軸力について

このQ&Aのポイント
  • アルミ製のM6ネジ穴に14ニュートンのトルクでボルト締めした時の軸力は1トンくらいになるといわれていますが、その意味がわかりません。
  • 軸力について理解するためにはアルミ製のM6ネジ穴へのボルト締めとトルクの関係を知る必要があります。
  • 軸力はボルトに加わる力のことであり、アルミ製のM6ネジ穴に14ニュートンのトルクでボルト締めすると、1トンの軸力が発生することを意味します。
回答を見る
  • 締切済み

軸力について

アルミ製のM6ネジ穴(メートルネジ)に14ニュートンのトルクでボルト締めした時の軸力は1トンくらいになるといわれていますが、その意味がわかりません。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

0.17Tan-1 は、tan-1(アーク・タンジェント)0.17の誤りです。 -1の上付き小文字が使えないので、0.17のtan-1とすれば良かったですね。 また、便宜上で偶力の言葉を使用しましが、本当はボルトの頭部座面抵抗 (ロス)の意味で、約50%です。(回答-1技術資料に記載あり) 正確には、 T=W×d2÷2×tan(φ+θ)が、ねじ部分の(トルク⇒軸力)変換式で、 φの摩擦角を考えない(零とする)と、仕事量の比較と同じになります。 14N・m ⇒ 1430kg・mm <1000mmのスパンで、1.43kgの力で押す> 2πR(半径)・力 ⇒ 2×π×1000mm×1.43kg<仕事量>= 軸力×1mm(M6ねじピッチ) 軸力=8984kg <T=W×d2÷2×Tan(θ)での計算式と同じになります> ねじ部の効率は、tan(θ)÷tan(φ+θ)で、標準ピッチの三角ねじの場合は、 25%(1/4)前後です。<仕事量の変換式で効率25%、8984kg×25% ⇒ 2250kg > T=W×d2÷2×tan(φ+θ)での計算では、約2300kg これが、ねじジャッキの推力となります。 ボルト締付け時は、ボルトの頭部座面抵抗があり、これが新たにロスとなります。 ですから、2300kg×50% ⇒ 1150kg(約1トン)がボルトの軸力です。 ボルトの頭部座面抵抗がない、ボルトで押す(挟み付ける)場合は、 2300kg/M6ねじ の力が加えられる(ボルト底面抵抗は無視で) <ジャッキでの推力> 余計に判り難くくなりましたか??

noname#230358
質問者

お礼

アフターユーさん、ありがとうございます。 おっしゃるとおり、すっかりはまってしまいました。 私の知識がいかに不足していたのかよくわかりました。 まずは少しづつ理解します。 私の周りにアフターユーさんのような人がいればいいのですが。 アフターユーさんの周りの人がうらやましいです。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

簡単に示しますと、T=W×d2÷2×Tan(φ+θ)で求まります。 * Tはトルクで、14N・m ⇒ 1430kg・mm  * Wは軸力で、1t ⇒ 1000kg * d2はねじ有効径で、M6ならΦ5.35mm  * 2は(ねじ有効径÷2)で半径に  * φは摩擦角で、摩擦係数が0.17なら、0.17Tan-1 ⇒ 9.65° * θはねじリード角で〔1mm(ピッチ)÷π×5.35(ねじ有効径)〕Tan-1 ⇒ 3.4° <単位をN → kg、m → mmに合わせて計算> W(軸力)は、1150kgとなり、約1tです。 また、原理を簡単示しますと、 楔(くさび)効果;鉞(まさかり)で、薪(まき)が割れる作用です 14N・mのトルクがねじに働く偶力も、1430kg・mmとなります。 偶力の腕(1000mm)を1回転させる仕事量は、 1.43kg×1000mm×π(1.43kgの力で約3.14m動かす)⇒ 4490kg・mmです。 そして、ねじのピッチは1mmなので、ねじの軸方向に1mmしか進まない。 因って、力は4490kg・mm÷1mmで、4490kgとなります。 しかし、摩擦のロスがあり、実際は1150kg程度となります。 <上記の計算式で、φを零で計算すると、4490kgになります> 楔効果は、仕事量(エネルギー)を、殆ど零の動き(移動量)に変換して 無限大の(大きな)力を得る仕組み(効果)の事です。 但し、ロスも大きいのが特徴です。<M6ねじで、1/4となっている> 少し、長くなりましたが、後は関係書類で補足しマスターして下さい。

