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刑事になる人なれない人
警察官になって刑事職を希望していても、生涯なれない人もいるのですか？ 真面目に仕事してそれなりの仕事ができてれば刑事職に就くことできますか？ また、刑事を希望していないのに刑事になってしまう人もいますか？ それはどんな人ですか？
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まず警察官になって警察学校を卒業すると、ほとんどの人は交番勤務からスタートします。 そこで空き巣や泥棒などを捕まえる実績が多いと、刑事課長を通じて署長に報告され、「署長推薦」による「刑事選抜試験の受験資格」が得られます。 その試験に合格すると、ようやく刑事の登竜門である「捜査専科講習」に行くことができます。 そこで講習を受けて卒業試験に合格しても、あくまでも刑事になれる資格を得たにすぎないので、あとは今までの交番勤務やパトカー勤務などをしながら、刑事の空席が出るのをひたすら待つことになります。 しかも、刑事登用資格の有効期限は３年しかありませんので、その間に刑事課長から声がかからなかったら、その資格は消滅します。 加えて、警察学校の成績がよい、柔道の有段者、拳銃の腕前が上級・・・というようなポイントも加味されます。 したがって、刑事になるにはいくつものハードル・関門があり、希望しなくてもなってしまうことは皆無です。
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