ポリエチレンとの摺動でクロムめっきが磨耗する理由について

このQ&Aのポイント
  • 油圧シリンダーのロッドに施された硬質クロムめっきが磨耗しています。
  • クロムめっきの膜厚が30μから15μに減少しており、ポリエチレンとの摺動によって磨耗が進んでいる可能性が考えられます。
  • 同じ材質のロッドを別のめっきメーカーで処理した場合、磨耗がほとんど見られないことから、処理方法や不良品の可能性もあるため、専門家の意見を求めるべきです。
回答を見る
  • ベストアンサー

硬質クロムめっきの磨耗について

油圧シリンダーのロッドに硬質クロムめっきを施しています。 ロッドパッキンの材質はポリエチレンなのですが、クロムめっきが磨耗してきています(膜厚30μ→15μ)。ポリエチレンとの摺動で、クロムめっきが磨耗するということはあるのでしょうか? 違うめっきメーカーで処理したロッドでは、ほとんど磨耗が見られないため、処理の違いや不良ではないかと考えています。 専門家ではないため自信がありません。ご教示をお願いします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

硬質クロームメッキでは特に鋭角部分に被膜が厚く乗る特性がある為、被膜厚のムラがあり多分ですがロッドの端辺は、被膜が厚くなっており、ロッド径が精度が出てなくなっていて、被膜の厚い部分が相手の製品の接触で磨耗して無いでしょうか?ロッド径のメッキ前寸法と現在のロッド径の数箇所を検査計測してみてください。 硬質クロームメッキでは、処理前の寸法は、もちろんな事ですが上記の特性がある為とバフやマスキングなどが工程付加される為、角部はC面取ではなくR面取される方の対処が多いいですよ。 あと考えられる事は、メッキ前の素材表面の不純物付着(油分など)で被膜が剥がれやすいとか・・・以前に薄物の製品に負荷が掛かりメッキに亀裂など見た事がありましたが、質問は磨耗とのことなので被膜厚のムラだと考えられます。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変参考になります。ただ、今回は受け入れ検査で寸法(外径)を測定しており、特に問題はありませんでした。使用後、ロッドシールの摺動部分と摺動しない箇所の寸法(外径、膜厚)を測定すると、磨耗していることがわかりました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

超高分子ポリエチレンは、耐摩耗性が良く、鉄鋼類と同等以上の物も あります。 さて、使用方法は如何でしょうか? 今回は偏荷重が掛かった時に摩耗して、前回は偏荷重が掛かっていなく 摩耗が促進されなかった、ではないのでしょうか?

参考URL:
http://www.rontec.co.jp/basic/plastic/charauhmw-pe.htm
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 偏荷重はゼロとは言いませんが、どちらも同レベルでした。

関連するQ&A

  • 硬質クロムメッキの硬度確認方法について

    硬質クロムメッキを施した部品表面に錆の発生がひどく、原因を調べています。 母材の材質はSS400、表面粗さはRa1.6の研削仕上げ、丸物部品で 前後に動くシリンダロッドのような部品のため、摺動部にオイルシールを 使用しております。 オイルシールに擦られることによるメッキ剥がれを防ぎたいが故に 摺動部には硬質クロムメッキを施しました。 錆びついた部品を調べてみたところ、膜厚は図面通りでしたが、 表面硬度が不足している可能性があり、硬度計で確認しよう思っておりますが どのような測定方法がベターでしょうか? 熱処理後の表面硬度を測る硬度計では膜厚が薄いため、母材の影響に 左右されてしまう懸念があります。 その辺、詳しい方いらっしゃいましたらアドバイスいただけると幸いです。

  • 硬質クロムメッキの硬さ

    硬質クロムメッキの目安硬さとして、800~1000Hvとありますが、このうち一番硬い1000Hvにするには特別な処理が必要なのでしょうか?または目安の値以上に硬くする方法はあるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。 (このメッキは摺動部に使用します。とにかくメッキを硬くし、耐摩耗性を増す方法を探しています。)  過去に問題のあった摺動部品の母材はつるつるで傷は無く、メッキにのみ傷がついていました。このためメッキに問題があると思われます。メッキの硬さは浴槽の温度や電流でも変わってくるらしいのですが、硬さを1000Hvに近づける(なるべく硬くしたい)ための詳しいノウハウがあったら教えてください。メッキの種類を変えるということは考えていません。硬質クロムメッキに限ります。  また、メッキの硬さを測定することは出来るのでしょうか。可能ならば方法を教えてください。

