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森林と農作物のCO2の吸収量はどちらが多い?

バイオ燃料が地球温暖化防止に役立つを聞きますが,森林を農耕地に開墾して本当に効果があるのか疑問に思っています。 そこで質問, 成熟した森林と穀物畑のCO2の吸収量はそれぞれどれだけでしょうか。具体的な数値でお答え頂けるとうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • duket
  • ベストアンサー率72% (18/25)
回答No.2

質問に直接答えれば、私もadkoriさんの回答は同じで、吸収量は0だと思います。 「成熟した」森林という限定をつければ、成熟したというのはそれ以上成長しないと考えられるので、二酸化炭素の吸収量と排出量がバランスしており、したがって、新たなCO2吸収量は0です。  バイオ燃料は、植物を成長させる間は、二酸化炭素を吸収しますが、それを使ってしまえば二酸化炭素を出すので、差し引き0です。ただし、これによって、化石燃料の使用を減らすことができれば、二酸化炭素の排出量の削減には役に立つのかもしれません。  しかし、ここで注意する必要があるのは、森林を開墾することで、森林に溜め込んでいた二酸化炭素を一度排出してしまうことです。ひとつ研究を紹介しておきますが、森林で開墾して放出した二酸化炭素分を、バイオ燃料(パーム油)を作ることで取り戻すには75年から93年もかかってしまうそうです。 http://www.nature.com/climate/2009/0901/full/climate.2008.137.html

sensyu29
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 役に立ちました。

その他の回答 (1)

  • adkori
  • ベストアンサー率31% (221/705)
回答No.1

具体的な数値で言うと、おそらくどちらもゼロでしょう。 成熟した森林はバイオマス量としては平衡状態にあります(樹木などの成長に伴う二酸化炭素の固定量と 腐敗等による二酸化炭素の排出がほぼ同量)し、 農耕地では収穫された作物は食料として消費され二酸化炭素に戻っていますし、耕地では二酸化炭素は固定されません。 森林から適度に木材を伐採し、長期にわたって木材として利用すれば二酸化炭素が固定化されたと言っても良いでしょうが。

sensyu29
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 成熟した森林は平衡状態にあるのですね。

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