• ベストアンサー

全微分、偏微分の物理的なイメージ

計算は追えるのですが、全微分のイメージが湧きません。 物理では、何か具体的にイメージできるものがあるのでしょうか。

noname#233222
noname#233222

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2800/7250)
回答No.2

偏微分というのは次元が2つ以上あった場合に、片方の動きを止めて片方だけ動かすような計算をすることです。そして止めたほうの動きをちょっと動かしてまた計算し直すなんていうことをしたら、3次元の波動グラフみたいなものを描くことができます。もちろん4次元5次元と増やせますけど、可視化した表現でそれを表現することはできません。 全微分というのは1次元だけであり、すべての動きはある座標だけにしたがってやることなので、誤解なく計算が成立します。 基本的には、偏微分で1次元以外を止めて行う計算は全微分なんです。 現実の物理的現象は複雑な要因の変化が存在しますから必ず偏微分の式で表現することになります。

noname#233222
質問者

お礼

コメント有難うございます。 オイラー的表現とラグランジュ的表現が気象学の教科書で出てきて、今市全微分をどうイメージしたらいいのか・・・。

その他の回答 (2)

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.3

z=f(x, y)があるとき Δz=f(x+Δx, y+Δy)-f(x,y)=AΔx+BΔy+ερ...(i) と書けて、A, BはΔx, Δyに関係しない係数、即ち(x, y)において一定の値を採るもの、ρ=((Δx)^2+(Δy)^2)^(1/2)は、(x,y)と(x+Δx, y+Δy)の距離、εはΔx, Δyに関係するが、ρ→0のときε→0は成立するものであるならば、zは(x,y)に於いて微分可能うといい、A=∂z/∂x, B=∂z/∂yが示せます。 zが微分可能であるとき、一次式(∂z/∂x)Δx+(∂z/∂y)Δyをzの全微分といいdzであらわします。この式は dz=(∂z/∂x)dx+(∂z/∂y)dy...(ii) とかけることになることは容易に示せます。 dz=∂z/∂x)Δx+(∂z/∂y)Δy...(iii) は(x, y)でのz=f(x,y)に接する平面に対応します。接平面上の流通座標をX, Y, Zとかけば Z-z=(∂z/∂x)(X-x)+(∂z/∂y)(Y-y)...(iv) が接平面の方程式の定義です。 さらにf(x,y)について∂f/∂x=fx, ∂f^2/(∂y∂x)=fxyなどと書くとき、ある領域でfxy, fyxが連続であるならば、その領域で fxy=fyx...(v) が成立します。 物理的意味とかだと、完全微分の方がImageしやすいと思います。 連続微分可能なφ(x,y), Ψ(x,y)があって、φdx+Ψdyがある関数Fの全微分だったとします。 dF=φdx+Ψdy...(vi) この時φ=∂F/∂x=Fx, Ψ=∂F/∂y=Fyです。φ、Ψが連続だから Fxy=φy=Fyx=Ψx...(vii) となります。(vii)が(vi)完全微分であるための必要条件です。十分条件は考えている領域が単連結であるとき成立します。(単連結は当該領域内Kで閉曲線Cを書いたとき、その閉曲線Cの内部の点がすべてKに属しているということです。) 完全微分の場合F(x,y)の(xo,yo)から(x,y)までの線積分が両点をむすぶ経路に依存しない、ということが簡単に証明できます。従って2変数の関数で完全微分の要件を満たしているものはポテンシャルの性質を持ちます。山の途中の二点を採ったとき、二点の間の高低差は登山経路と関係ないのと同じです。熱力学の変数 dU=TdS-PdV dH=TdS+VdP dF=-SdT-PdV dG=-SdT+VdP などはこの性質をもつのでU、H、F、Gなどは変化前後の状態さえきまれば変化量ΔU, ΔH, ΔF, ΔGは途中経路によらず一意的に決まります。

noname#233222
質問者

お礼

丁寧な回答有難うございます。 数式は終えるのですが、気象学の本でラグランジュ的、オイラー的表現が出てきて、今一ピンと来ないのです・・・。

回答No.1

 こんな回答がありました。ご参考までに。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1039880575

