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加工コーナーの半径(R)は一般的にどの程度が適切なのか?
- 加工コーナーの半径(R)について、一般的な適切な値はどの程度なのかについて質問があります。
- 設計者との意見の相違がある中で、エンドミルやグラインダーなどの異なるケースにおいて、加工コーナーの半径の適切な値を知りたいとのことです。
- 初心者である質問者は、一般公差に関しては答えられるが、コーナーの半径については具体的な基準を知りたいと述べています。
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こんにちは。 うちでの場合ですが当然溝にはまり込む相手がありますよね。その相手側の面取にもよるのではないでしょうか。 相手が0.5C位であれば0.3Rでいいし。うちではほとんどがカッターRの0.8でいっています。 R=0だと割れると考えるべきでは?
溝加工の断面図が  ̄|_| ̄ ←だとすると下側のコーナーのことを言っているのだと理解し答えます。 どの程度の桁数で考えるのかにもよりますが、基本的には『R=0』は無いというのが常識です。 私の場合ですが、このような場合、最低でもR=0.1程度に設定します。 普通に指示すると0.20.3と書きます。 解決方法として“0”に限りなく近づけるように加工するのか? 逃げを設けてコーナー自体を無くしてしまうこと、 それとも相手側に面取りをして干渉を防ぐことが考えられます。 | ̄ ̄ |  ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 逃げだとすればこんな感じですね。(苦笑) Rはなるべく大きな方が刃物の持ちは良く加工も楽になる筈です。 設計の方にもう少し加工を勉強していただければ良いですね。 御参考までに
コーナーRはシャープエッジの工具を用いてもR=0にはなりません(1本の工具でワークを1本しか加工しないという場合は別です)。工具は切削距離が伸びると共 に磨耗していきます。シャープエッジの工具を使用した場合、量産性を考慮すれば、 切削ではR=0.2が磨耗等も含めた限界値と考えて下さい。研削ではトラバースカ ットをする場合R=0.5を覚悟せねばなりません。
R=0でしたら刃物になってしまいますよ! 指示なき所は糸面取りなんかが普通じゃないでしょうか。 あとは、図面の形状を見て判断するしか有りません。 R=0は研磨などで加工しないとバリがでるので不可能です。 (正確にはR=0になりませんが・・・) どうしてもR=0にするなら研ぐしか有りません。 ご参考まで。