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ステンレスパイプの端末加工に用いる金型材質について
- ステンレスパイプの鋼材質を使用した端末加工の際に問題が発生しています。
- 超硬とステンレスの相性の問題や、金型にコーティング処理を行った場合のおすすめの処理方法について教えてください。
- φ8程度の穴径に均一にコーティングできるのかも教えてください。
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以前、油井管の先端つなぎ目処理の為 パイプ(継ぎ目なし鋼管)を金型で固定し 厚肉・径大化加工をしている所からの 依頼→数100本もしていると金型の内面が ツルツル状態からパイプのスケールで金型内面を 傷つけてどうにもならない状態になるらしく それを救済したことがあります。 金型内面にWCサーメットの溶射が効果的と思います。 そのときの母材はSKD-61だったと記憶します 薄膜で十分効果出しますのでコスト的にも、その他に比べ優位 検討ください
- 参考URL:
- http://www.nshard.co.jp
? 超硬とステンレスの相性 正確には判りませんが、ステンレスはとても粘っこくて難切削材 のひとつです。対する超硬は硬いですが非常に脆い素材です。 加工の条件によって焼付きが生じてステンレスが金型にへばりつ いているのが原因と思います。 ステンレスバーやパイプの引き抜き加工には超硬金型が昔から使用さ れています。 他の方法を講じる前に、A.潤滑油を使う(変えてみる)、B.加工 スピードを遅くする(または速くする)、C.金型の形状を変える、 などを試してみてはいかがですか。 ??超硬にはカニゼンメッキほかいろいろな表面処理ができると 思いますが、内径Φ8の中には難しいと思います。 もし、超硬以外の素材を、ということであれば特徴のある銅合金や 特殊なハイス鋼を試してみてはいかがですか。 銅合金: OM合金(旧 HZ合金) ハイス: 窒化粉末ハイス ネットで検索すると出てきます。
お礼
早々にご回答有難うございます。 SUSパイプ引き抜きに超硬が使われていたとは、知りませんでした。 相性は悪くは無いんですね。 潤滑油を使うのは、後工程で洗浄が必要の為現段階では難しいです。 金型形状は、余りにも単純の為変えようが無いように思えます。 加工スピードについては一度挑戦してみます。 超硬外の素材については、確認評価してみます。 いろいろなヒントを頂き有難うございました。
お礼
回答有難うございます。 参考に教えて頂いたメーカーへ会社とも相談の上、 一度問い合わせてみます。 φ8内面に加工が出来、SUSに強くなれば良いのですが・・。