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科学者になるには体力が必要でしょうか
科学者になるには体力が必要でしょうか。 スティーブン・ホーキング博士は身体障害者でも科学者でいられましたが、それでも体力が必要だったのでしょうか。
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- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1955/7565)
観測、実験物理学では粘り強い測定が必要ですから普通以上の体力が必要でしょうが、 ホーキング博士のような理論物理学では文字通りの体力ではなく、困難な問題を数学的な力でねじ伏せるような頭脳の力が必要になります。
ホーキング博士を念頭に置いたご質問であれば、少なくとも、「その辺の低い丘に登れるほどの体力も必要ない」という感じがします。 ただ、現代の科学というのは、人類がこれまで何千年もかけて、創り上げてきたものです。現代の科学者は、それに、さらに積み上げようとするのですから、「能力」のほかに、「努力」や「気力」と、これらの「力」を維持していくための「体力」というのは1番の「基礎」になるものだと思います。 「体力」というのをどのように考えるのか???ということにもよりますが、極端に言えば、「生きていく」ということだけでも「体力は必要」ではないでしょうか。目的によって、「体力の発揮の仕方」が変わってくるだけだと思います。例えば科学者として、科学理論を実証するために、常に山に登る必要があれば、最低でも、「脚力」とか「心肺能力」について高い能力が要求されます。ホーキング博士はそのような能力には恵まれませんでしたが、まさに「天才性」という能力を発揮し、それを「理論構成」することに努力したのだと思います。普通の科学者とは比較にならない「突出した能力」を持っていると感じます。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
金目当てでなく、趣味の延長のようにやるつもりなら分野によりますが、それほど必要ないこともあります。現天皇は魚類学者でもありますが、高齢でも研究を続けていますし、かつての学者の多くは裕福な家庭の生まれで金稼ぎのために働く必要などなく、多くの助手を雇っていました。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2129/8001)
科学者とは研究者の総称ですが、研究に従事するには相当な体力が必要とされます。徹夜徹夜で血のオシッコが出るぐらいはザラです。体力に自信が無い人が研究するべきではないでしょうね。 同様に研究心が旺盛で無ければ研究を続けられません。体力的な限界以上に、鬱病などの精神的な病気にかかって研究心を失い、研究を続けられなくなって仕事を変えるしかなかった研究者も多いようです。ハードな仕事だと言って良いでしょう。 世界中に名前が知られるようになった博士号習得者は国や大学が守ってくれるので大丈夫かもしれませんが、知名度が低くて研究成果が乏しい研究者が失敗すると悲惨な結果になる例もあるようです。 大学をやめた後で受け皿が無くて、理論物理学者がそば屋をやっている例もあります。学者や研究者が、そば屋やラーメン屋をやっている例は珍しい事ではありません。 マスコミがテレビ番組を作って科学者を権力者のように宣伝したので、フィクションの話を真実だと信じ込んでいる人が多いですが、実際は逆で、政治家、官僚、マスコミの方が天下りの受け皿が多くて仕事に困らないのが実態です。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
分野にもよるでしょうね。 地質学や考古学、生物学ならフィールドワークもするでしょうから登山や縦走くらいはできたほうがいいかもしれません。 高温多湿のジャングルや極寒の地で数週間の観察や発掘というのもあるかもしれませんからね。 ホーキング博士は理論物理学ですから基本は机上です。 どちらにしても頭を使うわけですからリフレッシュのための運動やリラックスするための趣味はあったほうがいいかもしれませんが、その辺は人それぞれです。 体を動かしたほうが血流が良くなるので脳を流れる血流も活発になりインスピレーションを得られやすくなるかもしれません。