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何故メダリストの名字は『佐藤』が多くないのか

日本で1番多い名字は佐藤(200万人)です。絶対数が多いわけですから、普通に考えて佐藤姓のメダリストが多くなると思います。しかし、現実にはそうではありません。 夏季オリンピックにおける441個の総メダル獲得数に対して、斉藤姓の取ったメダルは僅かに3つ(団体競技は省く)。冬季オリンピックに至っては、佐藤性の人は1人もいません(wiki参照)。 たとえば、レスリングのメダリストは登坂(前後句に5000人)や土性(全国に500人)、伊調(全国に30人)といった珍しい名字のメダリストがいるにもかかわらず、歴代で見ても佐藤姓は1人ぐらいだったと思います。伊調に関しては姉妹でメダルを取っていますから、全国30人しかいない伊調姓が全国200万人の佐藤性よりも多くメダルを取っていることになってしまいます。 佐藤性の多さで考えれば、各競技の代表クラスに1人はいてもおかしくないように思えます。 何故、このようなことが起こるのだと思いますか?

みんなの回答

回答No.4

因みに、佐藤、斉藤、伊藤、工藤、藤原など「藤」のつく姓が多いのは、飛鳥時代に勢力を持った「藤原氏」がモトです。 佐藤は、「藤原」に、朝廷の役職である「佐(すけ)」を組み合わせて「佐藤」に。 斉藤は、神官の役職である「斎宮頭」に「藤原」の「藤」を付けて「斉藤」に。 伊藤は、「伊勢地方の藤原」で「伊藤」に。 工藤は、「木工寮の官僚」の「藤原」で「工藤」に。 比率を統計的に考えるなら「藤原起源の藤の付く姓」を「単一のグループ」として考えないといけません。

回答No.3

>何故、このようなことが起こるのだと思いますか? 「オリンピックメダルを取った日本人の数」が「統計学的に意味を成さないほど少数」だからです。 日本の人口は1億3千万人です。そのうち、佐藤姓は約200万人。 リオで日本が取ったメダルは41個です。 1億3千万人にメダル41個を均等に配ると「317万人に1個」になります。 佐藤姓が200万人集まっても「1個に満たない」のです。 「佐藤姓がメダルを獲得できる期待値は1個に満たない」です。 つまり「日本で一番多い佐藤姓であっても、1個取れるとは限らない」のです。 「佐藤姓でも1個取れるとは限らない」のであれば「もっと人数の少ない姓」も「1個取れるとは限らない」です。 言い換えれば「どんな姓だろうが、1個取れるとは限らない」って事です。 「どんな姓だろうが、1個取れるとは限らない」って事は「だれが取ってもおかしくない」って事です。 「だれが取ってもおかしくない」って事は「誰でも、姓の比率に関係なくメダルを獲得できる」って事です。 統計学では「2000サンプルくらいあれば、有意なサンプル数と言える」と言われています。 ですから「日本がメダルを2000個くらい取れば、姓の比率に従った比率で獲得するかも知れない」ですが、オリンピック1回の開催で授与されるメダルの総数は1000個に満たないので「日本がオリンピックのメダルを2大会続けて総取りする(他国にメダルを1つも取らせない)」って事でも起きない限り、確かめる事は不可能です。

chitaniumu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いってることは分かるんですけど、すっきりはしないなぁ。 総獲得メダル441個で考えると、約29万人に1人ですよね。佐藤性が200万人いるなら、6個~7個は取れることになってしまう。まぁ、2000個ないんで無意味ってことなんでしょうけれど。 それと、人数の少ない姓でも取れるとは限らないとはいえ、佐藤性と比較したら確率的に天と地ほどの差があると思うんですよね。なのに、実際にはそんなに差がない。そこが不思議なんですよ。 確率って何なんだよって。

