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科学技術の進歩はインフレを解消できるか

パソコンの値下がりはインフレよりペースが速いというようなことがあるのでしょうか。あるいは必要なものは価格が高くなってそれがインフレの原動力なのでしょうか。はがきが値上げになりますが、紙を遠方に届けるという原則を変えない限り安くは出来ないのでしょうが、これは技術の進歩では解決できないのでしょうか。必要なものを科学技術の進歩によって安くすることによりインフレによる資産の目減りを減らせることもあるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • staratras
  • ベストアンサー率40% (1444/3522)
回答No.3

 確かにパソコンやデジカメのような製品は、10年前、20年前と比較して「高性能で低価格化」になっていますが、このことと「デフレかインフレか」ということの関係はそれほど単純ではありません。  日本(当初は東京のみ)でテレビ放送(白黒)が始まったのは今から64年前の1953年ですが、当時の白黒テレビ受信機は非常に高価で、真空管が20本程度使用された17インチサイズの製品が1台20万円前後でした。その後技術革新とテレビ放送網の拡大による重要増加に伴って、価格はどんどん下落し、7年後の1960年にソニーから発売された最初のトランジスタ式白黒テレビ(23石・19ダイオード)は8インチで約7万円となり、12年後の1965年にはカラーテレビが1インチ1万円(14インチで14万円)の時代になりました。「高性能で低価格化」は昔からあったのです。  しかしこの間日本経済はごく一時期を除けばずっと高度成長を続けていて、こうした一部の工業製品を除けば物価が上昇するインフレ時代でした。  20年前はインターネットに接続するにはパソコンが必須で、今から考えると恐ろしく低機能の製品でさえ20万円以上しました。通勤・通学途中に電話をかけるには携帯電話が、音楽を聞くには携帯型の音楽プレーヤーが、ある程度まともな写真を撮るにはカメラがそれぞれ必要でした。  ところが現在ではこれらのことはスマートフォン1台で済んでしまいます。これは1950-60年代にテレビの価格が下落したのとは異なり、ほかの商品の需要も減少させていますのでこれだけを見れば、技術革新がデフレーションを助長させているとも考えられます。  しかし一方では、ネット社会の発達・スマホの普及はインターネット通販など、従来にない業種や企業の発展をもたらし、SNS関連も含め新興の巨大企業をも誕生させています。またこうした技術革新は日本だけでなく、世界中で進行しているにもかかわらず、すべての国がデフレになっているわけではなく、インフレ傾向にある国の方が多いでしょう。問題は複雑であり、単純な法則で割り切れるものではなさそうです。

kaitara1
質問者

お礼

技術が進歩して価格が安くなるとかえって経済のためにならないというのは人より金のほうが大切という本末転倒的な(現在はむしろこれが常識なのでしょうか)考えかたかなとも思えました。

その他の回答 (10)

  • DCI4
  • ベストアンサー率29% (448/1540)
回答No.11

パソコンの値下がりはインフレよりペースが速いというようなことがあるのでしょうか ★回答 両者に相関はない どだい通貨の単位は 円だけではない  人間が 自分のご都合でかってに決めた単位が通貨=その価値 インフレは想定した通貨に対して考える 個別の物品の値下りは  その物品の価値 供給量によるもの 需要と供給で決まるだけ ・・・・・おわり・・・・・・・ はがきが値上げになりますが、紙を遠方に届けるという原則を変えない限り安くは出来ないのでしょうが、これは技術の進歩では解決できないのでしょうか ★回答 情報量と物理量に相関はない 物理扱う 物理量 と 情報理論で扱う 情報量 のちがい はがきは物品(紙物理的に存在する量)+ 情報量である →無料は不可能にちかい  紙は物理的に存在する量だから 電子メールは情報量のみ→無料も可能 物理的には ほぼ存在しない 微弱電気信号である ・・・・・おわり・・・・・・・

