切断後の歪について

このQ&Aのポイント
  • 材質S45Cのリング状のものを内径高周波焼入れを行い縦に切断した際、内径寸法が0.23小さくなりました。
  • 最終的には歪を最小限(+-0.02~0.05)にしたいですが、材質、熱処理、表面処理、切断方法、加工手順の変更が考えられます。
  • データでの説明がしたいので、定量的かつ理論的なお答えをお待ちしています。
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切断後の歪について

材質S45C、外径120、内径54、長さ110のリング状のものを内径高周波焼入れ(HRC55)を行い縦(半円状)に切断したところ内径寸法が0.23小さくなりました。(三次元測定より)最終的には歪を最小限(+-0.02~0.05)にしたいのですが、材質(S45C,SCM40,SCR20,SX105V(フレームハード鋼)等)、熱処理、表面処理(内径高周波、外径高周波、内外径高周波、焼入れ焼戻し、浸炭、軟窒化、浸流窒化、等)切断方法(ワイヤカット、切断砥石、((縦ノコ盤)焼入れ前))加工手順変更(切断後熱処理、熱処理後切断等)様々な方法があるかと思いますがデータでの説明がしたいので定量的、理論的なお答えを待ってます。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

理論的に説明は出来ませんが、どうしても寸法が必要ならばウチでするならば高周波をしてから削ります。(正直、どのくらいひずみが出るか読めません) それか上手な業者を探すしかありません。 といってもS45Cで0.02から0.05のひずみという公差の中では難しいのではというのが私の意見です。 後、定量的とありますが、S45CでもS50CでもSKDでもいえることですが、そんな単純なことではないと思います。 形状が安定している(決まった形状)のであるならば、御社で資料を集められたらどうでしょう。 ウチはプレス金型の設計製作をしていますので、決まった形状というのはありません。ひずみのことを言い出すと厳密なことを言うならばばらばらです。 それでも寸法が必要なときは冒頭に言いましたが加工します。 参考になれば幸いです。

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。やはり理論的には難しいですよね。説明不足ですみませんでした。補足ですが熱処理時の材料組織の変化が歪の原因、ほかにリング状の形状加工時の残留応力(穴あけ時のクーラントの違いによる熱の温度差等)、熱処理時の残留応力、切断時の残留応力の開放等が歪の原因じゃあないかなと推測してはいるのです。暫定対策として私たちの職場でも研磨にて寸法精度を維持していますが熱処理部品のカット及び研磨工程とかなり時間がかかっています。そこで旋盤で仕上げた後ノコ盤でカットし浸硫窒化処理を行ない歪防止を図りました。そこに至るまでのプロセスの説明としてデータ(数値、写真等)がありません。

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