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センタレス・インフィード研削でツヅミ形状が発生する原因と解決方法
- センタレス研削において、インフィード研削で研削面がツヅミ形状になる原因として、取り代が多いことが挙げられます。
- ただし、加工物によってはドレス直後はツヅミ形状でも加工していくうちに直ることもあります。
- スルーフィードよりもインフィード研削の場合、傾斜角や修正角を使ってツヅミ形状を直すことができます。
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こんにちわ。 つづみ形状とは中細みと言うことかな?何μ位ですか? スルーでの寸法は容易にでますが停止研削では何μかはバラつきが出ます。 考えられる理由としては、?ドレッサー?ブレード?ローラーです。 ?ドレスは重要です。ダイヤモンドが適正か?弊社でもありましたが、工業用ダイヤモンドなら何処も一緒。安ければと思い痛い目あいました。ドレッサーの条件も色々と試してください。(ドレス切り込み量、ドレス速度) ?ブレードですがどの様なタイプのブレードをお使いですか?また、芯高、砥石との隙間、なども関係してきます。楕円や多角形になるとマイクロメーターで計るとばらつきます。加工したものを旋盤のチャックなどでくわえてダイヤルで見てみてください。変な振り方していませんか? ?ローラーはマメにドレスしていますか?砥石と同じでドレスは大変重要です。 砥石ですがセラミック系はSKHなどの高硬度鋼用などではないでしょうか? 弊社でもバラつき(砥石幅200で2μ位)がでますが、結局は腕でカバーしている状態です。色々とやりかたを工夫してみてください。
ドレッサーの調整で改善されると思いますが。 砥石軸と平行にドレスが出来ていなければ砥石はツヅミ形状になります。 停止研削での理論上は 砥石・調整車・ブレード が全て平行が望ましいはずです。 スルーと併用して使う場合はどちらかの設定を犠牲にして 両用 出来る設定にされている為だと思いますが。 センターレスの場合 実際の平行は非常に測定が困難です。 上手く測定出来る治具があれば目盛だけに頼らず調整が可能です。
補足
回答ありがとうございます。 ドレッサーの調整とは、調整車側のOFFSET位置のことなのでしょうか? 機械メーカーさんの取扱説明書を見るとドレッサーの刃先の位置が目盛の0の位置に来るようにセッティングするように説明されているみたいなのですが(まだよく理解してません)、使用している機械の位置はちょっとズレているような感じです。これが影響しているのでしょか? ただ、OFFSETの算出方法がわかりません。もしよろしければ、教えていただけませんか? 因みに修正角は0°です。
お礼
回答ありがとうございます。 つづみ形状とはまさに、中細みのことです。公差20μに対して酷い時は10μ位に(取り代0.18?位)なります。荒研⇒仕上げで取り代を減らして加工すると問題ないのですが、生産性のため一発仕上げをしています。 ?弊社のことなので恐らく安い物を使用しています。ドレス方法も色々試してはいますが改善されません。 ?ブレードは角70°位の物を使用しています。芯高や隙間などはツヅミ形状同様に悩み途中です(聞く人によって回答がバラバラで…)。自分なりに調整している限りでは、ローラー側を広めにすると真円度は良くなりますが、つづみ形状になり易い、狭くするとその逆になるといったところで悪戦苦闘状態です。 ?ローラーのドレスはマメにやっている方だと思います。 砥石やダイヤモンドの選定はは立ち上げ時に(かなり昔だと思います。)機械メーカーさんとの打ち合わせで決めた物だと思います。 わが社も、先輩たちを見ていると結局は腕でカバーしているような状態です。私も、もう少しがんばってみます。 ありがとうございました。