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植物性の水溶性切削油って優しいの?
- 会社で「地球環境に優しい」をキーワードに水溶性切削油を探そうとしていますが、植物性の切削油は環境・人体に安全性が高いと言われています。しかし、カタログ上の植物油の含有率が45%であるため、植物性油高含有の水溶性切削油ではないのか疑問です。
- さらに、水で20倍に薄めて使用することを考えると、植物もバイオ燃料として需要が高まり森林伐採やCO2の増加につながる可能性があります。そのため、現在の鉱物油水溶性切削油から変える必要があるのか考えてしまいます。
- しかし、この問題についてはまだ明確な答えが出ていないため、判断に困っています。
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ウチでも使っているが、管理をきちんとすれば1年以上もちますよ 2~3日ってことは無い
バクテリアの発生による問題が非常に大きいのですが 正式なデータが公表されていません 私の実験データでは、30℃以上で使用した場合は2-3日で廃棄する必要がありました 使用目的とレベルの問題です
まず産業廃棄物の観点から考えます。 水溶性切削油は、硫酸バンド等により分解され、上に油。下に水と残渣。に分離されます。下の水は中和され、海洋投棄。残渣は焼却後埋立て。上の油は、発電所等の重油と一緒に燃焼となります。 この油(植物性油、合成脂肪酸、油性向上剤)については、京都議定書の地球温暖化のCO2排出にはならず、地球の通常の循環となります。 ひとりのできることは、ほんのわずかに思われますが、地球規模ではそれが大きな力になるのではないでしょうか。 植物油のみ高含有にしても、界面活性剤、防錆剤、植物油の酸化防止剤、切削性向上剤が少なくなりますから、いろいろな問題が逆に心配ではないでしょうか。 ともあれ、性能、コスト(1缶、一万円ちょっと)より、大同化学工業の シミロン RS-6 を検討に加えられることをおすすめします。
初めに、植物性100%のクーラントは市販されています。(BlaserSwissLube社・Vasco1000が製造社・製品名です。) 時代背景は、貴方の情報も間違っていませんと思います。更に、一情報を提供しますと、過去、クーラントに切削性向上の為、塩素系・硫黄系等が添加されています。化学薬品が昨今、危険性・人体に対する問題が提起されています。そこで、切削性能を低下せずに添加剤の代替を考慮した結果、基油(ベースオイル)に油膜強度が強い・植物油に再び日の目が当った訳です。以前から植物油の油膜強度が強い事は知られていたのですが、酸化と、水中に分散した場合腐敗等の問題(バクテリアに攻撃され易い等)が鉱油よりも問題が有ったようです。 その欠点を克服して、世界に先駆けて製品化されたのが前記製品との情報を得ています。
植物油は地球環境に優しいのでしょう、きっと。 たぶん、地下資源のことやら、廃棄処分についてなんでしょうけどね。 植物油の原料は、専用農園で作られます、森林を伐採して植物を植えていますから、 Co2は心配ないんでしょうけど、植物相のバランスを崩しているのではないかと思うので、その辺は考える必要があると思います。 たとえば「パーム椰子」、 インドネシアではパーム椰子農場のおかげでマレー象の生息地域が激減していて、 しかも、マレー象はパーム椰子が大好物。 だから農場ではフェンスに電流を流しているそうです。 んで、そのパーム椰子はほとんど日本へやってくるって聞いたことがあります(たぶんNHK) まぁたしかに、それはあちらの行政の問題ですが。 ぱーむ椰子農園が広がるのに、自分達も荷担していると考えたら、切ないですよね。 ただし、国際社会やわれわれ日本人の利益を考えたら植物油と言う選択は有効です。