ステンのネジがかじりつく理由と防止方法と注意点

このQ&Aのポイント
  • ステンレスネジがなぜかじりつくのかについて、理論的な説明をお求めです。ステンレスネジは鉄系のネジに比べてかじりつきが起こりやすい傾向がありますが、具体的な理由は何でしょうか。
  • ステンレスネジのかじりつきを防ぐ方法についても知りたいとのことです。潤滑材の塗布は有効ですが、クリーンルームの場合は基本的に潤滑材を使用することはできません。他に効果的な防止方法はあるのでしょうか。
  • また、SUSネジの取り扱いに気をつけるポイントについてもお聞きしたいです。SUSネジの取り扱いで注意すべきことや、良い取り扱い方法があれば教えてください。
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ステンのネジはなぜよくかじりつくのか

当方では医薬製造の為生産設備にほとんどSUSのネジを使っていますが生産品目切り替え等でネジを脱着する時かじりつきが起こり大変困っております。 自分としては過去の経験やかじりつきを見ており鉄系のネジに比べかじりつきが起こりやすい事は体験として分かっておりますが回りの人になぜかじりつくのかを説明が出来ません。(SUSが材質面でなりやすい程度では)理論的な事を教えていただきたい。又かじりつきの防止方法もわかればあわせてお願いしたい。(潤滑材の塗布は有効ですがクリーンルームであり基本的に潤滑材は使えません)他にSUSねじの取り扱いで気をつけたら良いこと等もお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

かじり防止剤を使えないとして...             有効と思われる対策は... 1.電動ドライバは絶対使用しない   手で行うときも、力のかかるところでは、超ゆっくり回す 2.ねじ山が変形したネジ、ナットは廃棄する 3.ネジのねじ込みは必ず手で行う 4.ネジは垂直にねじ込む 5.カバーを止めるなど力が掛からないネジは固くねじ込まない    (緩みどめに菊座金などを併用) 6.板を固定したときにネジに無理な力がかからない   ように、止め穴に余裕をつける(バカ穴化) 7.SUS304などのオーステナイト系のネジは   使用しない 8.ネジをチタンやエンプラ製のものにする 9.細めネジのボルト、ナットを使っている場合、並目ネジの   方がねじ山が大きく変形しにくいため、かじりが少ない 10.場所にもよるが、スライドナットなどの薄板のものを使用    する。  11.ネジ止めをやめて、強力磁石などで固定する 一般に雄ネジの山の方が弱いので、かじる場合はほとんど雄ネジです ボルトとナットが同じ材質の場合がモットもかじり安くなります。 ネジ山に加わる締結力は最初の数山に集中し、発熱→かじりと なるようです。特にステンレスは熱が逃げません。 一度かじったネジは表面が粗くなるため、再びかじる可能性 が高くなります。このため女ネジ側も交換したいところです。 クリーンルームで使用が認められているグリスなどもあるので 使ってみてください。

noname#230358
質問者

お礼

今回幅広い人たちに教育をする事荷なり、この内容は大変役に立つものと 喜んでおります。 又何かありましたら教えていただきますようお願いいたします。

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noname#230359
noname#230359
回答No.5

素人ですが私の取引先も結構困っているようで対策を いくつか話を聞いたことがあります。 ・電解研磨で表面を滑らかにしたもの使用する ・メッキなどコーティングしたものを使用する ・硬いネジを使用する そうです。 検索していくつクリーンルーム対応のネジが見つかりました↓ http://www.e-nedzi.com/ http://www.sdc-tanaka.co.jp/html/product-sdc.html 何か見つかるかもしれません。検索してみてください。 イプロス↓ http://www.ipros.jp/ipros/contents/grandTop.do?bannerId=3

noname#230358
質問者

お礼

早速のアドバイスありがとう御座いました。 参考にさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

>鉄系のネジ がどうなってるかが、殆ど回答のように思います。 錆を防ぐため、全て亜鉛めっきまたは黒色酸化被膜が施されてます。 亜鉛めっきは(固体)潤滑として金属同士の接触を防ぐように作用するし、黒色酸化被膜はそれだけでは防錆効果が薄いので油を付けるのが普通です。カジリにくいのはこれらの効果です。 ステンレスボルトもパッシベート処理という、合金元素であるクロムの酸化膜を表面に付けますが、この膜で防錆効果は充分発揮されるので、前記のような油は付けない。また油を嫌う用途が非常に多いことがあります。 下記サイトでステンレス自体の本質的な差異も議論されてます(?の項目も)。対策として ・二硫化モリブデンの塗布 ・テフロン系の樹脂皮膜 ・その他潤滑剤の塗布又は皮膜 が挙がってますが、クリーンルーム内では不可能なもの、慎重に評価すべきものがあることは注意する必要があります。

参考URL:
http://www.maruemu.co.jp/catalog/original/mcoat.html
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 大いに参考にさせていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ステンレス鋼の代表的な物は、SUS304です。 この材料は、防錆に優れていますが、粘りが強い材料です。 そして、加工硬化で、硬くもなります。 さて、SUS304を追加工した時に、SS400等の鋼板より穴が開け難かった 経験はありませんか? それは、前述の“粘りが強い”&“加工硬化”が要因です。 また。径の小さいねじ穴(タップ)加工をする場合も、同要因で難しい。 因って、防錆が落ちても良い環境での使用は、SUS303を使用して、加工性 を上げます。 また、SUS316もSUS316Lを使用する理由が、同様の理由です。 以上が、アドバイスです。以下がその関連サイトですので、確認を。 http://www.hsk.ecnet.jp/sus-kaisetu.htm http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/product/market/32stainless/idx.htm

noname#230358
質問者

お礼

実際経験していてもなかなか言葉での表現がしにくいもので アドバイスいただいたことを今後に生かしていきたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1
noname#230358
質問者

お礼

メール等を使いこなせておりませんので大変役に立ちます。 ありがとう御座いました。

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