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原発の冷却水循環ポンプ

普通ポンプは長時間空運転させると壊れるので 水槽が空になると停止させます。 地震で水面が揺れる事と 水槽の底を検出しているはずのポンプが 停止することの関連性がよくわかりません。 そもそも、空で回しても壊れないポンプにすればいいと 思うのですが(無ければ作ればいいかと・・) つまり電源が有る限り無条件で回り続ければいいかと・・ ポンプが停止したらメルトダウンするので 停止させるインターロックは必要なくないですか

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  • ベストアンサー
  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (812/3032)
回答No.4

もし急激にプールの水が漏れた場合、やはりバッファータンク内の水をプールにもどしたら本来漏えいさせずにすんだはずのバッファータンク内の汚染水まで漏えいさせてしまいます。ですので時間的遅延をあえて作るのは被害の拡大の原因になりかねずおすすめできません。 それでなくても地震中に無条件にポンプをまわすのはお世辞にも良策とは言えません。 おそらく今回の場合、余震がおさまるまでポンプを停止し、配管の目視確認をし、水位計をリセットして再起動させモーターを再度運転させればそれでよかったはずです。 目視確認できないならモーターを運転させてからプールに戻される水量の確認ですかね? そのくらいのことメーカーの仕様書には書かれてるはずですので、東京電力はそれを危機管理マニュアルに起こして現場の担当者に渡しているはずです。 東電がきちんと危機管理マニュアルを作って無かったか、現場の責任者がマニュアルさえ使いこなせないかのどちらかでしょうね。 今回の場合幸いにも長期使用されていない燃料棒のため危険なことはまったくありませんでしたが、東電の管理能力の劣悪さを心配せずにはいられません。

その他の回答 (4)

回答No.5

少し誤解されているようです。 原子力発電所では、ポンプの空運転は行わないし、また、水槽(プール)の水位は底ではなく、使用済燃料の頂部よりも上側の位置を測っています。 さらに、冷却水ポンプが停止しても、水の蒸発効果(気化熱)により水温の上昇を緩和させることができます。保管された使用済燃料の発熱量に応じて多少の違いはあるものの、プール水の蒸発に伴って危険水位まで低下するまでに月単位の時間余裕があります。 使用済燃料プールなどの冷却水ポンプは空運転させません。万一ポンプが空運転すると(水に代わって、密度が1,000分の1程度の軽い空気がポンプを流れ、ポンプやモータに過剰な負荷変動が生じ、壊れる原因となるからです。 そのため、水位の異常低下の信号を受けて、ポンプを自動停止させます。 使用済燃料はプールの底の深いところに保管されており、上側に厚い水の層があります。これによって使用済燃料から出される放射線をしゃへいする効果があり、また、冷却機能の異常が生じても、水の蒸発効果(気化熱)により水温の上昇を緩和させることができます。 使用済燃料の上側の水層の厚さが重要であり、そのためプール水位は割合、上側で監視しています。

ichizato
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.3

 地震で核燃料貯蔵プールの水面が揺れると核燃料貯蔵プールであふれた冷却水を取り入れてバッファータンク(?)へと送り込むための取水口の位置と比べて、核燃料貯蔵プールの水面の高さが揺れで生じた波によって高くなったり低くなったりを繰り返します。  取水口の高さよりも核燃料貯蔵プールの水面の高さが低くなった時には、バッファータンク(?)へと送り込まれる水が無くなりますから、バッファータンク(?)の水面が一時的に低下する事になりますので、それを水位計が検知すれば漏水があると誤って判断されてしまい、ポンプが停止してしまう事もないとは言えません。

ichizato
質問者

お礼

ありがとうございます。

ichizato
質問者

補足

詳しい解説ありがとうございます。 実は、第2の疑問はそこだったのですが 冷却水は放射線濃度が低いとも限らないので 漏れている可能性があったらとりあえず即停止させる 制御だったのかもしれません。 でも通常、水位の判定には、水面の揺れ、外乱を考慮して 時間的遅延を持たせると思うのです。 地震の想定をした実験も出来ないので (タンクを人為的に揺らす実験が無理と思う) 水位判定の反応が良すぎて止まってしまった ってことですかね。

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 そのポンプは使用済み核燃料貯蔵プールからあふれた水を、冷却水の冷却用の装置に送り込む働きをするためのポンプで、冷却水の冷却用の装置を通った水は再び使用済み核燃料貯蔵プールに戻る様な配管回路になっています。  そして今回問題となった異常を検知したセンサーは、使用済み核燃料貯蔵プールからあふれた水を受け取って一時的に溜め置いておくためのバッファータンク(?)の役割を果たす水槽に設けられた水位を監視するセンサーです。  そのセンサーが水位の低下を検知する様な事があった場合、それはポンプが送り出した水の量と比べて、核燃料貯蔵プールからあふれて来る水の量が減ったという事を意味します。  送り出した水の量は全て核燃料貯蔵プールに戻る様な配管になっているというのに、送り出した水の量よりも核燃料貯蔵プールからあふれて来る水の量が少ないという事は、どこかで水漏れが起きているという事を意味します。  水漏れがあるにもかかわらず、水漏れが起きている所へポンプを使って水圧をかけた水を送り続けたのでは、更に水が漏れ続ける事になります。  そうなってはまずいので、停止させるインターロックが必要なのです。

ichizato
質問者

補足

すみません。 たいへんよくわかりました。 インターロックは必要ですね

  • Macpapa10
  • ベストアンサー率9% (127/1288)
回答No.1

>地震で水面が揺れる事と 水槽の底を検出しているはずのポンプが 停止することの関連性がよくわかりません。 ポンプを動かす電気がなかったから・・・・・

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