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和解条項とは具体的にどういうものですか?
動物病院で医療ミスがあり、病院側が雇った弁護士とやりとりした結果、 治療費の返還と、示談金の提案がありました。 その際「第三者にこの事を漏らさない」という和解条項の書類に記入してくださいと言われました。 この和解条項ですが、具体的にどのような法的権限があるのでしょうか? またどのような所に医療ミスを話すとこの権限が働くのでしょうか? 詳しい方いましたら、教えて頂けますと幸いですm(_ _)m
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>この和解条項ですが、具体的にどのような法的権限があるのでしょうか? この和解条項には、法的拘束力はありません。 単に「示談の内容を第三者に洩らしたら、示談(和解)が無かった事になる」だけです。つまり、相手が「和解を取り止め、示談を破棄する」だけです。 つまり、洩らしたのが相手にバレれば、治療費は返還されず、示談金も出ません。 示談(和解)とは「双方がすべての条件を納得して受け入れること」ですから、もし、どちらか一方が条件を満たせない場合(約束を果たせない場合)は「示談(和解)が無かった事」になります。 「示談(和解)が無かった事」になれば、あとは「裁判で争う」か「泣き寝入りする」か、どちらかです。 >またどのような所に医療ミスを話すとこの権限が働くのでしょうか? 「当事者以外のすべての人(自然人、法人、どちらも)」です。例えば「隣の家のオッサン」とか「通りすがりの他人」とか「当事者でない親族」とか。 ここの回答者や閲覧者も含まれます。 ただし「相手にバレなきゃ洩らした事にならない」ですが、世の中、どこでどう繋がっているか分からないので「この人なら言っても大丈夫」という慢心をしてはいけません。
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和解して、治療費や示談金をもらった後でも、和解条項に反すれば、当然ですが、和解は破棄されることになりますので、あなたの側は示談金や治療費を返す義務が発生します。 もらっちゃったから、約束を破っても返さない。ということは言えません。 その辺は、弁護士も入っている様ですので、きっちりとやってくるでしょうね。 その時は、すべてがまた0からになります。 医療ミスも認めない。と言う所からのスタートになります。 和解した記録があるから認めただろう!と言っても、それは条件に従って認めただけで、破棄された以上、認めない。となりますので、振り出しに戻るわけです。 >またどのような所に医療ミスを話すとこの権限が働くのでしょうか? 全てです。 あなた側、動病院側以外は全て第三者です。 ネットでも、友達でも、犬つながりの友達も全て第三者です。
お礼
愛犬をどうして死なせてしまったのか、理由が知りたくて動物病院に説明を求めていたのですが、金額提示の上の和解条項、 謝罪の気持ちはなく、お金で黙ってくれと、言う事ですね。 改めて知ると、ひどい条件ですね・・・ お金よりも愛犬が大事ですので、もうお断りしていたのですが、 間違っていませんでした。 この度は丁寧なご回答ありがとうございました。
お礼
なるほど、和解は漏らした時点でなかったことになるのですね。 お金が欲しかった訳ではなく、説明と謝罪を求めていたのですが、それが叶わず、動物病院側が弁護士を雇ったという事は、もうお金という形で決着をつけるしかないのかと、諦めつつも前向きに考えていました。 その矢先この和解条項を提案されました。 和解条項を提案されたということは、医療ミスについての謝罪ではなく、 医療ミスについての口止めが目的という事ですよね・・・ 全く、誠意が無いと言う事ですね・・・ この度は丁寧なご回答ありがとうございました。
補足
お二方ともベストアンサーに選びたいのですが、おひとりだけなので、先にご回答いただいた方を選らばせて頂きました。 解決しました、お二方共ありがとうございましたm(_ _)m