kaitara1
質問者

お礼

ご教示を熟読玩味させていただきます。

回答No.10

No.9です お礼を頂戴しました。 ご質問を兼ねているようですので補足の説明をさせてください。 >お金(という制度)を使わないで暮らせるような社会が必要ということでしょうか。 お金には交換の手段 ・価値の尺度 ・価値の貯蔵 という三つの役目があります。 現金は、交換の手段と価値の貯蔵して使われますが、クレジットカードやスマホ決済など他の交換手段が使われるようになってきています。 現金が価値の貯蔵として使われるのはタンス預金の場合です。 給与の銀行振り込みとクレジット決済の差額が預金となりますが、この場合価値の貯蔵に現金は使われないことになります。 価値の尺度としてお金の単位が使われています。 いわゆる値段、価格(物価)です。 現在、これに代わる尺度がありません。 つまり現在は、現金はなくすことはできてもお金をなくすことはできないということです。 インフレは物価が上がり続けることですが、これを言い換えると、物の価値が上がり続けることがインフレだ、ということになります。 これは、物には価値がありますのでその価値を表すのに使われているお金がなくてもインフレは起きるということです。 価値を表すお金がなくても物の価値があるというのは、寸法を測る物差しがなくても物の大きさはあるのと同じことです。 当初のご質問の {必要なものを科学技術の進歩によって安くすることによりインフレによる資産の目減りを減らせることもあるのでしょうか。」 につきましては、資産の目減りを減らすには資産を全て物でもっていれば良いということになります。 この所有する物として金や不動産が使われるということが、過去にも現在も行われています。 科学技術の進歩がなくても資産の目減りを減らす方法は既に取られているということです。 過去には、王侯貴族が広大な不動産を領土や領地として支配して自分達一族の資産として扱っていました。 蛇足 当初の御質問のタイトル「科学技術の進歩はインフレを解消できるか」は、インフレは経済活動の結果ですので「科学技術の進歩は経済活動を変えることでインフレが解消できるか」という意味にもなります。 この意味では、マルクスが科学的社会主義という思想を発表しました。 現在の中国がこの思想を原点としています。 全ての資産を共有化してしまえばインフレなどは解消してしまい個人の資産の目減りなど考えなくても済むという考え方です。 この考え方に基づいて中国では当初個人が所有する資産には厳しい制限が設けられていました。 お金という制度をなくすのではなく個人資産という制度をなくしたということです。 現在でも不動産は国家や地方政府(日本の都道府県)のものです。 現在売買が行われているのはその使用権です。 しかもその使用権には有効期限が設けられています。 マルクスが唱えた科学的社会主義は、実際は等しく貧困になり等しく裕福にはなりませんでした。 結果としてソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)は崩壊してしまいました。 中国は崩壊を恐れて個人が所有する資産に対する制限を緩めています。 北朝鮮は相変わらず厳しい制限のままです。

