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バイオエタノール3

これは自分が思ったのですが、遺伝子組み換えの技術を使えば簡単に原料が手に入ると思ったのですが、どうなんでしょうか? 返信よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.4

「遺伝子組み換え技術を使えば簡単に原料が手に入る」とはいかないまでも、バイオエタノールにとって非常に重要な技術になることは間違いないと思います。 遺伝子組み換えはバイオエタノールにとって二つの段階で関係してきます。 ひとつは、エタノール原料作物です。エタノール用というわけではありませんがトウモロコシについては既にモンサント社やシンジェンタ社などによって遺伝子組み換え品種が出ていて、栽培されています。エタノールは食物にするわけではないのですから、味や見かけはかまいません。とにかくたくさん収穫できる品種や農薬のいらない品種、たんぱく質や油分はいらないので、とにかく糖分の多い品種などがバイオエタノールの生産性を高めます。多分、もう開発が始まっていると思います。 もうひとつは、発酵工程です。食べ物を燃料にするのはケシカランという人もいて、ワラや雑草、木材からエタノールを作ることが試みられています。しかし、これらの原料中のセルロースはいいのですが、ヘミセルロースは従来の酵母ではエタノールにすることができません。そこで、ヘミセルロースをエタノールにすることのできる遺伝子組み換え酵母が既に開発されています。カナダのアイオジェン社や日本のNEDOでもこの遺伝子組み換え酵母を使って、研究中です。 ご質問のとおり、遺伝子組み換えは今後、大きな役割を担うことになる可能性があります。 ただし、遺伝子組み換えと聞いただけで拒否反応を示す人も多くいます。燃料用エタノールは食用とするわけではありませんが、遺伝子組み換え作物が食品に混入したり、花粉が飛んで食用作物と交配したときどうなるのか。遺伝子組み換え酵母が培養器からもれ出たとき環境への影響はどうなるのか。などに対して安全性を確保する仕組みが必要になると思います。

munemitsu
質問者

お礼

返信が大変おそくなりました。申し訳ございません。 たしかに、安全性の確保はしないとやばいですね。やったあとですいませんでしたじゃ済まされない話ですし。 バイオエタノール1から質問に答えていただきありがとうございました。おかげで、無事に発表を終えることができました。とても助かりました。本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.3

どのレベルで発想されたか判りませんし、生化学の専門家ではないので実業に携わっているものとしてのコメントです。 現在バイオエタノールに関して学問的にスポットが当たっているのは、発酵段階に使用する酵母関係で、繊維分をアルコールになり易い糖分に変成する事に関して、関西地区に丸紅が絡んだ設備が作られて話題になっています。 急激なエタノール需要の増大については、エタノールになり易い様な遺伝子組み換え作物が求められるでしょうが、まだその分野で目覚しい成果が発表されてはいないようです。穀物メジャーであるカーギルが、材料を提供した上で、韓国にバイオ燃料工場を作ろうという動きがありますが、そこで話題になっているのは特別な酵素であり、作物については通常のものの様です。 基礎研究としては、作物としての収穫増を長く研究していたので、バイオ燃料材料に特化しての遺伝子組み換えという事なら、まだ実現するのには時間がかかるのでは無いでしょうか。

munemitsu
質問者

お礼

返信がおくれました。申し訳ございません。 まだ遺伝子組み換え技術は自分が思っていたよりか進んでないようですね。早く遺伝子組み換え技術が完成するのを楽しみにまちます。 バイオエタノール1から質問に答えていただきとても感謝してます。 無事に発表を終えることもできました。 本当にありがとうございました。

  • americam
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.2

トウモロコシや種々の穀物、廃材などもバイオエタノールの原料として利用されています。 しかし、エタノールの収率は非常に低く、原価が既存の化石燃料よりも高くなってしまうのがバイオエタノール生産の律速となっています。 現在のバイオエタノールの生成は、 (1)原料の糖化過程(アミラーゼを添加) (2)グルコースをエタノールに醗酵(酵母などを添加) を一つの培養槽で同時に行っています(同時糖化醗酵と言います)。 ここで問題なのは、(1)の過程で用いられる酵素アミラーゼの最適温度は約60度なのに対し、(2)の過程で用いられる酵母の成長の最適温度は30度という事です。 なので、実際にはアミラーゼと酵母が両方が同時に最もよく働ける温度を実験的に模索したり、温度を上げ下げしたりする方法が用いられています。 また、(1)と(2)の過程を別々の槽に分けて行う研究や、高熱耐性の変異株の開発に研究者は日々努力していると思います。

munemitsu
質問者

お礼

 まずは、返信返すのが大変おそくなりましたことを深くお詫び申し上げます。  生成するときの温度の問題があるとはそこには行き着けませんでした。参考になりました。ありがとうございました。

  • ootsu
  • ベストアンサー率46% (340/738)
回答No.1

こんにちは。E3について。 研究室レベルでは、基礎技術開発は終盤と言えるかもしれませんが、 産業レベルでの実証ということは、そこからかなりハードルが高いのではないでしょうか。 ひとつには、遺伝子組み換え生物、遺伝子組み換え原料と外界との接触をどう考えるかという非常に難易度の高い問題があります。すなわち、抗生物質耐性菌発生の誘発問題です。 キシラン分解菌とかキシラナーゼ産生菌とか高温耐性発酵酵母とか、C5生合成促進菌とか、ヘミセルロース分解菌とか、この分野の菌種は、続々と特許登録されております。

参考URL:
http://unit.aist.go.jp/btrc/ci/introduction/060619-EBCteam.pdf
munemitsu
質問者

お礼

返信が大変おそくなりました。申し訳ございません。まだまだ遺伝子組み換え技術の利用はハードルが高そうですね。早く研究が完成することを願いたいですね。とても参考になりました。ありがとうございました。

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