1級ネジ量産加工に関する疑問とバリ発生対策

このQ&Aのポイント
  • アルミ鍛造品のネジ旋削で1級ネジに改めて加工を進めているが、さらい刃仕様の保証がないため問題がある。
  • ネジ有効径の変更により下径も太くしなければならず、ネジ外径部でのバリ発生が心配。
  • 下径管理やさらい刃なしの対策を検討中だが、量産のためリングゲージの全検が可能か不明。経験豊富な方のアドバイスを求める。
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1級ネジの量産加工

アルミ鍛造品のネジ旋削で設計変更により2級ネジ(6g)から1級ネジ(4h)に交差が変更になり加工準備を進めてますがちょっと疑問があります。 チップメーカーのカタログを見たり直接問い合わせすると さらい刃仕様は保証しないのでやるならばさらい刃なしでと言われました。 当然ネジ有効径が変わる関係で下径も太くする方向、有効ネジ径も変更ですが果たしてネジ外径部のバリとかは大丈夫なのか?またバリ発生対策はどうすべきか?と考えています。 現段階では下径の管理+さらい刃なし+ネジ部ワイヤーブラシで逃げる予定ですが正直な所心配です。リングゲージは1級用のを購入して全検は必要かもしれませんが量産なのでそこまで出来るか判りません。 一品料理的に考える部分と量産とでは違いがあるので何とも言えないと思いますが経験があった方等のアドバイスがあれば教えていただくと幸いです。 宜しくお願いします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

ども、旋盤屋をやっております。 たつさんのおしゃるように、さらい歯付きを使った方が、 仕上がりの見栄えとか、手間とかを考えたら、 いいようにおもいます。 たとえばサンドビックとかは国内メーカーに比べてねじ山が若干高く作れます(専用チップに専用ホルダーでチビット高価ですが) たとえさらい歯がすべて機能しなくてもひと手間減るなら量産向きだと思います。 さらえ歯なしで加工して、ゼロカットの後にさらい歯付きで山払いなんてのは‥‥難しいですかねぇ。

noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。お返事遅くなりました。お返事ありがとうございます。 サンドビックですか・・。 弊社に出入りしてる商社さんが京セラ推奨なので今回は京セラのさらい刃なしで挑んでしまったのですが早速本日調査してサンプル支給してもらいます。(ホルダーは購入ですね) さらい刃なしで加工→さらい刃つき加工 って言うやり方ってtochi様の回答時にも書いたのですが同期するのでしたっけ?? でも可能としても工作機械が老朽化してるのでカナリしんどい気もします。 ちなみに6インチの□20のホルダー使うターレット旋盤です(森精機)

noname#230358
質問者

補足

お世話になります。一昨日商社経由でサンドビックに問い合わせしてみましたがチップは二級公差前提のものしか無いと言われてしまいました。 金型の仕様上一級のものは製造しない(できない)という事なのでしょうか?(最終工程で研磨等をすれば可能な気もしますがコストアップしてしまうので現実的では無いのでしょうか... また何か良い情報あればお願いします。 ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんにちは。メーカーがさらい刃は保障しないとの事ですが、1級のリングゲージが有るのなら、ゲージに合わせてさらい刃のチップで加工した方が、 仕上がり具合、バリの処理時間等を考えてもメリットが大きいと思いますが(量産も含めて)。1級ねじと言っても2級ねじよりクリアランスが狭いだけ だと思うので、おそらく、メーカーの逃げなのでは。

noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。お返事遅くなりました。アドバイスありがとうございます。 メーカーの逃げって言う解釈はわかる気がします。 カタログを見ると全くダメと言う感じではなく推奨しません。という解釈にしか感じなかったので。用は精度保証が二級までという感じなんでしょうね。(型で成型したチップ自体の) チップの詳細図を見れば恐らく判る事なんでしょうが有効ネジ外径にX軸が到達したときにネジ外径が二級ネジの外径の規格内に入るようにさらうって言う感じの設計になっているのかな?考えています。 ※JISの規格から見るとネジ外径も中央値がφ0.05ぐらい差があった感じでしたので。 素人の作業者に3シフトでやらせる対応なので○から×の範囲を大きくとってあげないとちょっと大変なのですが・・。 ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

おはようございます。 基本的にきりっぱなし、2次加工がないのが理想です。 ブラシ等でバリ取りするのもいいかもしれませんが可能ならば 機械加工でバリ取りしてしまうのがいいと思います。 うちのやり方として 下径、ネジ加工、下径バリ取り、ネジ加工と加工しています。 それから量産としては早めにチップ交換するほうがいいと思います。 タイミングが遅いと全数検査などとなる恐れがあるからです。 コスト的にはチップ早めに交換したほうがいいと思います。 がんばってください。 追加回答入れます。 2回ネジを切るとは回転数、スタート地点、逃げの径すべて同じ と解釈して下さい。 例  1回目 GO Z2.0 X10.0        G92 W-10.0 F1.5 X12.0              X12.2              X12.4     2回目 G0  Z2.0 X10.0        G92 W-10.0 X12.4  となります、2回目の切り込みは削り過ぎるとまたバリが  発生しますので、ゼロカットに近い程度でおこなったほうが  いいと思います。回転数を落とす、逃げを(長手方向)多めに  取って加工長を長くするなどで同期の安定を図ってください。

noname#230358
質問者

お礼

こんばんは。忙しくて今拝見しました。返事遅れて申し訳ありません。 実は一昨日量産初ロットやってしまいました。 緊急の設計変更でリングゲージが間に合わないのでネジ外径と有効径の変更させて両方マイクロで計測し相手部品とのはめあいを全数確認させて生産させました。 tochi様のアドバイスを見て判らない事がありますので教えてください。 下径加工→ネジ加工→下径バリとり→ネジ加工 と記載されているのですが 二回ネジを切るっていう事はネジスタート地点を合わせる?って言う解釈なのでしょうか?それってNC旋盤で可能でしたっけ? 今回の量産でちょっと気になったのは今まで外径は外径がでてれば粗さは25S程度でもOKだったので送りをあげてますがさらい刃が無いので粗さがダイレクトで出そうなので送りを下げて粗さを良くする方向がいいのかな?とちょっと考えています。 また、ネジ加工方法ラジアルインフィード→フランクインフィード方法等の変更は必要なのかとかもちょっと気になるのですけど・・。 チップ交換頻度は上がる方向は当然の様な気もします。 ありがとうございます。 お世話になります。アドバイスありがとうございます。 同期の件助かりました。 明日第二ロットの加工計画なので実際にやってみたいと思います。 一つ確認なんですがネジ粗加工の次の下径バリとりはあくまでもネジ外径の バリとりという解釈で良いですね? 今回さらい刃付きでは無いものを選択してますのでネジ下径チップとネジチップはそれぞれ役割を果たすと言う前提なので・・。 宜しくお願いします。

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