• ベストアンサー

存在意義がなくなった会社はある?

仮にテレポートができるようになれば、航空会社は存在意義を失うと思います。 過去にそのようなことが起きて存在意義がなくなった会社はありますか? また、存在意義がなくなった会社はどうなる傾向にあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

コダックと富士フイルムを調べると面白いですよ。片方は技術戦略に成功しつつも、経営戦略で失敗し倒産し、後者は磨いた技術で新しい製品ジャンルを押さえて今に残っています。 教科書的な例だと、レコード針でシェアトップだったナガオカが有名です。 世界のシェアを押さえ巨大化した後、急激なCDへの移行でシェアトップのまま一気に販売数を減らします。 この会社の選んだ道は解散です。 大きな会社は経営や販売、広報など巨大な組織になりますが、最先端の超小型の軸を作る技術では巨体を支えられないと、自ら商売を畳んだんですね。 資産のあるうちに商売を畳めば、誰にも迷惑はかからないし、技術の継承すら可能です。 この会社は自社のレコード針の技術と販売権を、地方の一生産工場に引き渡します。この工場は今も残り、レコード針の生産販売を行っているようです。 倒産してたら残らなかったと思います。

その他の回答 (5)

noname#230940
noname#230940
回答No.6

倒産した会社は多かれ少なかれ存在意義がなくなったと言えるかと思われます。 具体的な社名は出しませんが、印刷関係はかなり存在意義を失っています。 家庭用のカラープリンターがあるだけでも、そこそこの印刷物はできてしまいます。 駅などに掲示してある宣伝のポスターなども、よく見るとオフセット印刷ではなく、プリンターで出力したと分かるものがよくあります。 印刷大手の凸版印刷などは、印刷物ではなく液晶テレビの部品などで、印刷の技術が活かせるものを作ったりしているのが現実です。 富士フイルムを挙げている回答もありますが、このように違った事業に注力して別の存在意義を見いだすというのが一般的だと思います。 カネボウも元々は紡績の会社だから「ボウ」という文字が社名にあるわけですが、化粧品などで知られています。多角経営といいますが、新たな存在意義を作り出すことが求められるわけです。 中島飛行機の場合は、戦後GHQによる命令で解散しているので、厳密に言えばこの質問の回答には合わない面もあります。

回答No.4

CDが普及したことで、レコードが表舞台から姿を消し、(一部ラッパーのスクラッチ用で生き残っている様ですが)レコード針を製造していたナガオカは、一時期窮地に立たされました。 今はレコード針の加工技術を生かして、精密測定機器用端子や超硬カッター等の工業製品を製造している様です。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.3

inactiveoffice さん、こんにちは。 そうですね。よくて買収されるか、倒産、後はほかの産業に転業するようになるでしょう。よく最近言われるのには富士フィルムです。あの会社はもうほとんどカメラのフィルムに投資していない。でも、フィルムの素材からバイオ商品を作っているようです。

  • QCD2001
  • ベストアンサー率58% (325/554)
回答No.2

フロッピーディスクの製作会社は、USBメモリーができて存在意義がなくなりました。フロッピーディスクだけを作っていた会社があったかどうかは知りませんが、企業の当該部門は、解散したか、磁気フィルムのノウハウを生かした別の製品を作っています。 プリントゴッコを作っていた理想科学は、パソコンとプリンターの発展でプリントゴッコの存在意義がなくなったので、オリンパスと共同でプリンターを作っています。 樫尾製作所は、機械式計算機のトップ企業だったのですが、電卓やパソコンの発達により機械式計算機の存在意義がなくなったので、会社名をCASIOに変えて電卓などを作っています。 鉄道ができて駅馬車会社の存在意義がなくなりました。 どうなったのでしょうね?たぶん倒産したと思います。 半導体により、一部の特殊なものを除いて真空管の存在意義がなくなりました。 真空管を作っていたメーカーは、半導体製造に切り替えました。半導体で代替えがきかない一部の特殊な真空管作っていたメーカーは、存続しています。 その他にもたくさんあると思います。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

昔軽便鉄道というものがありました。それより前には人車鉄道というものも。いずれも低速でしか運転できず、並行してバス路線が整備されたりするとすぐに廃止、転業を余儀なくされています。 このように違う部門への転業は多いです。スバルの前身は中島飛行機という会社で、疾風などの戦闘機などを作っていましたが、戦後航空機製造を禁止されるとスクーターなどを経て自動車事業に参入しました。 豊田佐吉が創設した豊田自動織機という会社があります。文字通り本来は織物機械の会社ですが、現在は売り上げのごく一部で、ほとんどはトヨタ自動車に納める自動車の機械装置で稼いでいます。織物機械というのはいったん納品すると買い替えははるか先で、それだけではとても儲からないからです。

関連するQ&A