noname#230358
質問者

お礼

アフターユーさん、ありがとうございます。 丁寧なご説明でたすかります。 でも、 摩擦係数はなぜ0.17なのか? また、0.17Tan-1 が理解できません。 お時間あれば教えて下さい。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

ネジ締めトルクと軸力の関係式等は下記サイトが参考になりますので、ご参照下さい。

参考URL:
http://tohnichi.jp/technical/index.html
noname#230358
質問者

お礼

プレス屋三代目さん、ありがとうございます。 サイトを見ました。 こんなに参考になるサイトは初めてです。 知識が深まりました。

関連するQ&A

  • ボルトの軸力について

    ボルトの締付けにトルクレンチを使用しているのですが、ボルト関係の本などに「締付けトルクのうち座部とねじ部の摩擦に90%とられ、軸力には10%しか寄与しない。」と書いてありました。この軸力というのが理解できないのですが教えていただけないでしょうか。それと「ボルトを締付ける時にグリスや、潤滑剤を塗って摩擦係数を安定させたほうが締付けにばらつきがない」と言うようなことが書いてあったのですが潤滑剤などを塗ったら摩擦力が小さくなって緩みやすくはならないんでしょうか?

  • 軸力の変化計算方法について

    ┏━のブラケットに∥の金具を固定し∥の側面から、 M5ねじを3N・mのトルクにて締め付けて、 約3602N(計算値)の軸力で■を固定しています。            ┏━━∥━ ┃■←∥←M5 ∥の金具のみが図の左(→)方向に0.1mmずれてしまいました。 軸力の3602Nがどの位減るのか計算で求める事可能でしょうか? ご教授の程、 よろしくお願いいたします。 訂正及び追加説明します。 混乱させてすみません。 右左が間違っていました訂正します。 ∥の金具のみが図の左(→)方向に0.1mmずれてしまいました。 ↓訂正 ∥の金具のみが図の右(→)方向に0.1mmずれてしまいました。 説明が下手ですみません。 再度説明します。 ∥にM5タップ加工が有り、 M5ねじの先端が、 ■に接触して3N・mのトルクで締付けて、 ┏のブラケットに軸力の3602Nで押し付けて止まっています。 ∥とM5ねじのみが極端に動けば軸力は無くなってしまい、 ■は外れてしまいますが、 少しだけ動いた場合は、 まだ少しは保持状態なので、 どの位弱くなったか軸力の変化を計算で求められませんか? と言う質問ですが。。。 伝わりませんでしょうか? ┏のブラケットと∥の金具の剛性は抜きで話を進められませんでしょうか? ┏━━∥━ ┃■←∥←M5 皆さんのご教授大変感謝いたします。 自分なりに一日悩みましたが明確な答えが出ませんでした。 せめて答えだけでもと実測してみました。 M5ねじを3N・mのトルクにて締め付けで(軸力約3602N計算値)が、 ∥の金具を0.1mm移動させて実測しましたら、 締付けトルクが0.55N・m(軸力約660N計算値)に弱まりました。 こういった数値が出せる計算方法が有ればとの思いでしたが、 残念です。

