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発達障害について

専門家の方にお聞きしたいです。 発達障害というのは脳のアンバランスが原因でウェスラーなどのI.Q検査で言えば、仮に総合的なI.Qが高くとも「能力ごとの差」が激しければ発達障害を疑われやすいと思うのですが(勿論それだけでは診断できない事は知っています)具体的にこの差が広ければ広い程どのような症状や問題が起きやすく、逆にこの差が小さければ小さい程どのような事が人より優れているのでしょうか? 1番肝心な事だと思うのですが中々具体的に答えてくれている方がいないので困っています、どうかよろしくお願い致します。

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回答No.5

素人です。 医学、心理学関連の資格は持っていません。 専門回答者として回答を書かれている松代信人氏のプロフィールをwebで見る限り、彼は専門家として名乗っても偽りとは言えないと思います。 ただ、質問と回答は少し噛み合っていないところがあえるし、回答文は乱雑な文章で、素人目にも不適切だと思います。 (1)ウェスクラーなどのI.Q検査で言えば、仮にFSIQが高くとも、VIQとPIQの差(ディスクレパンシー)が大きれば発達障害を疑われやすいと思うのですが(勿論それだけでは診断できない事は知っています)具体的にこの差が広ければ広い程どのような症状や問題が起きやすく、逆にこの差が小さければ小さい程どのような事が人より優れているのでしょうか? ❶ディスクレパンシーに限りませんが、ある指標を社会集団の中での分布を基準に作成し、妥当な方法で計測してスケールに落とし込んだ場合、(VIQとPIQ、群指標、下位検査指標、あるいは投擲能力と走力、跳躍力、視力、聴力、免疫力のようなものでも)、A指標は抜群に高い、B指標はおおむね平均に近いとなれば、その人物がある環境下であることを他人と経験するような場合、他人との間で摩擦や異常感を発生させる危険は高いです。A指標は抜群に低レベル、B指標はおおむね平均でも、同様のことは起きる危険が高いです。 また、人物甲も人物乙も、(A指標-B指標)=0 であるとしても、社会集団の中での分布で見た場合、100が標準値のような統計指標で、(A指標)(B指標)ともに70以下であれば、その社会ではかなり生活上支障が発生します。さらに(A指標-B指標)=0である点では人物甲も人物乙も同じだが、人物甲は130以上、人物乙は100前後であると、二人が同じ場でやっていることによっては、ほとんど異星人という感覚に近い状態が発生するし、状況理解を共有することが困難になります。 VIQとPIQの差(ディスクレパンシー)についても、ある個人のWAIS-3などで差はなかったからその個人にとって良いとか、その社会集団の中でその個人が優れている傾向がうかがえるようなことはないです。 どちらかと言えば、個人は自分の長所や得意を感じている方が前向き・明るくいられますから、自分の中での良いところを自認しやすい、自己肯定感をもてるよりどころとして、(これは高いんだ)というようなものがある=それが下位検査指標の一つ、群指標の一つ、VIQやPIQのどれかでも、楽器演奏でも、身のこなしでも、記憶力でも何でも、(どれもこれも下位、どれもこれも凡庸)よりはいいのではないでしょうか。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1062527455 (2)「アンバランスの個性」と書かれていますが、この様な場合の個性とはどのような性格や態度、行動、言動の事を言うのでしょうか?何か特徴があったりするのでしょうか? ❷専門回答者は{全項目の最低値が標準値と比較して問題がなければ、アンバランスは個性であり、突出した項目があれば}と最初には回答しています。 これは不適当な記述で、アンバランスもバランスがとれているのも、その人物の個性です。個性は個体差でありある程度の期間継続している特徴や傾向の総体です。最低値がどう低くても、高くても、ディスクレパンシーがほぼ認められなくても、大きく目立っても、それで個性です。 (3)専門回答者は{差が小さければ小さい程、オールラウンド的な能力や人間性に優れていると言えます。(全項目の最低値も高く差が小さい場合、全ての能力に優れていることは言うまでもありません)。}と最初には回答しています。 ❸これは不適当な記述で、意味不鮮明です。 これを『全項目の最低値も低く、その項目差が小さい場合』は{差が小さければ小さい程、オールラウンド的な能力や人間性に優れていると言えます。}と述べたいのかもわからないところがあります。2番目の回答では{「アンバランスの個性」を厳密に定義させていただきます。”個性”の本質は極めて難しい永遠のテーマでもありますので、ここでは、非常に内容が限定されたものとなっております。評価項目を発達障がいの診断基準のみに限定します。また”個性”を差によって顕在化されるものと定義いたします。この定義におきましては、項目間の差のアンバランスが”個性”に対応することになります。}と訳のわからない文章をさらに混乱させています。たぶん、想像するに、最初に回答したときの回答をいい加減に書いてしまったため、なんとか糊塗しようとして、もっとひどい上塗りをしてしまったのだと思います。 (4)”個性”や”人間性”を、上記のように限定してよいとは決して考えておりませんが、あくまで発達障がいとその診断という枠組みの議論として考えていただければと思います ❹ただの逃げ、体裁作りとも言える言葉ですが、これにも問題があると思います。発達障害とその診断に重要なのは社会生活上の障碍があるかそれを軽減対処するための分類診断等をどう行うかという視点に戻るなら、個性や人間性を持ち出してはダメで、補助手段としてwaisやwiscでの分析指標を使うなら、その範囲で収めないといけないと思います。それも、それを使う条件はあって、みだりに使えるものではないことも述べるべきです。 (5)(親友が病院でI.Q検査を受け)⇒(発達障害ほどでは無いものの能力差がわりと大きくアンバランスな結果)&(FSIQ=120、コミュニケーション能力は高く男友達も多く女性からもモテる、いわゆる人気者な人間で、勉強や運動も普通にできました) ❺(コミュニケーション能力は高く男友達も多く女性からもモテる、いわゆる人気者な人間で、勉強や運動も普通にできる)というのは、今の社会の文化環境の中でよくフィットしているということであり、かなり生育環境の影響をうまく受け止めて成長したということを示しています。ただ、指先の細かく微妙な作業をした経験はないかもしれないし、じっと押し黙って黙々と同じような力仕事をする経験もしてない、上下関係の厳しい決まりの中で自分を表現しないように振る舞う経験もしてないかもしれないとなると、そうしたことが重視される状況下だとうまくいかないかもしれません。トリは空や高いところで獲物えさを見つけ素早く捕らえる能力を持っていますが、これは文化的学習訓練というよりは、生物個体として備えている能力のようなものです。ウェスクラーの検査では、目の前の状況に対応できるかという流動性知能(?)を測定する絵画完成・絵画配列・積木模様・記号探し・符号・行列推理・組み合わせなどの検査があります。こうした能力の中のいくつかが仮に不得手で平均レベル、あるいは平均以下であっても、すべての検査全体の総合評価が高いということはいくらでもあると思います。 人気が広範にある俳優さんで明るく運動能力も高そうでも、何かの障碍を抱えている人もそこそこいるのだそうです。

