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ブラジルのバイオエタノール普及とアマゾン熱帯樹林の減少の関係

学校で地球温暖化のこと調べてます。 それで気になったのが最近話題のバイオマス燃料のことです。 その代表ともいえるブラジルで普及してるバイオエタノール 自動車のことですが、 本当に地球環境にやさしいのかって疑問に思いました。 というのは今、問題となっているアマゾンの熱帯樹林の減少 と焼畑農業によるとうもろこしやさとうきび畑の拡大が バイオエタノールの普及と関係ないかってこと。 もし関係あるなら、森林よりはるかに二酸化炭素吸収効率が 低い農地の拡大は温暖化防止に逆行していますよね。 誰か知ってる人いますか?

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  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

ブラジルは沖合いの海底油田が発見されるまで、厳しい経済状況の中で自動車へのエタノール利用を、国家経済的観点で促進していました。 また需要を作り出す為の公共事業として、アマゾンのジャングルを開墾する事を続けていて(現在は中止)、広大な開墾地が生産を行われずに残っています。 数字を上げていきますと、サトウキビの作付面積500万ha、全作物の作付5300万ha、可能耕作地3億2000万haと言われ、日本の全面積が3800万haである事からもその広大さが判ります。 従って、現時点からの二酸化炭素収支で言えば、未耕地を新たなサトウキビ生育に使用すれば、光合成が行われないところに行われる様になると言うことで、効果があると断言できます。 今までの事に関しては、「?」ですが、それは先進国側も同罪ですから・・・・。

mo3855
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

mo3855
質問者

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広大な開墾地があることは知りませんでした。 勉強になにりました。

その他の回答 (4)

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.5

 はっきりいって、出来上がった森林はほとんどCO2を吸収しません。もちろん成長中なら吸収しますが、生えるだけ生えきってしまえば、それ以上の吸収はほとんど起きません。むしろサトウキビや穀物の農地が一番CO2を吸収します。もちろん吸収したCO2は、食べる、エタノールにして燃やされる、といったことで、結局CO2にもどって放出されますが、ただただ原油を燃やしてCO2を放出する一方より、いったん畑で吸収するほうがましということです。  あと日本はバイオエタノールは輸入だから、輸送にCO2を放出するという話をしていますが、もちろん原油を輸入するときもCO2を放出しています。

mo3855
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

mo3855
質問者

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出来上がった森林より農地のほうがCO2を吸収するって はじめて聞きました。ぼくが調べたのとは逆だったから です。

回答No.3

mo3855さん,こんばんは。 アマゾンへは,私自身は行ったことはありませんが,職場の同僚が調査にひんぱんに出かけていますので,現場の生の話を聞いたり,人工衛星から画像解析して,土地変化を追跡しているのを解説してもらったりという環境におります。 アマゾンの熱帯雨林減少の主な理由の一つに,牧草地への転換によるものがあると聞いたことがあります。樹木を大規模に全て伐採(皆伐といいます)し,火を入れ焼き払ってできた広大な土地で牛などを飼育します。牛は牛肉となって消費されます。 牛は牧草を食べて育ちますが,牧草が生えると,牧草が伸びるのに土地の栄養分を吸収していきますので,やがて,土地がやせきって牧草が育たなくなります。やせきった土地に肥料を入れればまた牧草が生えるようになるでしょうが,莫大な化学肥料代を費やすよりは,新たに森林を牧草地に変えた方が,肥料にかかる人件費などを考えても手っ取り早いということになるのだそうです。もちろん,化学肥料は石油から作られるものです。 やせきった土地に,緑がよみがえるのは,簡単なことではありません。焼畑農業は日本でも行われてきた伝統的な農法ですが,この特徴として,新たに開墾した土地(人力で耕せる程度の小面積)で,永続的に耕作をしないということが挙げられます。つまり,作物を一定期間育てた後,土地を数年から十数年以上休ませて,やせた土地を元に戻すようにするのです。これは,周囲から草の種や樹木の種がやってきて,また森林に戻っていく自然の力を利用するのです。 バイオエタノールを燃焼させて発生する二炭化炭素の量より,サトウキビ農地での二酸化炭素吸収量が多いので,環境にやさしいといわれているようですが,日本はバイオエタノールをほとんど「輸入」していますので,輸送の際に発生する二酸化炭素の値を考えると,微妙な感じがしますね。

mo3855
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.2

この問題を考える前提として、二酸化炭素排出量削減についての森林の効果を少し整理しておいたほうが良いと思います。 森林の二酸化炭素排出量削減効果は、森林に蓄積される炭素量とエネルギー利用で考えます。どんなに豊かな森林であっても、定常状態にあって全体として成長による体積増加がなく、その森林から燃料を得ていないのであれば、二酸化炭素排出量削減には寄与しません。 樹木は自然のままにしておくと、成長により二酸化炭素を吸収して炭素を固定しても枯れたときに微生物による分解などによって、再び二酸化炭素を放出してしまいます。 定常状態にある森林では成長による二酸化炭素吸収と分解による二酸化炭素排出が同じ量になっています。 分解される前に人間が直接、または木材として利用し、廃材を燃料として利用すれば、その分の化石燃料消費が減り、二酸化炭素排出量が削減できます。 従って、森林に二酸化炭素排出削減を求めるならば、人間による手入れや管理が必要で、自然のままに放置していても効果は高くありません。 つまり、農地より森林が二酸化炭素排出削減に効果があるとは一概にいえず、 維持管理ができていない森林よりも、エネルギー利用を目的とした作物を栽培する農地ほうが、二酸化炭素排出削減効果が高い可能性があります。 また、ブラジルのエタノール用のサトウキビ栽培によって、熱帯樹林が減少するという考えには注意が必要です。 ブラジルの耕作面積約9000万haのうち、サトウキビの栽培面積は580万haで、僅か6.4%です。(2005年 FAO Stateから) つまり、ブラジルの熱帯樹林はエタノール用サトウキビだけが原因で減少しているのではありません。エタノールが無関係とは言いませんが、それよりもブラジル農業全体の構造的な問題と捉えるべきでしょう。

mo3855
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • B_D_C
  • ベストアンサー率41% (32/78)
回答No.1

ご指摘のとおりだと思います。 テレビでもやっていましたが、畑をつくるために森林を伐採、焼き払っていました。森林のほうが二酸化炭素の吸収がいいのにね。 人間って目先のものにとらわれがち。 でも彼らもお金がほしいからそうするわけで。 彼らだけの問題ではありません。 彼らがそうしなくてもいいように、われわれに何ができるか考え、行動することが大切です。 木を見て、森を見ずにならないようにです。 勉強というよりも、学習してください。 (勉強というと強制されている感じしませんか?)

mo3855
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 強制されるのは嫌いなので、自分の調べたいことを 学習していきたいと思います。

mo3855
質問者

補足

ぼくが思っていたとおりなんですね。

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