回答No.2

 日本の姓の多い順ランキングを改めてここにあげてみます。 佐藤、鈴木、高橋、田中、わたなべ、伊藤、山本、中村、小林、加藤、吉田、山田、佐々木、山口、さいとう、松本、井上、木村、林、清水、山崎、森、阿部、池田、橋本、山下、石川、中島、前田、藤田、小川、後藤、岡田、長谷川、村上、近藤、石井、坂本、遠藤、青木、藤井、西村、福田、太田、三浦、岡本、松田、中川、中野、原田・・・・  およそ50ほど上げてみましたが、今回のリオ五輪のメダリストは58人、その中でこの姓50人に当てはまるのが男子体操の加藤、田中、バドミントンの高橋など10数名いました。男子体操やシンクロなど団体競技は含みましたが。 確かに佐藤さんはいませんが、それでも日本の姓の多い順50名中10数名というのはなかなかの確率だと思いました。  オリンピックで日本選手がメダルを獲得した過去のスポーツの特異性を・・・特異性と言ったら失礼ですので、水泳や陸上、柔道を除いてその競技人口の少ないスポーツでメダルを獲得していることが多いということにも気が付きました。日本のお家芸と言われるレスリングや体操などを行う人はやはり少ないんですね。公立の中学高校では(これも地域性によりますが)レスリング部や器械体操部はなかなかありません。もちろん冬季五輪で行われるスポーツのクラブはまずありません。  ただ、この50の姓を見ていて感じたことは、今は随分減ってきたとはいえ、それでも今年は3874校が参加したという「高校野球」・・・すなわち歴代のプロ野球の有名選手の顔が浮かんできたということです。もっとも私自身がプロ野球の観戦を50年近く楽しんできたということも大きいでしょうし、それだけ知識量も豊富だともいえますが。  それでも佐藤姓のプロ野球選手といえば「パンチ佐藤」「佐藤義則」くらいしか思い浮かびませんでした(笑)  オリンピックで日本がメダルを獲得できるスポーツ(日本のお家芸)の希少性と、比較的自分の周りにも経験者は多いという野球の大衆性(?)の違いかな?という気もしました。ただ、これでは佐藤さんのメダリストが少ないという説明にはなっていませんが(笑)  

chitaniumu
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 いまだ、謎は解けずですねぇ。 ただ、下の回答のお礼でもしましたが、私は将棋が好きでニコニコ生放送なんかをよく見ます。それで結構詳しいのですが、意外に棋士には佐藤性が多いのです。10人ほどの佐藤性がいるはずです。 しかも、佐藤康光九段は永世棋聖。佐藤天彦名人は、羽生名人を破って現在名人位を獲得しています。 将棋の棋士は、普通の棋士でもとんでもないほどの頭脳の持ち主です。その中にあって頂点にいるのだから、まれに見る頭脳の持ち主であることは間違いありません。 佐藤性はただたんに、スポーツよりも頭を使うことの方が向いている家計なのかもしれませんね。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.1

佐藤姓がなぜ多くなったのか自身がハッキリしていませんので,想像の域をでませんが。 佐藤や鈴木といった苗字が多い理由として,明治になり庶民が苗字を名乗れるようになったときに,例として佐藤や鈴木が出されたために,大した意味を持たないと考えた庶民は,それでいいや。と奇抜な苗字を嫌ったためにそれになった。という説があります。 つまり突飛なことを選ばない典型的な家柄であるために,特筆的な肉体や身体能力を代々持たない家系の可能性はありますね。このような遺伝子レベルとまではいかなくても,名前に関して特徴を持たそうと思わない思考の家柄の人ですから,子供の頃からお金と時間をかけてスポーツを熱心にするという考え方があまりないのかも知れません。 実際,今回のオリンピックのメダル躍進の影にはゆとり教育があります。 勉強や躾というめんではさんざんなことが言われるゆとりですが,学校がらくであるために,土日にスポーツを思いっきりできる環境の少年少女時代を過ごせた人達が今活躍しています。それでもなお普通を好む家柄の人は,子供に勉強や塾を与えるのかも知れませんね。 それと,佐藤姓の50%は東北地方に集中していると言われています。 私はスポーツの土地柄にあまり詳しくは無いのですが,サッカーが静岡であったり野球が甲子園の周辺の関西であったり,もちろん全国に愛好者は沢山いるのですが良い指導者がどこかの地域に集まると言うことは地域性を決める可能性として大いにあり得ますし,実際レスリング,シンクロなどこのコーチに習わないと・・・という場所に行く準備を小さい頃からしているか?と考えると土地柄ということも大きく影響している可能性はありますね。

chitaniumu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 突飛なことを選ばない家計、か……。でも、将棋の棋士だと、佐藤さんは結構多いんですよね。佐藤康光とか佐藤天彦とか、佐藤紳哉とか。確か、200人の棋士の中で、10人ほどの佐藤性がおり、1番多かったと思います。 しかも、佐藤康光さんは計13期のタイトル保持をしていた永世棋聖ですし、佐藤天彦さんに至っては羽生名人を破って、今現在は名人位を獲得しています。 佐藤性というのは、学問とかそっち系に才能を伸ばしやすいのかもしれませんね。

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