材料の歪みについて知りたい!温度変形のデーターを教えてください
- 材料の歪みについて知りたいです。主にSS400,S45C,S55Cなどの材料を加工しています。加工後の測定では範囲内でもその後の検査で公差から外れることがあります。測定工具の誤差も考えられますが、温度による変形も可能性として考えられます。
- 特にJ交差(0+0.0095mm)などの厳しい公差の場合によくある事例です。材質別で温度による変形のデーターを知っている方がいれば、教えていただきたいと思います。
- 材料の歪みに関しては、温度変形が影響している可能性があります。加工後の測定では範囲内でもその後の検査で公差から外れることがあるため、測定工具の誤差だけでなく、温度変形も考慮する必要があります。材質別の温度変形のデーターをお持ちの方がいれば、教えていただきたいです。
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材料の歪み
材料の歪みについてお尋ね致します。 自社では主にSS400,S45C,S55Cなどを加工しています。 J交差(0+0.0095mm)など厳しい公差の場合によくある事なんですが、加工後の測定では範囲内でもその後の検査で公差から外れている事がたまにあります。測定工具の誤差も考えられますが、温度による変形もあるのではないかと思います。材質別で何℃くらいからどのくらい変形するのかなどのデーターをお持ちの方はよろしく御願いします。
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例えば下記のURLのような非接触式温度計でそれぞれを計測します。 コツは昼間の明るいところでは機器の照射以外のモノもひらうので、 黒つや消しスプレーで色を付けるか、測定部を手で隠して測定すれば安定します。 http://www.rakuten.co.jp/seasonproshop/465962/465967/#15CT-2000D http://www.tech-jam.com/items/IT-540WE.phtml それぞれを計っているとそれぞれの変化と状況の関係が見えて来ます。 もう少し精度の良いモノが良いかもね。
10ミリ、10度で 、0.001ミリ変形します。 100ミリの場合は、1度変わると0.001ミリ変形します。 ちなみにうちの場合、加工面の面粗度は0.004より荒く。ほこりが多いので測定精度が0.002より悪いです。きれいに拭き取るのが大変です。
こんばんは >J交差(0+0.0095mm)など厳しい公差の場合によくある事なんですが、 穴なのか軸なのか、あるいは幅なのか分かりませんがかなり厳しいですね。 >加工後の測定では範囲内でもその後の検査で公差から外れている事がたまにあります。測定工具の誤差も考えられますが、温度による変形もあるのではないかと思います。 もし加工直後の測定でしたら、温度差で誤差が出ている可能性が高いと思います。 >材質別で何℃くらいからどのくらい変形するのかなどのデーターをお持ちの方はよろしく御願いします。 一寸違いますが、参考でよろしければ、市販のブロックゲージとマイクロメータの関係を調査した下記アドレスの14をご覧下さい。 この中の鋼のブロックゲージとマイクロメータの関係をみていただければ分かりますが、ほぼ同じ膨張係数(熱容量も)の場合測定結果の寸法はあまり変わりません(ここでは100ミリで3μmですね)。 という事で、加工が終わったら常温になるまで待ってから(4時間位?)正しく測定すれば誤差は最小になると思います。 もし穴でしたら同径のリングゲージを使用して比較測定すればいいと思いますが、ユーザーさんと御社ではお互いに測定誤差があると思いますので安全をみて+0.0050.008位を目安にすればいいと思います。 リングゲージが無い場合はブロックゲージをはさむように正しく外側マイクロメータをあわせてロックしてからシリンダーゲージを合わせればいいと思います。
お礼
参考にします。有難う御座いました。
1)ワーク(測定物)の温度と室温差はありますか? 2)ワーク温度と測定工具の温度差はありますか? 3)ワークの荒加工後、粗熱が取れてから仕上ていますか? 4)ワークは焼鈍されていますか?
補足
ワーク温度は正確に測った事はありません。基本的に荒加工後は切削水をかけるなどして冷やして仕上げを行いますが、手で触って熱くないかどうかの確認くらいしかしません。荒削りが多い時などには焼鈍を行います。
こんにちは機械部さん 模範ゲージ(実物とほぼ同形状)との比較測定を行えばかなり測定誤差は減らせると思います。 更に室温、模範ゲージ、被測定物、計測器の温度を計測しそえればなお良いかと思います。 余談ですがクーラントの温度管理はされていますか?
補足
被測定物の測定方法とは??計測器の温度とは保管している場所の温度でよいのですか?
>検査表に温度を記入していても測定時に外れていると不良とみなされてしまいます。こういった場合どうしたら良いのでしょうか。 次の方法が考えれます。 ?悔しいけど作り直す。 ?温度差の影響を理屈立てて説明して今後の判定基準を作る。 ?今後この仕事は止める。 ?「袖の下」を遣って,不合格でも合格にしてもらう。 私だったら?で進めます。?は絶対に勧めません。
お礼
?で進めるようにデータを集めようと思います。有難う御座いました。
測定方法が不明なのですが どんな測定工具で? どうやって(どう測定工具を保持して)測定しているのですか?
補足
加工者が測定する工具は工場内の棚(冷暖房なし)に並べてます。シリンダーゲージ、マイクロメーターを用いて測定前にゼロ点合せをして測定します。ちなみに検査課も同様。
加工のプロではありませんが,たまに「js5」の公差を持つ軸を作ってもらうことがあります。加工屋さんの話では,公差からマイナスしてしまったときは,暑い部屋で測定すると公差に入るので,真冬でも暖房を効かせた部屋で寸法を測るそうです。(半分冗談ですが) 厳しい公差であれば,温度の影響を無視できないからだと思います。下に,例を書いてみます。炭素鋼の熱膨張係数λ=11x10^(-6) /Kで計算します。 直径d=100mm,温度差Δt=50K(℃)の場合(加工直後から寸法測定のときまでに50℃温度が下がったとして),変化量Δdは, Δd=λ・d・Δt=11x10^(-6)x100x50=0.055 mm 実際に高精度な部品では,例えば「この寸法公差は,20℃で測定した場合である」のように,図面に記入する場合があります。
補足
検査表に温度を記入していても測定時に外れていると不良とみなされてしまいます。こういった場合どうしたら良いのでしょうか。
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