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中古NC旋盤の選び方と機能について
- 中古のNC旋盤を探している場合、タッチセンサーの有無や対話式の利便性、ミーリング機能の有用性が重要なポイントとなります。
- タッチセンサー付きのNC旋盤は、多品種小ロットの工場での作業に適しています。しかしながら、タッチセンサーを使用している方のアドバイスを聞くことをおすすめします。
- 対話式のNC旋盤は、手打ちで入力する必要があるため、使用が難しい場合もあります。一方、簡単な仕事なら手打ちの方が汎用性がありますが、NC旋盤においても速い作業ができるという意見もあります。
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段取り時間を含めた総時間で 1個の場合 汎用機加工とどれほどの差がでますか? とのことですが、1こだけをつくるということは、汎用のほうが早いときもあるし、NCのほうがはやいときもあります。うちの場合、たとえば、NCで、30丸の仕事をしてるときに、それ以下の図面をながして、後加工は、旋盤というような使い方もします。そうすれば、ツメの交換、刃物の精度だしが1回ですむので、1個あたりの時間が、すくなくなります。どちらも、うまく組み合わせるのがいいと思います。
Q1:ターレット=ドラム? A1:ターレットは、昔から汎用旋盤に多数の工具を68角の刃物台をつけ、人間がインデックスさせて使用した、半自動旋盤の名称からきたもので、ドラム式というよりは、広く通用します。 Q2:干渉? A2:当初の複合旋盤は、このターレットに、回転工具を搭載したもので、干渉の範囲がありました。 23年前よりは、マシニングセンターの主軸ヘッドを、そのまま乗せたような複合旋盤が多くなり、2面拘束式の工具で、MCの主軸を使い旋削をするような機種が多くなりました。 しかしながら、公差1/100を必要とする旋削では、2面拘束工具では限界があり、M精機などは、旋削はターレットを設け、ミーリング加工はMC主軸というような構造の機械に戻してきました。 このような機械の場合、回転工具関係はMC主軸のATCと、粗削り用バイト。 ターレット側に仕上げ工具といった構成で使用します。 干渉は、大きく離れるので、問題ありません。森精機・マザック・オオクマなどのHPを見て勉強してください。
お礼
どうもありがとうございます。73638さんはかなりNCに精通なさっている感じですね。 実は今日親会社に行ってNC旋盤を見せてもらいました。M精機が3台マザトロールが1台でしたがオペレーターの方はタッチセンサーは必需品と言っていましたねー それからみなさんが言われるように ミーリングはアテにならないけど 3条ねじなどを作るときに使えるって話でした。 各社のホームページなどでワタシも勉強いたします。
再び補足ですw 細かい修正が出来るので、対話式でもプログラムが表示されるNCのほうがいいです。
お礼
fineさんこんばんわ と・・・・・・いうことはマザックの対話より M精機とかオオクマなどの対話機種がお勧めってことになりますね ご意見ありがとうございました・
諸先輩方が良い回答を言い尽くしちゃっていますので、質問2に関してのみ感じたことを。 私も対話式のNC旋盤を始めて使うときにプログラムが見れないのを不安に感じましたが、使っていくうちに「NC旋盤とはこういうものなのだな」と、慣れてしまいました。入力も図面寸法を打ち込むだけですのでプログラムを組むより習熟度は低くても済むように思えます。Fineさんの言うように、複雑な形状を加工する時は重宝しています。 ただ、微妙な切り込み量の調整や最後に0カットをしたい時、削った後の工具の逃げ方等細かいところに融通がきかず、詰めはプログラムできかできないのだと感じました。 小ロットで複雑形状=対話式 量産=プログラム と自分の中では区分けしています。参考になれば幸いです。
お礼
takeshiさん ありがとうございました。fineさん同様 マザックのユーザーなんですね。 <小ロットで複雑形状=対話式 量産=プログラム と自分の中では区分けしています。参考になれば幸いです。 なるほど!対話式でプログラムが見られなくても 簡単なものなら 即戦力となるのでしょうね これは よっぽどマザックの対話が完成度高いんでしょうね
こんばんわ^^ プログラムは「慣れ」の一言に尽きます。 私もNCの始まりは直接入力でしたが、現在は対話で入力しています。 今でも直接入力のほうが速いですが^^; 其の1 タッチセンサーは非常に便利です。 予算に収まればタッチセンサー付きにしましょう。 其の2 最初に直接入力で始めた人は対話に戸惑うと思います。 表示されるプログラムが、自分で計算して入力した数値でない為です。 自動計算された数値が何となく信用できないからでしょうね。 交点、接点、長さ、径、取りしろ、仕上げしろ等の条件を入れ間違えない限り、正確に削ってくれます。 何より円弧から円弧の計算をノーズR込みで計算してくれるのが有難いです。 複雑な形状を加工する時に大変助けになります。 其の3 私も複合機は使ったことがないのですが、展示会で 見たり話を聞いたりする限りでは、精密加工&力仕事は無理があるそうです。 結局はY軸剛性に限界があり、マシニングとは勝負になりませんが、ある程度アバウトな加工なら問題無いと思います。 余談ですが、私が使用しているマザック対話式はプログラムが出てきません。 図面の寸法を入力するだけで、確認は画面に出てくる描画でツールの走りを見るだけです(ドライランとマシンロックでも確認できます)。 以前に使用していた大隈と日立精機のNRはプログラムが出ていました。 直接入力に慣れているなら、プログラムが表示されたほうがわかり易いですね。