  • M5ボルトの軸力と許容引張り荷重

    現在、M5ボルトの強度計算をしているのですが、矛盾点が生じてしまいました。 M5ボルト(SCM435)の軸力ですが、締付けトルクと軸力の関係式より計算すると、係数の値にも左右されますが、だいたい5000~6000Nとなります。他のボルトメーカーの技術資料を見ても、標準トルクで締めた時に発生する軸力は、それぐらいの値となっています。 一方、M5ボルト(SCM435)の許容引張り荷重ですが、機械分野では、許容引張り応力度σは、材料の引張り強さKt(SMC435だと95kg/mm2)÷4と決められているので、計算するとσ=23.75kg/mm2となります。 この許容引張り応力度からM5ボルトの許容引張り荷重を計算すると3119Nとなります。 軸力と許容引張り荷重を比べると、軸力の方が大きい値となってしまいます。 軸力とは、あるトルクでボルトを締付けた時に発生する引張り方向の力だと思うのですが(この考えが×?)、この計算結果からすると、M5ボルトを標準締付けトルクで締めた段階で既にボルトの許容引張り荷重を上回る力が引張り方向にかかってしまっているということになってしまします。(締めただけで破損?) この考え方は誤っていますでしょうか?何方か詳しい方いましたら教えて頂きたく宜しくお願いします。

  • ねじ、ボルトに詳しい方教えてください

    ねじにはトルクと軸力の関係がありますよね。 詳しい式は省略しますが、小さめのボルトでも かなり大きな軸力が出るようです。 (M6でも5000Nは余裕) でも、5kNの軸力って500kgのものを ボルトを回して持ち上げるのと同じですよね? (例えば、中空にある丈夫な板に500kgの  荷物を載せて、その下からM6のねじをきって  M6のねじをまわせば持ち上がるはず)   あんな小さいもの(M6のねじ)が 500kgのものを 持ち上げることができるのでしょうか? それとも考え方が間違ってますか?

  • ねじの非回転ゆるみ

    自動車のミッション設計に携わる者です。(まだ数年ですが) ねじの非回転ゆるみについて伺います。 柔らかく弱い純アルミのめねじ(M6)にアルミA6101の板(2mm厚)を挟み、 鉄のボルトM6*1.0*14(SW(t=1.0)+PW(t=1.0))で締結したボルトがゆるみます。 (ボルトは4T(引張強さ400MPa-)相当 黄色クロメートメッキ 締付トルクの  中央値は5.5Nm) アルミのクリープが疑われていますが、真相は謎です。 そこで、質問ですが、  ?A1070のクリープ曲線はどのようになりますか???    JIS関係の本には載っていないようです。  ?軸力Fの時、めねじの応力はいくつになりますか?    嵌めあい長さは10mmです。 限界嵌めあい長さの式    ( L=(As*σB/πd(P/2+(d-d2)tanα)τn) * (cos(α-ρ)/cosαcosρ) * P ) から、めねじのせん断強さτnと、実応力τを出せばよいのでしょうか? めねじの引張強さは130MPaです。  ?締付トルクTと軸力Fの関係式    ねじ面と、座面の摩擦係数の一覧表のデータベースはどこかにありません    か?

  • アルミのボルト、ナットの締め付けについて

    お世話になります。 知識が乏しく恥ずかしい質問だとは思いますがよろしくお願いします。 M20.ピッチ1.5mm 長さ25mmのアルミ製ボルトに 厚み5mmのアルミ製ナットをボルトの中間部分まで締め 次に板圧3.2mmに20.5mmの穴が開いた鉄板を入れて さらに厚み5mmのアルミ製のナットで挟み込みます この時アルミのナットの締め付けを16N.mで行います。 すぐに 締め付け方向でトルクチェックを行うと14N.m付近でナットが回り始めます。 また 16N.mまで増し締めします。この作業を数回繰り返してもトルクダウンします。ちなみに増し締めする際ボルト、ナット、鉄板にラインを入れてみると締め付けるナットのみが動きその他は動いていません。 昨日は1日おいてトルクチェックをするとトルクレンチの重みくらいで動くまでダウンしておりました。 トルクがダウンする理由等わかれば教えてください。よろしくお願いします。 ボルト、ナットの材質がアルミと思っておりましたが、調べてみるとZDCでした。 よろしくお願いします。