kaitara1
質問者

お礼

本当に難しい問題なのですね。頭のよいはずの専門家がうまく対処できないのですから一般庶民がどうあがいても駄目ですね。

回答No.9

マクロ経済とミクロ経済とに切り分けて考えませんと混乱します。 インフレというのはマクロ経済で使われる用語です。 物価上昇という言葉が両方の考え方で使われていますので分かり難いかと思います。 >パソコンの値下がりはインフレよりペースが速いというようなことがあるのでしょうか。 パソコンの値下がりはミクロ経済の問題です。 単に需要と供給の関係で決まります。 パソコンの価格動向が経済全体に影響を及ぼすほど大きくはありませんので、経済全体の動向を表すインフレと直接結びつきません。 数値上はペースが速いことも遅いこともあります。 >必要なものは価格が高くなってそれがインフレの原動力なのでしょうか インフレを議論する際に元になる消費者物価指数を算出する統計に生鮮食品が除かれています。 エネルギー(石油、天然ガス)も除かれています。 生鮮食品は必要不可欠な物ですのでご質問に対しては一概には言えないということになります。 エネルギーの価格動向の影響が余りにも影響が大きいので除外されています。 >はがきが値上げになりますが、紙を遠方に届けるという原則を変えない限り安くは出来ないのでしょうが はがきの値上げは輸送コストだけが原因ではありません。 人件費を含む郵便事業全体のコストを、はがきをはじめ封書や小包などが各々負担していますが、現在のはがきの販売金額では負担しきれなくなったことによるものです。 >必要なものを科学技術の進歩によって安くすることによりインフレによる資産の目減りを減らせることもあるのでしょうか。 充分にあり得ました。 過去形で申しましたのは、現在難しくなりつつあり将来は目減りを加速する恐れが出てきているためです。 従来は科学技術の進歩で作業効率が上がり全体の従業員を減らすこと無くコストを下げることができましたので安くすることができました。 物価が上昇する原因にはコストの上昇と需給バランスがあります。 需要を増やすのには購入者の数を増やすことと購入者が支払に使う資金が必要です。 従来はロボットと人間が作業を分担していました。 科学技術が進歩して人間が分担していた作業をロボットが行うようになってきました。 AI技術の発達で従来は人間が行っていた事務部門にもロボットが進出するようになってきました。 株式取引や為替取引の分野では既にコンピューターどうしの取引が主体になってきています。 1000分の1秒単位で行われる高頻度取引などは人間にはできません。 ロボットやコンピューターは給料を必用としません。 24時間休みなく働くことができます。 これからは、科学技術が発達するとコストが下がると同時に人間が働く場所が無くなってきます。 失業して収入が得られなければ物やサービスの購入を減らしますので需要が衰退してインフレが起きにくくなります。 更に資産を食いつぶしていくことになり資産は目減りすることになります。 AI技術が不得意な創造的な仕事に従事すれば良いという人がいますが、中高年が創造的な仕事に必要な技能を獲得するのは至難の業です。 創造的な仕事の量も限られています。 10代20代の若者でも創造的な仕事で競争に打ち勝つだけの才能を持った人間は限られています。

kaitara1
質問者

お礼

お金(という制度)を使わないで暮らせるような社会が必要ということでしょうか。

  • staratras
  • ベストアンサー率40% (1444/3522)
回答No.8

No.3です。少し補足させてください。 >技術が進歩して価格が安くなるとかえって経済のためにならないというのは人より金のほうが大切という本末転倒的な(現在はむしろこれが常識なのでしょうか)考えかたかなとも思えました。 「水道哲学」という松下幸之助翁の有名な経営の基本的な考え方があります。以下は1932年に松下氏が述べたことです。 産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。水道の水は価有る物であるが、乞食が公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。松下電器の真使命も亦その点に在る。(引用終わり) 「すべての企業が良いものを安く提供できれば人々に幸福をもたらす」と考えた経済人は昔から存在しました。もちろんこれは「デフレの勧め」などではありませんし、貧富の格差が拡大しているといわれる日本や、未だに多くの人が貧困状態にある世界の現状をみれば、現代でも示唆に富む思想だと考えます。

kaitara1
質問者

お礼

モノの価値というのは本来はお金と関係がないものなのかなとも思います。これだけモノが豊かになったらむしろお金(という制度)はいらないのではないかとも想像いたします。

回答No.7

#5の者です。 >技術力が優れていても、そのため自社の製品の価格を安く設定して >かえって収益が減り、業績が悪化するというようなことがあるのかな それはありません。 性能が高くて安くすればたくさん売れて、利益は減りません。 「見えざる手」の一種です。

kaitara1
質問者

お礼

それならばすべての企業が良いものを安く提供できれば物価は上がらなくても景気は良くなるのではと考えるのは誤りですか。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2026/7570)
回答No.6

 イメージスキャナーで古い雑誌をパソコンに読み込んでみればわかりますが、当時は1000円前後した雑誌が、イメージスキャナーでPDFファイルにして読み込むと僅か100~200MBにしかなりません。  200MBの情報量はDVD-R(4.38GB)で20冊以上。BD-R(22.5GB)では100冊以上になります。10万円を超える価格の雑誌が、1枚100~200円のBD-R1枚に保存出来るのです。実に1000倍の価格差です。  写真も同じで、フィルムカメラではフィルム代+現像代+焼き付け代で合計120円ぐらいかかりますが、デジカメでは一切の費用がかかりません。BD-R1枚(100~200円)に5000枚ぐらいの写真画像が保存出来る時代です。実に5000倍の価格差です。  技術革新により、情報量に置ける桁違いのデフレーションが起こっているわけで、情報面では資産の目減りは十分に減殺されていると思います。

