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英文とその訳があります。訳は正しいですか?
- 日本の名刺の特徴と、その背後にある文化的な要素を理解することは、異文化間のコミュニケーションにおいて重要です。
- 日本の名刺交換における尊敬と敬意の表現方法、および言語レベルの選択は、ビジネスの成功に影響を与えます。
- 日本の名刺交換のプロトコルは、西洋の文化とは異なるため、西洋人はトラブルを回避するために適切な対応策を知る必要があります。
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以下のとおりお答えします。全体的に、実に見事な訳文だと思います。長々引用するあとに、その割には、いささかアンバランスですが、★を3つほど書きます。 >Japanese business cards, on the other hand, begin with the name of the company, the section of the company, the person's postion within the company, and end with the person's name. Affiliation and position count more than the individual who happens to fill that position, and many people are referred to by their rank rather than their personal name.The information on the business card influences the level of language used by each side as well as the content of the conversation that follows the card exchange. During the small talk that follows, both sides go further to glean information to establish the relative position of the other.These practices and questions confound Westerners on several counts. First, as we have seen above, they are often irritated or even angered by what they consider personal questions and try to evade answering them. Second, it goes against the basic premises of democracy and equality to treat someone differently because of his or her background, education, employer or family composition, The gulding principle, if not always practiced, is that each individual is equal, measured only by his own abilities. >一方、日本の名刺は社名から始まり、部署、職位、そして最後に本人の氏名が書かれています。 部署、役職などが、個人よりも重要とされ、多くの人が個人名ではなく役職名で呼ばれることがあります。名刺にある情報は、名刺交換に続く会話の内容と同じく互いが使用する言語レベルに影響します。(名刺交換の後の)軽い世間話の間に、双方が相手との相対的位置関係を確立するために情報収集へとさらに踏み込むのです。こうした慣例と質問はいくつかの点で西洋人を混乱させます。第一に、上記で示したように、彼らは自分たちが個人的な質問だと見なしていることを聞かれることで頻繁にイライラしたり頭に来たりさえします。そして答えるのを避けようとします。第二に、彼もしくは彼女のバックグラウンドや学歴、雇用主、家族構成の為に誰かに対して違った扱いをすることは民主主義と平等という大前提に反しています。いつも実践されているとは言わないまでも、指針となる原則は各個人は平等であり、その人がもつ能力によってのみ判断されるということなのです。 ★Affiliation and position count more than the individual who happens to fill that position:「その個人がたまたま就いた部署や役職がその個人より重視される」。お訳では前半部分が欠落しています。 ★as we have seen above, they are often irritated or even angered by what they consider personal questions and try to evade answering them:「上で見たように、彼らは個人的な質問と見なしていること(を聞かれること)によって、しばしばイライラしたり腹を立てたりすることさえあって、答えるのを避けようとします」。お訳とほとんど同じですが、なるべく逐語訳しました。(それだけです。) ★it goes against the basic premises of democracy and equality to treat someone differently because of his or her background, education, employer or family composition:「当人のバックグラウンドや学歴、雇用主、家族構成のせいで違った扱いをすることは、民主主義と平等という基本的前提に反しています」。これもお訳とほとんど同じですが、日本語の語句を少し整理しました。 ⇒一方、日本の名刺は社名から始まり、部署、職位、そして最後に本人の氏名が書かれています。個人よりも、その個人がたまたま就いた部署や役職がその個人より重視され、多くの人が個人名ではなく役職名で呼ばれることがあります。名刺にある情報は、名刺交換に続く会話の内容と同じく互いが使用する言語レベルに影響します。(名刺交換の後の)軽い世間話の間に、双方が相手との相対的位置関係を確立するために情報収集へとさらに踏み込むのです。こうした慣例と質問はいくつかの点で西洋人を混乱させます。第一に、彼らは個人的な質問と見なしていること(を聞かれること)によって、しばしばイライラしたり腹を立てたりすることさえあって、答えるのを避けようとします。第二に、当人のバックグラウンドや学歴、雇用主、家族構成のせいで違った扱いをすることは、民主主義と平等という基本的前提に反しています。いつも実践されているとは言わないまでも、指針となる原則は、各個人が平等であり、その人のもつ能力によってのみ判断される、ということなのです。
お礼
回答ありがとうございました。