  • M4M6ねじの軸力測定機器について

    自動車のミッションメーカーに勤める者です。 今回はボルトの軸力測定についてうかがいます。  M4,M5,M6の小ねじ類 (今回は例としてM6*1.0*16の六角普通リセスボルトと  します)の軸力を測定するにはどんな方法が適当でしょうか?  (手軽で確実でしょうか?) 一般にトルク法だけでは摩擦係数のばらつきが大きく、ボルトの軸力を推定 することは困難なため、実際に軸力計測器で軸力を測定する必要があります。 私が知る限りでは、次のような測定法があるそうです。 1.超音波測定   いろいろなタイプが出ていて、平面を作って反射させたりしているようですが、 小ねじの軸力測定はうまく反射せず、なかなか難しいようで、M8から測定可能、 という機器ばかりです。 2.電磁力測定  電磁力を用いて振動させて測定するようです。あまり情報を持っておりません  が、非磁性の物にはどうなのでしょうか? 3.ひずみゲージ  ボルトの中心にひずみゲージを貼って測定する方法ですが、これも小ねじには  無理なようです。 4.ロードワッシャ  これが私の中での本命なのですが、圧電素子のついたワッシャを挟んでボルトを 締めて、トルク-軸力の関係を出すという方法です。ただ、センサが20万ほどする ようです。大量に同時に測定するには、高くつきすぎてしまいます。   私の知っている限りではこれぐらいなのですが、何かいい方法をご存知の方、 またはうちの製品にはこんなものがあります、といった情報を教えて下さい。 よろしくお願いいたします。 

  • めねじ長さと軸力

    ねじの軸力に対する質問です。 ねじの軸力はめねじの長さに左右されないのでしょうか? 軸力は下記の式であらわされます。 F = 2T/(d2・μs/cosα + P/π + dw・μw) ここでT=におきなおし T=F/2(d2・μs/cosα + P/π + dw・μw)となり、右辺の F/2・d2・μs/cosα (ねじ部の摩擦) F/2・P/π (軸力) F/2・ dw・μw(座部の摩擦) であり与えるトルクはねじ部の摩擦に40%座部の座部の摩擦に50%残りの10%が軸力になると聞きました。 この比率は μsねじ部摩擦係数 μw座部摩擦係数で変わってくると思います。(摩擦係数が高いと軸力は減る) めねじが通常のナットであれば、めねじの勘合長さはある一定でしょうが、 部品にめねじを切ってボルトを締め付ける場合呼び径の何倍かの深さを 設定すると思います。 この場合のめねじの深さによって摩擦は増えないのでしょうか? 上記の式にはめねじ長さに相当する部分がなく、よく理解できません。

  • ボルトの軸力

    よろしくお願いします。 ボルトの軸力を求める方法は、ないでしょうか? 締め付けトルクから数式によって求める方法もありますが, 摩擦係数が分からないと,軸力が導け出せないようで,困っています。

  • アルミ鋳物雌ネジ強度

    材質 アルミ鋳物AC4A-T6 せん断力 110 N/mm2(これが正しいかは不明) 雌ネジサイズ M16 p=2.0 ヘリサート 2D ステンレス材質 ボルト 六角穴付きボルトM16 12.9T 実質のネジ効き長さ 23mm ボルト締め付けトルク(指示 内容)280Nーm 上記内容で母材のアルミ鋳物雌ネジ部が伸び上がり、もう少しで破断しそう です 質問1、実質のネジ効き長さ23mmでは何Nーmのトルクまで締め付け可能ですか     (安全率2倍として) 質問2、ボルト締め付けトルク(指示 内容)280Nーmを確保するためには     雌ネジ(ヘリサート有りで)の深さは何mm必要ですか     (安全率2倍として) 質問3、ボルト(雌ネジ)にかかっている全荷重は何千kgでしょうか