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No more thanの意味の取り方
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> なぜ先史時代のホモサピエンスとネアンデルタール人のDNAを比べて違っていたら上の結論になるんでしょうか?二つはもともと違う種なのだから違っていて当たり前ではないのですか?。。 違っていてあたりまえですが、ここでは違っている中でどれだけ類似性があるか(similar to)のことをポイントにしています。 正直なところ、本文でも前提でもどれだけの類似性があればこう履いていた証拠になるのか、現代人と他の霊長類の類似性と比べてネアンデルタール人との類似性が特別と考えられるのかどこにも触れていないので、科学的に説明するにはあいまいです。例えば、良く人間とチンパンジーのDNAも99%一致すると良く言われます。これに比べるとネアンデルタールとホモ・サピエンスのDNAがもっと一致するのは明らかでしょう。ただ、交配していたとしたら、DNAの配列の中でも偶然ではあり得ない類似性が見つかると思います。そこまでの類似性が見つからなかったと言うことだと思います。本文・前提にはそんな説明は書いていないのですが、本文の中で”現代人とネアンデルタール人のDNAはかなり違っている”と言うことを”事実”として書いているからには、科学的に交配していないと言えるくらいの違いがあったことが暗に言われていると思います。 ちなみに、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスと随分長い間共存していて、生活領域の中でも遭遇していたそうです。身体的にも知的能力的にも大差が無かったそうで、またお互いに戦って滅ぼしあったような痕跡もなく、何がその後の命運をわけたのかずっと研究対象となっています。例え交配しなかったとしてもDNAは非常に似ているはずで、ただ交配していたとしたら明らかにわかる類似性が無かったと言うことなのだと思います。
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- 92128bwsd
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> えと、つまり私が先ほどかいた文はまちがいという事でしょうか? 失礼しました。ご理解の通りで間違いないです。 > ネアンデルタール人について調べてみたのですが ハマりましたか?(笑) 実は個人的にはネアンデルタール人とホモ・サピエンスの違いについて興味を持っていて、ここ2-3年でも次々と新しい事実が発見されています。知能も体力もほぼ同じ種が、同じ時代に暮らしていた事は驚きですが、片方だけがほんの僅かな差だけで地球上に生き残れなかったと言うのもとても不思議です。 でも設問に取り組もうとすると多分そう言う予備知識はかえって先入観になりそうですね。
お礼
ありがとうございました!
- 92128bwsd
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> 何だかいまいちしっくりこないパッセージですよね。。 しっくり来ないと言うよりあいまいな部分が多いと思います。wanydccanyさんの取り組んでいる問題はおそらく書いてある本文が正しいかどうかとは関係なく、本文が正だとして、前提も含めてロジックがどうかと言うことかと思います。そうするとあまりはっきりしないところを想像で埋めるのは危険だと思うのですが、この文章はそれにしても想像を広げたくなります。 前提の文はまわりっくどい言い方でわかりにくいのですが、ひとつヒントになるのは、現代人と、その前史時代の祖先のDNAは直接比べられていないものの、ネアンデルタール人との比較から、少しは違いがあることが示唆されています。と言うことは長い時間の中で現代人の系統であってもDNAが変化する可能性は考えないとならず、そうするとネアンデルタール人と現代人のDNAの比較だけでは前史時代の現代人の祖先とネアンデルタール人が交配していなかった証拠にはならないと言うことと思いました。だから前提の文章によって、前史時代でも交配していた証拠が無いと言う事がわかって、本文の結論が成り立つと言うことと思います。 ただ、気持ち悪さは残って、例えばそれぞれのDNAを採取したサンプル数やあつめた地域、時代その他の条件が全くわからないのに、前提の情報だけではっきりした結論は出せないだろうと思います。結局、限られた文章の中で出題者の意図を考慮しつつロジックの展開を見ていくしか無いのかと思います。
お礼
えと、つまり私が先ほどかいた文はまちがいという事でしょうか? ネアンデルタール人について調べてみたのですが最初は本文のような話が通説だったのが2010年にネアンデルタール人とヒトの何%かは共通しているらしい文献がでたそうです。この文が出たのは2010年以降のはずなんですが、その文献内容が反映されていなかったのかもしれません。
- 92128bwsd
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登場するのが、現代人、先史時代のホモサピエンス(現代人の祖先)、ネアンデルタール人。 写真添付の本文では、 1.先史時代のホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人と異種交配したと信じられていた。 2. DNA試験の結果、そうでないことがわかった。 3. 現代人のDNAはネアンデルタール人の物と著しく異なっている。 3.が事実で2.が結論になるのですが、3だけだと2.を言うのは根拠が弱いです。なぜならば、先史時代の現代人の祖先はネアンデルタール人に近くて、時代を経て現代人のDNAが大きく変化しているから。 前提、 " The DNA of prehistoric Homo sapiens ancestors of contemporary humans was not significantly more similar to that of Neanderthals than is the DNA of contemporary humans." は、上の2の根拠を強化しています。 この前提では、先史時代のホモ・サピエンスとネアンデルタール人のDNAも比較しています。その結果と、上の3. を比べた時に、特別に先史時代のホモ・サピエンスとネアンデルタール人のDNAが似ているわけではない(かなり異なっている)事がわかった。つまり、最初からホモ・サピエンスとネアンデルタール人は著しく異なっていたと言うことです。 「先史時代のホモ・サピエンス(現代人の祖先)のDNAは、現代人のDNAがネアンデルタール人と類似している以上には顕著な類似は無かった。」 が、前提の訳です。ここの文のthanの後は倒置になっています。
お礼
なぜ先史時代のホモサピエンスとネアンデルタール人のDNAを比べて違っていたら上の結論になるんでしょうか?二つはもともと違う種なのだから違っていて当たり前ではないのですか?。。
- princelilac
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本文にも画像にも No more than は見当たりませんが…、 not not significantly more similar さほど顕著に類似している訳ではない to that of Neanderthals ネアンデルタール人の(DNA)に than is the DNA of contemporary humans 現代の人類のDNAよりも ※先史時代のホモサピエンスは現代人の祖先であるが、DNAはネアンデルタール人より現の方が似ている。 ↓ not があるので、『現代人のDNA方が先史時代の人類に近い』となります。 もし no が使われていたら、「若干はネアンデルタールの方が似ているが大差はない」という意味になります。この場合は『大差はない』が伝えたいことの中心になります。事実が逆になりますし、話題の中心が変化します。
お礼
お返事ありがとうございます。 焦点が変わるというのは他のno more thanや(数字比べたりするno bigger than含め)not more than (not bigger than)にも同じように言えることでしょうか?
お礼
かんがえたんですが... ネアンデルタール人と比べているのは本文中でネアンデルタール人とヒトはDNAがかなり違っているといっているので、もしancestorとネアンンデルタール人が、ヒトとの類似性よりも類似性があれば、間接的にヒトともDNAがかなり違っているという事になってしまう、前提は、ancestorとヒトのDNAは似ているというものなので、これが成り立つとしたらDNAの違いを元にして導き出した結論は崩壊する。よって、ancestorのDNAはネアンデルタール人とヒトよりも似ていてはならない、ということでどうでしょうか? 何だかいまいちしっくりこないパッセージですよね。。