硬質クロムメッキの目安硬さと特殊な処理方法
- 硬質クロムメッキの目安硬さは800~1000Hvですが、最も硬い1000Hvにするには特別な処理が必要ですか?また、目安の値以上に硬くする方法はありますか?
- 摺動部に使用する硬質クロムメッキの問題点として、メッキに傷がついてしまうことがあります。硬さは浴槽の温度や電流などで変わるようですが、硬さを1000Hvに近づけるためのノウハウや測定方法があれば教えてください。
- 摺動部品のメッキに問題があり、硬質クロムメッキの目安硬さである800~1000Hvに近づけたいと考えています。メッキの種類は変えず、特殊な処理方法や硬さの測定方法があれば教えてください。
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硬質クロムメッキの硬さ
硬質クロムメッキの目安硬さとして、800~1000Hvとありますが、このうち一番硬い1000Hvにするには特別な処理が必要なのでしょうか?または目安の値以上に硬くする方法はあるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。 (このメッキは摺動部に使用します。とにかくメッキを硬くし、耐摩耗性を増す方法を探しています。) 過去に問題のあった摺動部品の母材はつるつるで傷は無く、メッキにのみ傷がついていました。このためメッキに問題があると思われます。メッキの硬さは浴槽の温度や電流でも変わってくるらしいのですが、硬さを1000Hvに近づける(なるべく硬くしたい)ための詳しいノウハウがあったら教えてください。メッキの種類を変えるということは考えていません。硬質クロムメッキに限ります。 また、メッキの硬さを測定することは出来るのでしょうか。可能ならば方法を教えてください。
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メッキの種類は変えない方向性とのことですが、硬質クロムメッキと同じようなメッキでダイクロン処理というメッキがあります。 このメッキは硬質クロムメッキと同じように電解メッキで浴槽にて処理します。硬さはHv1000~Hv1200の硬さです。 詳しくは下記のページにて掲載されております。
クロムの硬さの問題ですね。 回答させて頂きます。 クロムめっきの硬さは、?浴温 ?電流密度 ?めっき液浴種によって変化します。 ?浴温は下げる→硬くなる ?電流密度を上げる→硬くなる ?サージェント浴、フッ化浴、高速浴(ヒーフ等)の内で、フッ化浴か高速浴を使う→硬くなる といった具合です。 温度を46℃にして、電流密度を40A/dm2 位にすれば、かなりHv1,000に近づきます。ただし温度を下げて電流を上げていくと外観は非常に悪くなっていくので磨きが大変になりますよ。 参考までに
弊社の場合、硬度はなかなか難しいので、膜厚を熱くすることと、メッキ後の肌の表面粗さをよくすることで対応しています。
母材を硬く、焼きいれて・・・等々で変わります。 あとはめっきの厚さ、厚ければ硬いが、ポロっといきやすいです。
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