SCM435、SUS430、STKM13Aの鋼材の性質と使用用途
- SCM435、SUS430、STKM13Aの鋼材の性質と使用用途について調査しました。
- SCM435は強度がありますが、錆びやすく保管には注意が必要です。
- SUS430は錆びにくく、溶接時にも強度が落ちません。STKM13Aは溶接が容易ですが、強度はやや劣ります。
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鋼材について
SCM435、SUS430、STKM13Aの鋼材の溶接や使用用途についてお聞きしたいことがあります。 各パイプの性質を調べていまして、どの鋼材を使うか迷っています。 SCM435は、強度はあるが、錆びやすく保管に困る。また溶接では熱処理が必要とあります。また入手も困難である。パイプの使用なら肉厚を薄くできる。 SUS430は、錆びないし、溶接時などで900℃を超えなければ強度は落ちない。熱処理は必要なし。強度てきに肉厚も薄くできる。 STKM13Aは、溶接などは普通にできる。強度は上記2つよりやや劣り、肉厚の厚いものを使用しないといけない。入手は普通にできる。 この3つのなかで一般的に使いやすく、なるべく軽量化できるものを探しています。これららの鋼材について、他にも長所や短所が分かることがあればお願いします。これ以外にも、これらのような鋼材があれば教えてください。 簡単なことであるかもしれませんが、鋼材について初心者であるので、何を基準にどのように選択していいかあまり分からないので、よろしくお願いします。
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提示の3種類の管材料を熟知しているわけでは なかったので口出しを躊躇っていましたが、誰も 回答を寄せていないので、貧しい知識の有りっ丈を披瀝して御判断の参考になることを願います。 配管材料であろうと推察しますが、材料選定上で 最も重要な点は「どのような流体に適用するか」 であります。流体の腐食性、あるいは耐圧,耐熱性は要求されないか?使用条件をクリアしたら コストミニマイズが考慮されるべきでしょう。 SUS430について少し経験が有ります。配管用の 材料であれば神経質になる必要は無いのかもしれませんが、この材料はフェライト系であるために 溶接影響部等の残留応力が掛かる箇所では、容易にラミネーションを惹き起こすことに注意が必要です。配管構造上検討が必要かもしれません。 また溶接すれば絶対に900℃を超えない訳は無いですが、いわゆる975℃脆性と呼ばれる鉄クローム金属化合物(σ相)の析出に因る靭性の喪失を指摘したアドバイスであろうと推察します。 しかしSUS430はクローム濃度が比較的低い範囲の合金であるので、σ相脆性が敏感に問題化するとも思えません。避けるに越したことはありませんが、溶接に余り神経質にならないことです。
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お礼
返信が遅れてしまい申し訳ありません。 どうもありがとうございました。 SUS430の溶接に関してはとても勉強になりました。 今後も検討をしていきたいと思います。