関連するQ&A

  • 微分積分をより理解するための おすすめ物理学の書籍

    Q、微分積分をより具体的に理解するために、おすすめの物理学の書籍を教えてください 高校の微分積分を学んでいます。 数学関連の本で、微分積分は教科書では問題を解いていても、具体的なイメージとして何をやっているかわからない生徒が多いので、微分積分を使う物理学と併用して学ぶことを推薦する、というような事が書かれていました。 高校の微分積分レベルを使う物理学の書籍を探しています。 参考になる書籍の著者名とタイトル名を、いくつか教えてください。

  • 物理の微分方程式の解き方がわかりません・・

    大学の物理で出された問題についてです。 微分方程式自体がわからなくて、解き方がさっぱりわかりません どなたかヒントでも解法でもいいので教えてください。 よろしくお願いします。 以下問題です。 ---------------------------- 質量mの物体がx軸上を運動しており、物体の速度vは、 m dv/dx + v = 0 ・・・(*) で与えられている。次の問いに答えよ。 (1) 微分方程式(*)から速度 v(t) = dx(t)/dt を求めよ。 (2) t = 0 のとき、x = 0, v = v' として x(t) を求めよ。 (3) 微分方程式(*)で表されるような物理現象の例を一つあげ、簡単に説明せよ。 ----------------------------- (1)から解けませんでした。 (3)の問題を解けるような、(*)で表される運動のイメージもつかめず、困っています・・・ 返答お待ちしています。

  • 物理 微分

    物理で変位を時間で微分すると速度になり、速度を時間で微分すると加速度になるとならいました。 変位が時間の関数としてあらわせるときはわかるのですが、そもそも変位が時間の関数としてあらわせるということがわかりません 変位が時間の二次関数や三次関数など既知の関数であらわせるとき以外の変則的に変位が変わる時はどう考えればいいのでしょうか?

  • 微分積分を使った物理

    物理で微分積分を使う人は数学が得意な人とか聞きますが、「数学は全体的には普通だけど微積得意」という人はどうなのでしょうか。 微分積分は個人的には概念的にもかなり好きで、入試でも超頻出なので、これからもかなり対策していきます。 物理はそこまで得意ではありません。普通です。そういう人に向くのでしょうか。

  • 微分について

    微分について質問です。 物理の問題中に計算してて合わなかったんです。角度θを含めた微分で d/dt(cos(π-θ))=θ'sin(π-θ) と考えたのですが正しいでしょうか? 答えを見るとd/dt(cos(π-θ))=-θ’sin(π-θ) としないと会わないのですが… 説明お願いします。

  • 高校物理は微分積分を使う派ですか?使わない派ですか

    高校物理は微分積分を使う派ですか?使わない派ですか?

  • 高校の物理での微分積分

    なぜ高校の物理では、微分積分を使った教育をしないのか?せっかく、数学Ⅱでほとんどの生徒が微分積分の基礎を学び、知識があるのに、宝の持ち腐れです。

  • 物理の学習におけるイメージの重要性

    物理を勉強しているといつも思うんですが、物理の式は単なる方程式ではなく物理的に何らかの意味を持っているじゃないですか。 でも、いつでもすぐに直感的なイメージができるわけじゃないですよね。(顕著なのは現代物理に近い分野だと思いますが、電磁気でも「ベクトルポテンシャル」とかのイメージは湧かないです) そう言うとき皆さんならどうします?

  • 三角関数の微分積分ができると、具体的に何の役に立ちますか?

    三角関数の微分積分ができると、具体的に何の役に立ちますか? 役にたった体験談、または役に立つだろう分野の具体的事例をお願いします。 物理学の波の何かの推測、計算、なのかな、、

  • 古典物理でよく出てくる微分方程式の解き方を教えてください

    物理は苑田に習っているのですが、この微分方程式は大学行って習えと言われて解き方がわからないので質問させてもらいます。 x``+ax`+bx=0 xは時刻tの関数でx`はxをtで一回微分したものa,bは定数係数 なんか減衰振動的なことを言ってx(t)の求め方を教えてもらえなかったので、計算途中はいいので結果のどこにa,bがどんな形で入るのか教えてください。あと積分定数もどの形でどの初期条件がかかわってくるのか教えてください。 交流回路で出てきたので初期条件は何か実例でやってもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。