kaitara1
質問者

お礼

情報だけでなくほかの生活必需品が安くなればますます不景気になってくるということでしょうか。

回答No.5

#4の者です。 >技術は優れているが業績が悪化してしまう企業があるようです たとえば、楽をするためにIT化したのに、仕事をこなす量が増えて よけいに忙しくなったように、もろ刃の剣だという事です。

kaitara1
質問者

お礼

自社が保有する技術力が優れていても、そのため自社の製品の価格を安く設定してかえって収益が減り、業績が悪化するというようなことがあるのかなという疑問でした。

回答No.4

機能の高いものを同じ値段で購入できるという事は、 広義のデフレです。 また、「技術の進歩」が生産量の増大につながれば、 流通量が増えて、相対的に価格は下がります。 しかし、性能の向上が、購買欲が高まってインフレ につながる、あるいは生産性が高まって消費が増し、 インフレにつながる可能性もあります。 その「技術の進歩」の種類によります。

kaitara1
質問者

お礼

経済から見ると技術の進歩にも良いものと悪いものがあるということでしょうか。技術は優れているが業績が悪化してしまう企業があるようですが、どこか似た現象なのでしょうか。

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2800/7250)
回答No.2

インフレーションが悪いことのように言われていますが、ケインズ経済学を知りませんか。 ケインズ経済学は、経済のフローを活発にすることでどんどんものの価値があがっていき、インフレーションを起こすことが健康だという立場です。 これをやさしく言うと、「あれを買ってもいいかな」という余裕が出る状態になるということです。 誰もお金をだしたくないというなら、100円のものを50円にしたって誰も買いません。 懐に余裕があったら、100円だったものが今日は103円になっても買ってもいいよと思うのです。 これがインフレーションです。 ですからインフレではなくインフラが発展し活発になることで当然インフレは起きなければいけません。 日銀総裁が考えに考えてマイナス金利まで導入してやりたいことはこれなんです。 当然科学技術の進歩はその方向である必要があるのです。 何かの技術が発展したことによりデフレが起きたら、それは反経済的な機能であり、明らかに社会のためにならない技術です。

kaitara1
質問者

お礼

進歩すると社会のためにならなかった技術というのは具体的にどんなものがあったのか教えていただければと思います。

  • hymat
  • ベストアンサー率58% (95/162)
回答No.1

明らかにインフレ率を上回って、情報機器は高性能化しつつも、低価格化が進んでいますね。かろうじてインフレ率はプラスですが、デフレを脱却したとは言えない状況です。本来、商品やサービスは、もっと高級・高性能・高価格なものを作り出して、所得を増やそうとするものであり、あえて価格を下げるのは他社を振るい落とすためです。 しかし、技術革新が速くなり、元が取れないうちに新製品が登場してしまうので、安値処分に陥っています。それでも情報機器は安ければ売れるのに対して、郵便は安くしても増える見込みがなく、減った分を埋め合わせるための値上げなので事情は異なります。一方で宅配便は疲弊しても値上げしていませんから、企業努力の差もあるでしょう。 現状がすでに、物価が下落して、資産の目減りを減らしている状況だと思います。物価下落で資産価値を維持すると現役世代の所得が減ってしまうので、それを原資とする税収も年金も減ることになります。旧ソ連は物価が安くて庶民の生活は楽だったと聞きますが、所得が伸びなかったので経済が停滞しました。インフレの原動力は、需給による価格調整ではなく、さらに良いものを求める意欲だと思います。 むしろ「科学技術の進歩はインフレを"実現"できるか」ですね。そのために、緩やかに物価は上がって所得も増える、というプラスの経済成長が望まれ、意図的にインフレに誘導しようという声もありましたが、成功していません。大手による寡占が進み過ぎたので、何をやってもやらなくても内部留保に取られて、みんな株に投資されてしまいます。それで世間に貨幣が流通しないのです。

kaitara1
質問者

お礼

つくずく難しいものなのですね。頭のよいはずの責任者が最大の努力をしていてもあまりうまくいかないのだから仕様がないのですね。

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