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シャフト芯ぶれの直し方と道具について
- シャフト芯ぶれの直し方や必要な道具について教えてください。
- シャフト芯ぶれを修正し、研削盤加工を行うための方法や注意点を教えてください。
- シャフト芯ぶれをゼロにするための効果的な方法や道具について教えてください。
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センター穴の再加工ですが、フライス盤加工は御検討されましたでしょうか。 一般的な大きさの横フライス盤あるいは横M/Cならばバイスにつかんで簡単に加工できます。 センタ穴の大きさに制約が無いならば、外径の中心にセンタ穴を加工しなおせば良いわけですから、ワークをセットして外径で芯出し、元のセンタ穴の面がなくなるまで大きく・深く加工するということになります。 また、縦フライス盤や縦M/Cでも、50番クラスの主軸の機械なら高さ500mmの加工ができる機械も珍しくはありません。 その場合ワークのセットは、バイスをイケールや金桝などの直角アタッチメントに取り付けるか、60mm以上の貫通穴を持つチャック(おおむね8インチクラス)を適当なブロックの上に載せて(いわゆる下駄を履かせる)つかむということになり、横型で加工するよりは段取りに道具立てと手間が要りますが、さほど特殊なものではありません。 シャフトだからといって旋盤加工と決まったものでもなく、主軸貫通穴にワークが収まるよほどの大型旋盤でもない限り、振れ止めをかけたりと手間がかかることを考えれば、フライス盤加工のほうが楽ではないでしょうか。 なお、老婆心ながら、いずれにしても、センタ穴の再加工では「センタードリル」を使わないことが肝心です。 センタードリル先端の小径部分は穴を径方向(横、すなわちずれを修正する方向)に削る能力がほとんどないので、元の芯ぶれ穴にこじられて修正が不完全になったり最悪刃具折れとなったりします。 センター穴フライスなどの角度付フライスでセンター穴のテーパー部を正しく仕上げた後に、必要ならその奥に油溜めの小径穴を再加工するのが良いでしょう。
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通常、どうしても両センタでの加工を望むなら 1.旋盤にてもう一度センター穴を削り直すか 2.心押し側のセンターを高さ・前後方向(X-Y軸)に調整すれば、0.02ぐらいまでは調整できると思います。(フランジ型のセンターを作る事が出来れば楽です) 3.回答 1 の方と同じで、ダミーのセンターを瞬間接着剤で貼り付ける 両センターでは無いですが 4.片側をチャックにて把握して(旋回型主軸台が必要)振れ止めを使い加工します。 5.貫通穴の大きな内研があるなら、内研で外形を研磨する事も可能です。 6.センターレスの静止で研磨 問題はなぜ芯振れをしているのか。 加工の行程での問題か、熱処理の問題か、リピートの可能性があれば確認が必要だと思います。
お礼
回答有難うございます。 とりあえずセンター穴の再加工の方向で考えたいと思います。 芯ぶれの要因に関しましては、今回外注業者から入ってきた品物ですので、外注先に確認したいと思います。 丁寧に説明していただき有難うございました。 また宜しくお願いします。
・センター穴研削盤は『道具』とは言えないし ・旋盤で再加工/修正はできないことないが、ガッチリ掴めることが前提。 チャックにФ57が通らないし ・放電加工機には長さ400がネックになるし ・リュータでの修正は材質SUS316では面倒だし 実に意地悪な条件ですね。。。。 ダミー板を強力なエポキシ系接着剤で貼り付けて旋盤に取付け、そろりとあけ直す、、、位でしょうか?
お礼
回答有難うございます。 旋盤にてセンター穴の再加工の方向で考えたいと思います。 センター穴研削盤という物が有るとは知りませんでした。 勉強になりました。 有難うございました。 また宜しくお願いします。
お礼
回答有難うございます。 横型のフライス盤 M/Cは残念ながら有りませんので、縦型M/Cにてストロークを計ってみます。 ストローク的にいけそうならこの方法も考えたいと思います。 再加工の際にセンタードリルを使わないと言うのは、確かにいえると思いますね! おそらくそのまま突っ込んだら先端が、前の穴に沿って片当たりの様な状態になる可能性が大きいと思います。 参考になりました! 適切なアドバイス有難うございました。 また宜しくお願いします。