  • 硬質クロームメッキ

    スクーターの自動変速プーリーの寿命を延ばしたいのですが、プーリー(アルミ)に硬質クロームメッキを施し、ベルト摺動面の磨耗を防ぐことができますでしょうか? 所有しているスクーターが既に倒産したイタリアのメーカー製で、今後の部品供給が心配でして、特にスクーターの自動変速プーリーは7~8000kmも走ると磨耗して寸法が全然変わってしまいますので、これを3~4万kmに延ばせないかと思っていますが、期待した効果が得られるでしょうか、それとも剥がれてしまうでしょうか? また、これが可能な場合メッキの皮膜はどれくらいの厚さが適当でしょうか? よろしくお願いします。

  • A7075ジュラルミンに硬質クロムメッキ

    A7075材に耐磨耗性を付加したく硬質クロム又はカニゼンメッキ+熱処理を検討してます。  メッキ業者さんの意見では、硬質クロムを直接メッキは出来ないことから、下地に アルマイト処理した後硬質クロムが最も安価であると聞きました。 これまでアルミ母材にニッケルメッキに硬質クロムが最も密着性が良いと認識してました(勘違いかもしれません)。最終的に硬質クロムメッキ後にバフ研磨を想定した場合、下地にアルマイト処理とニッケルメッキで優位差(価格・密着性当)をご教授ください。  また、アルミにカニゼンメッキ+熱処理で表面硬度を上げる施策は有効でしょうか? 熱膨張等で不可? メッキ処理後にバフ研磨はカニゼンの場合は通常行われない? 質問がばらばらですが宜しくお願い致します。 

  • 超硬質クロムメッキってどの様なもの?

    超硬質クロムめっきなるものがあると聞いたことがあります。 それは、非晶質のクロムめっきに熱処理を施してHv1,800にするという 話だったのですが、この様なめっきを行っている業者さんをご存じあり ませんでしょうか?

  • 窒化処理と硬質クロムめっき

    部品の搬送用ガイドやストッパを窒化処理しています。窒化処理をやめて硬質クロムめっきに切り替えた場合、磨耗性や強度は落ちてしまうものなのでしょうか。教えていただけませんでしょうか。

  • 硬質クロムよりも高性能なめっき

    SUS304の摺動部品に硬質クロムをつけていますが、わりとすぐに無くなってしまいます。もう少し高性能なめっきをつけたいのですが、候補はありますでしょうか?ただし、ダイクロンは高すぎるので他のもので、50μぐらいのせれるものがよいです。 すみませんが、お知恵を拝借したくよろしくお願いいたします。

  • 「防錆性」とめっき用語について

    ?ユニクロ(亜鉛めっき)とクロームめっきでは どちらのほうが、防錆性がよいのでしょうか? 膜の厚みとかは、違うのでしょうか また、膜の厚みは何かの規格で決まっているのですか? 規格に定められているなら、ご教示願いたいです ?また、硬質クロームめっきの「硬質」って何が 硬質なんですか? 「膜が厚く硬い」と言う事 ですか?または、「下地が硬い物」という事ですか ?空圧のシリンダーのロッドは、綺麗に仕上がってますが これは、クロームめっき+バフ研磨なのですか? 以上の質問内容でわかる範囲で結構ですので 回答、ご教授のほどお願いします

  • 硬質クロムめっきについて

    硬質クロムめっきにおいて、ピンの端面は、めっき処理をしないのが常識と 言われたのですが、本当なのでしょうか? ちなみに、ピンの端面の表面粗さはRa25程度です。 よろしくお願いします。

  • 硬質クロムメッキ

    硬質クロムメッキをメカニカルシールの軸側に施しました 使用後磨耗状態を見るため切断し 観察したら (顕微鏡) 磨耗していないところも 地金まで達するような巣がいっぱいでした ちなみにメッキ厚は0.02mmでした ミツバチの巣の断面のようでした メーカーに問合せたところ そんなもんです といわれました 私的にはこのような場所の寿命アップに使うと信じてたのですが シールという観点から 考えを改めたほうがいいのでしょうか?