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一次関数のグラフの問題(中学2年の数学)
- 中学2年の数学の一次関数のグラフの問題について解説します。
- Aさんと兄の家から図書館までの移動をグラフで表す問題です。
- 具体的な問題と解法について解説します。
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>Aさんは、家から1000m離れた図書館に行き 添付図のグラフでは「10000m」になってますが、本当の距離は1000mでしょうか?それとも10000mでしょうか? >(1)Aさんが図書館を出発してから家に帰るまでのようすを表すグラフ(80≦x≦130) >について、yをxの式で表しなさい。 「yをxの式で表しなさい」って事は「y = ax+b」の式を考えて、条件に合うaとbを見つければ良いだけです。 xが80の時にyが10000になり、xが130の時にyが0になる、と言うaとbの組み合わせを探して下さい。 つまり a×80+b=10000 a×130+b=0 になるaとbを見付ければ良いのです。 「xが50増えると、yは10000減る」のですから、増減値は「-10000÷50」です。 つまり「xが1増えると、yが200減る」のです。 従って「a=-200」です。 つまり -200×80+b=10000 -200×130+b=0 になるbを見付ければ良いのです。 -200×130+b=0 の式の両辺に「26000」を足してみます。 -200×130+b=0 -200×130+b+26000=26000 -26000+b+26000=26000 26000-26000+b=26000 0+b=26000 b=26000 よって、aは「-200」で、bは「26000」です。 求める式は y = ax+b で、aは「-200」で、bは「26000」と判りました。 なので「yをxの式で表す」と「y=-200x+26000」になります。 確認のため「y=-200x+26000」の式で、xを80と置くと-200×80+26000=10000で、xを130と置くと-200×130+26000=0で、正解だと判ります。 >(2)兄のようすを表すグラフ(10≦x≦160)について、yをxの式で表しなさい。 同様に a×10+b=0 a×160+b=10000 になるaとbを見付ければ良いのです。 xが10から160になると、つまり、150増えると、yが10000増えます。 なので、増減値は「10000÷150」です。つまり「200/3」です。 つまり「a=200/3」です。 (200/3)×10+b=0 (200/3)×160+b=10000 になるようなbを見付けて下さい。 (200/3)×10+b=0 の両辺から「(200/3)×10」を引けば (200/3)×10-(200/3)×10+b=-(200/3)×10 0+b=-(200/3)×10 b=-(200/3)×10 b=-2000/3 です。 これで「a=200/3」「b=-2000/3」だと判りました。 「a=200/3」「b=-2000/3」を「y = ax+b」の式に当て嵌めます。 y = (200/3)x-2000/3 y = 200x/3-2000/3 y = (200x-2000)/3 従って、yをxの式で表すと「y = (200x-2000)/3」になります。 確認のため「y = (200x-2000)/3」の式で、xを10と置くと(200*10-2000)/3=0で、xを160と置くと(200*160-2000)/3=10000で、正解だと判ります。 >(3)2人が出会ったのは、Aさんが家を出発してから何分後で、家から何mの地点ですか? y=-200x+26000 と y = (200x-2000)/3 の両方が成り立つxを求めます。 両方が成り立つと y=-200x+26000 y = (200x-2000)/3 の両方の式が「同じ値」になります。つまり -200x+26000= (200x-2000)/3 と言う事です。 -200x+26000= 200x/3-2000/3 -200x-200x/3=-2000/3-26000 200x+200x/3=2000/3+26000 200x*3+200x=2000+26000*3 600x+200x=2000+26000*3 800x=2000+78000 800x=80000 x=100 x=100という事は「Aさんが家を出発してから100分後」です。 y=-200x+26000 の式に「x=100」を代入すると「y=6000」になります。 y=6000と言う事は「家から6000mの地点」です。 答えは「Aさんが家を出発してから100分後で、家から6000mの地点」です。
その他の回答 (3)
質問文では「家から図書館まで1000m(1km)」、グラフでは「家から図書館まで10000m(10km)」となっていますが、現実的に考えて(兄の速度から)、グラフの通り「家から図書館まで10000m(10km)」とします。 なお、QNo.9326739におけるANo.3の(2)でも触れたように、点(a,b)を通り、傾きkの直線は、 y=k(x-a)+bの形で表されます。 (1) 点(130,0)を通り、傾き(0-10000)/(130-80)=-10000/50=-200の直線であるから、 y=-200(x-130)+0=-200x+26000-(a) (2) 点(10,0)を通り、傾き(10000-0)/(160-10)=10000/150=200/3の直線であるから、 y=200(x-10)/3+0=200x/3-2000/3-(b) (3) 式(a)と(b)から、 -200x+26000=200x/3-2000/3 -600x+78000=200x-2000(両辺に3をかけて分数を整数に直しました。) -800x=-80000 x=100(分後)(80≦x≦130) これを式(a)に代入すると、 y=-200*100+26000=-20000+26000=6000(mの地点) ※ (1)と(2)において式を組み立てる際に、直線が通る点はx軸上にあるもの(y座標が0)とした方が簡単です。 また、連立方程式を解く上では、分数を整数に直した方が、誤りは少なくなります。 (グラフから読み取る別解) この解法では、上の式(a)と(b)を組み立てません。 Aさんは家から図書館まで50分かかり、兄は160-10=150分かかったので、 Aさんと兄の速度の比は、150:50=3:1(かかった時間の逆比) 兄は、80-10=70分間で、家から10000*70/150=14000/3m進んだので、 図書館までの残りの距離は、10000-14000/3=16000/3m このときAさんは図書館を出発したので、2人が出会ったのは、家から、 14000/3+16000/3*1/(3+1)= 14000/3+4000/3=18000/3=6000mの地点 また、兄は毎分10000/150=200/3m進むので、6000m進むのにかかった時間は、 6000/(200/3)=90分 よって、2人が出会ったのは、Aさんが家を出発してから 10+90=100分後 ※この解法では、動きが簡単な兄の方を重視します。
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pakuri-haijo_2様へ ご回答いただき、どうもありがとうございました。
- info222_
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No.2です (3)に誤りがありましたので訂正します (3) >xの共通範囲(80≦x≦130)で >連立方程式を解く >y=-200x+26000 >y=200x/3 -2000/3 >-200x+26000=200x/3 -2000x/3 >-x+130=x/3 -10 -x+130=x/3 -10/3 4x/3=400/3 x=100 y=-200*100+26000=6000 Ans. 100分後、6000mの地点
お礼
info222_様へ どうもありがとうございました。
- info222_
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(1) 傾きa=-(10000/(130-80))=-200 (x,y)=(130,0)を通る y=a(x-130)=-200(x-130)=-200x+26000 Ans. y=-200x+26000 (80≦x≦130) (2) 傾きb=10000/(160-10))=200/3 (x,y)=(10,0)を通る y=b(x-10)=(200/3)(x-10)=200(x-10)/3 Ans. y=200x/3 -2000/3(10≦x≦160) (3) xの共通範囲(80≦x≦130)で 連立方程式を解く y=-200x+26000 y=200x/3 -2000/3 -200x+26000=200x/3 -2000x/3 -x+130=x/3 -10 4x/3=140 x=210/2=105 y=-200*105+26000=5000 Ans. 105分後、5000mの地点
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info222_様 ご回答いただき、どうもありがとうございました。
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chie65535様へ どうもありがとうございました。