k338733
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 非常に参考にさせてもらってますが、いくつか質問があるのでよろしいでしょうか? もし分からなければ分からないと言って頂ければ助かります。 (1)回答者さんは「❺(コミュニケーション能力は高く男友達も多く女性からもモテる、いわゆる人気者な人間で、勉強や運動も普通にできる)というのは、今の社会の文化環境の中でよくフィットしているということであり、かなり生育環境の影響をうまく受け止めて成長したということを示しています。ただ、指先の細かく微妙な作業をした経験はないかもしれないし、じっと押し黙って黙々と同じような力仕事をする経験もしてない、上下関係の厳しい決まりの中で自分を表現しないように振る舞う経験もしてないかもしれないとなると、そうしたことが重視される状況下だとうまくいかないかもしれません。」 このようにおっしゃってますが、という事は友人の様にI.Q検査の能力差が発達障害ほどではないにしろ、大きくてもコミュニケーション能力が高い事はありえる(実際に友人のコミュニケーション能力が高いと私は思う)とお考えだという事でよろしいのでしょうか? (2)そして仮にコミュニケーション能力が高くても、能力差が大きいと上記で書かれてる様な何らかの別の弊害があるとお考えなのでしょうか? (3)もし別の弊害(嘘つき、キレやすい、手先を使う細かな作業が苦手、黙々と作業する単純な力仕事が苦手、上下関係が苦手、などなど)があるとお考えの場合は、何故に人によって弊害の出方に違いが生まれると思われますか? 仮にI.Qの数値が何から何まで全て同じ(総合I.Qも個別のI.Qもある程度大きい能力差も含めて)場合の人同士ならば同じ弊害があると思われますか? 長々質問して申し訳ございません。 もし宜しければお知恵を拝借したく思います、よろしくお願い致します。

  • kurione
  • ベストアンサー率53% (858/1598)
回答No.1

申し訳ない専門科ではありません。私見だと思ってください。 ウェスラー式知能検査は個人内差(個人の得意不得意)の測定と認識しています。間違っているかもしれませんが発達障害=知的障害と認識していると、ウェスラー式は誤った解釈になります、ご存じだと思いますが知的障害は発達障害の一つでしかありません。ウェスラー式での各項目の差は、伸ばすべき所、支援が必要なものの手がかりです、差が無くていずれも得点が高ければ、ほぼ自立できますし、低得点で差がない場合は知的障害ありと解釈すると思っています。 問題解決策の指標にはなると思いますが、発達障害には知的障害が合併している場合に知的障害の診断には役に立つと思います。多くの知的障害ではほぼ全項目で差がないと認識しています。

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