。 色々な意見があってとても一義には見れない問題です。実際の経験なので誰も間違ったことは言っていないと思うので、とても難しいです。