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道徳と法と法律
の違いを教えてください。
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人間は社会的動物です。 社会で育たなかった人間は、二足歩行すら できません。 人間にとって、社会は必須なのです。 その社会を維持構築するためには、秩序が 必要です。 秩序を作る為には色々な技術があり、その なかに、道徳や法、法律があります。 これらをまとめて社会規範ともいいます。 法、というのは法的効力を有する社会規範です。 法的効力というのは、国家権力によって担保されて いる、ということです。 担保の方法には色々ありますが、強制力を伴う モノが普通です。 (例外的に、強制力を伴わない法もあります) 法律、というのは法規範の一種で、議会が法律として 制定したモノを指すのが通常です。 道徳というのは、国家権力の担保がなく、社会の 圧力によって、効力を担保しようとするものです。 だから道徳には、原則として国家の強制力はありません。 法律は、最小限の道徳を規定したものだ、という 人もおります。 道徳の中で、これだけは、国家権力を使っても守らせる というのが法だ、という説明です。
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- fujic-1990
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<道徳と法律> 「道徳」というのは、辞書的には「人のふみ行うべき道」「行動の基準となるべき考え方」ですが、国や地域によって異なり、また時代によっても異なります。 例えば今でも、娘が強姦されると、「娘のことをそれほど好きならば」と言って強姦犯と結婚させたり、「名誉を汚した」として娘を殺してしまうことを「良い」とする道徳もあります。日本の道徳とは明らかに違います。 法律は、その国・地域で通用する道徳の中の一部、特に「最低でもこれは守って欲しい」と国家が考えた「最低限の道徳」が法律だと言われている(習った)気がします。 <法と法律、法と道徳> 一般的に「法」という場合、「法律」の2文字を1文字略した場合と、「自然法」を意味する場合の、2通りがあるように思います。 略したダケの場合は、法と法律は同じだということになります。 「自然法」というのは、多少宗教的な意味もあるのですが、時代や国家・地域を越えた、人間(の理性)一般を拘束する(判断基準となる)規範のことです。 時代を、国・地域を、越えている点で、自然法は道徳よりも広い、と言えるかもしれません。 反面、明文に書いてあるわけではないので、論者一人一人が説く、自然法の内容は違ったりします。 つまり、その国・地域の人々から一応の合意を得ている「道徳」よりも、もっと曖昧だとも、いい加減だとも、言えると思います。
- dragon-man
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もともと法は道徳をベースにして作られています。それを厳密化し、文章化したものが法律です。たとえばマホメットが示した宗教的道徳がイスラム教のベースです。
- wam_f756
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(1)宇宙の法則 (2)道徳 (3)法と法律