お礼
fineさん ありがとうございました。マザックはユーザーも多いと伺っておりましたが NC文章が対話では表示されないとは!(絶句)なんだか わけわからなくなってしまいますね。だってF値 とかS値の自分なりの編集はどうするのでしょうか??また 出来上がったプログラムに追加工程を入れようとする場合(私の場合MCですが 思いつきとヒラメキでよくあります)NC文章が出ているほうが よいように思えますが マザック使いの方々はなれると使いやすいのでしょうか
> その1 中古の場合、タッチセンサー付きの値段が、どれだけ無しに比べて上がるか知りませんが 有ればもう無しには戻れません、ただしバイトに負荷の掛かっていない状態での計測なので 1個目で実加工後補正が必要です、それでもバイト1個1個測定するのに比べたら、短いです。 また場合によってはアーム式タッチセンサーで自動で出てきて自動破損検出等をする物も 有りますので確認が必要です。 > その2 それは慣れの話で、熟練者であれば早く、無駄のないプログラムを手打ち(変な言い方ですが) で出来ます、ただしコレは例えば技能検定1級を規定時間の2/3位で済ませ合格出来る レベルの話で、初心者であれば対話がベストだと思います(特に導入後即実戦の場合) 最近のは対話は勿論、普通のコード(ISO、EIA)でもプログラム出来るのでこだわる必要は 有りませんよ(もちろん購入時確認ください) > その3 複合機のメリットは一回乗せると一工程で終わる、ですがデメリットとして旋削とフライス工程が 同時に進行出来ない事です、コレは御社の人員、設備内容、仕事量との兼ね合いで判断する 必要が有ります、また複雑な機械は摺動面,部品数が多いので一般的に剛性が落ちます、 精度落ちも早いです、言い換えれば、そうならないようにする為のメンテ費用が、 多くなると予想されます。
お礼
hikarusaiさんありがとうございました。 諸先輩とだいたい同じご意見と拝察いたしました。 今後ともよろしく御指南ください
Q1:タッチセンサー A1:他品種少量で、工具を頻繁に交換する場合には必需品です。 現在のものは、精度も高く標準装備しているメーカーさえあります。 Q2:対話式 A1:当社でも数台購入しました。しかし使ったのは、金型加工をする作業者だけで、機械加工部品を作る場合、類似品から一部を変更してプログラムする方が簡単な為、使ってくれませんでした。 対話型は相当高額ですから、安い市販ソフトで計算させても充分と考えます。 Q3複合旋盤 ミーリング力が高い機種でないと、数倍の時間がかかります。 また、旋盤特有のベットの中高により精度は変わります。 ただ、1/1000degでの割り出しなど、ワークによっては、大幅な短縮がはかれます。 旋削工具はATCで交換すると精度が出ない為、ミーリングは、ATC、旋削はターレットという機種を選んだ方が良いでしょう。 当社では、1スピンドル40ATC3台、対向型2スピンドル40本ATC1台を導入してますが、Y軸機能があると2次加工が不要となり、便利であることはたしかです。 但し、ミーリング力のある機種は、普通のNC2台分の価格がネックです。
お礼
御回答ありがとうございました。ミーリング機能は期待したことじゃない・・・・とのことですが旋削はターレットってどういう意味でしょうか? 想像するに クシバ型とか ドラム型とかいうNCの区分の ドラム型のことですか?ドラム型だと 素人目に工具がワークと干渉しそうですが 、どのあたりが優れているのですか
私の工場でも、1個からNCで作ってます。 タッチセンサー必需品です。量産ならいらないけど、小ロットでは、必要です。 対話。うちでは、オークマの、LB-15-Mを使ってますが、簡単なプログラムなら、1分でできますよ。複合があるのなら、なおさら、必要です。 フライス加工があるのなら、ミーリング仕様は、便利です。ただ、精度必要なら、Y軸仕様がいいとおもいます。2面とる程度なら、もんだいないです。中古は、精度出てないと思うので、業者にきちんとみてもらったほうがいいですよ。
お礼
回答ありがとうございました。 オオクマのLB15は親会社にあって いつも羨ましく思っておりました。ところで1個からNC かけるとのことですが 段取り時間を含めた総時間で 1個の場合 汎用機加工とどれほどの差がでますか?
こんにちは、簡単ですけど下記に現在の弊社状況明記 します。 その1について センサ-は、多分ツ-ルプリセッタ-のことだと思いますが、これは有ると大変便利だとおもいます。 ただし、あくまで目安として使用するものです。 その2について 弊社もほとんど使用していませんが、時々複雑な形状のもの、たとえばRとRのつながっている形状の物の座標を知りたい時などは、便利です。 その3について ミ-リング仕様の機械が3台ありますが、有ると大変 便利です。 但し、軽切削のみ対応可だとおもいます。 それ以上の切削を望むならば、複合機を選択されたほうがよいとおもいます。 簡単ですが、弊社経験談です。
お礼
OGKさん 回答ありがとうござました。諸先輩がたの回答を拝見すると皆 タッチセンサーをお勧めの様子ですね。ミーリングも軽切削しかできない というご意見も異口同音ですね。 ほんと、参考になりました。またよろしくお願いします。
お礼
rika_ami さん ご丁寧にお答えをありがとうございました。ナルホド・・・・そんな使い方も考えられるんですねー 実は来週 尾具 田端界隈に行くことになりましたので みなさまの貴重なご意見を心に秘めてちょっと見てまいります。