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鯨の構文とは?意味や使い方について解説
- 鯨の構文とは、A whale is no more a fish than a horse is.という文のことを指します。この文は、鯨が魚であることと馬が魚であることの関係を否定している表現です。
- 鯨の構文の考え方を理解するためには、数量的な関係性を考えることが重要です。例えば、変形させた文A whale is no less a fish than a horse is.では、鯨が魚であることと馬が魚であることの関係を否定しています。
- 鯨の構文は英語の表現の一つであり、比喩的な意味合いを持ちます。この表現を理解するためには、その背景や文化的なニュアンスを考慮する必要があります。ネイティブスピーカーは、この表現を見たときに、比較や数量的な関係を考える思考回路をすることが一般的です。
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#5です。誤記がありました。上から9行目です。すみません。 >この場合、"than"のあとにくる文は"A horse is a fish."は絶対成立する文でないといけないのです。 ↓ この場合、"than"のあとにくる文は"A horse is a fish."は絶対成立しない文でないといけないのです。 さらに、 >than以下に、周知の事実を引合いに 出して、主語がゼロの程度、+なのか、-なのかを述べる。 程度としては、同じだけれどもニュアンスが違う、 と、私なりにこんな理解をしてみたのですが、こんな感じで よろしいでしょうか?、 ・・およそご理解のとおりでよろしいかなと思います。 (1)"than"以下が、絶対否定であるとき、"no more"の"no"は「ゼロ」を表し、"more"は"than"以下の絶対否定の意味が「『"more"つまりプラスの方向に近づく部分』言い換えると『肯定に近づく部分』なんてないよ]という意味で"more"が使われています。程度の関係はまったく同じだよと言いたいわけです。 (2)"than"以下が、絶対肯定であるとき、"no less""no"は「ゼロ」を表し、"less"は"than"以下の絶対肯定の意味が「『"less"つまりマイナスの方向に近づく部分』言い換えると『否定に近づく部分』なんてないよ」という意味で"less"が使われています。程度の関係はまったく同じだよと言いたいわけです。 現代のネイティブの認識に関してもうひとこと言わせていただきますと、今までのこの解釈のような認識はないといったほうが適切だと思います。千差万別、悪い言葉で評すと誤解・混乱だらけです。ちなみに、この疑問を"Yahoo!Answers"のようなネイティブ?サイトで質問したり検索してみてください。面白い結果が出てきます。どういうことかというと、正規の解釈を伝える人が教養あるネイティブの中にもいなくなったということでしょうか。その教養あるネイティブの記述文法的解釈をもとに教養ある現代日本人は「そんな鯨構文なんて騒いでいるのは日本人だけですよ。ほらネイティブの解釈は現代ではこうなっているのですよ。」と誇らしげに言い切る方もおられます。規範文法解釈としてはこれまで述べてきたとおりです。 しかし言語というものは生きている人間が使うものですから、この鯨構文はなくなってしまうか、誤解された来てめちゃくちゃになってしまうかもしれません。その時、鯨構文を正しく使っているのは日本人だけかもしれない状況になるかもしれませんね。(笑)
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- googoo1956
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実際の使用例を見るとネイティブの感覚が分かるかもしれません。 A randomized trial of steroid injections for back pain has shown that they are no more effective than a placebo. http://well.blogs.nytimes.com/2012/04/27/for-back-pain-steroid-shots-no-more-effective-than-placebo/ 上記の英文の「they」は「ステロイド注射」のことです。この英文の書き手の思いは「ステロイド注射が効果的ではない」ことを(読み手に)伝えるということだけです。 「placebo(偽の薬)に効き目がない」ことは誰だって知っていることであり、あえて述べる必要もないことですが、「ステロイド注射に効き目がない」ことを「強調」するための手段として用いているだけです。 それぞれの「程度」が上だとか下だという概念は抜きにして「no more ...than」という表現に触れたら「・・・」の部分を強調しているのだということを直感で感じるのだと思います。 文法的なことや理屈にこだわるのは案外日本人の特徴でしょう。英語学習者にとっては拠り所となるべき「ODCE」に「emphasis」だという記述があるのですから、その理解ができれば十分だと思います。 ご参考になれば・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 恥ずかしながら、参考書以外で、はじめて no more … than ~ が使われているのを見ました。 生きた鯨構文ってあるんですね……当たり前ですが。 ある意味で、これは定型句なのでしょうか? 書き手の心理と叙述の客観性が認められるときに 使われる…A is to B what C is to D. ほど レアではないにしても、一定の決まり文句として no more … than ~ が顔を見せるというような。 もちろん、この「一定」というのにも主観だけ ではなく、客観性も含まれるという条件付きでしょう けれど。 日本語の文法なんて、普段気にもしないくせに、 英語となると過剰に分析的になるのは、ご指摘の通り 日本人の特性なのかもしれませんね。少なくとも、 私の場合は、無意味に(?)考え込んだりすることが 多く、また受験生の頃も解釈の根拠は某予備校で 徹底的に刷り込まれました(それでも、この構文は 暗記に頼らざるを得ませんでしたが)。 少し範囲を広げて、"no + 比較級 + than ~"となった 場合にも、この考え方は応用がきくものでしょうか? 例えば、"no later than"や"no longer than" あたりは 「熟語」として暗記はしていますが、実はある根拠が あるからこそ、「~までに」や「~の期間に」などの 訳がふさわしい、など…他にも、no sooner than など いくつかあるかと思うのですが。 丸暗記するにも無意味に詰め込むだけでは記憶に定着 しにくいので(私の場合は…)、少し範囲を広げた場合に ついて疑問が生じた次第です。そんなに数も多くはないので 丸暗記が正解(近道?)なのであれば、あえて根拠を見出す 必要性もないかとは思ったりもするのですが。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>ネイティブが、鯨の構文を見たときに、どんな思考回路をするものでしょうか? 英々辞典(LDCE)では「no more ... than」に関して下記のような説明と例文が紹介されています。 【説明】: used to emphasize that someone or something does not have a particular quality or would not do something 【例文】:He's no more fit to be a priest than I am. この表現は比較級を用いていますが、決して「程度を比較」しているのではなくて「事実を否定」していると考えなければなりません。 上記の例文は、「聖職者に向いている(または向いていない)程度が彼と私とで同じである」ということではなくて、「彼も私と同様に聖職者に向いていないという事実」を表しています。 この表現は「分かりにくいことを相手に伝えるために(より)分かりやすい例を示す」というような場合に用いられるものです。上記の例文には「私が聖職者に向いていないという明らかな事実」を引き合いに出して「彼が聖職者に向いていないという(相手にとって)分かりにくいこと」を伝えたい(強調したい)という意図が含まれています。 お尋ねの「A whale is no more ...」の英文は「クジラが魚である」を思っているような相手(例えば、小学校低学年の児童)に「馬が魚ではない」という明らかな例を出して「(馬と同じように)クジラは魚ではない」ことを伝える(強調する)ものです。 したがって「no less ... than ---」を用いると「---と同様に・・・である。」という肯定の意味を示すことになります。それは「no」と「less」で二重否定(=肯定)になるからです。 She is no less beautiful than your sister is. 「彼女は君の姉と同じように美しい人だよ。」 もしネティブがこのような英文を言ったなら、それは決して「美しさの程度を比較している」のではなく「彼女が美しいという事実を述べている(強調している)」と理解すると良いでしょう。 ご参考になれば・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 no more … than は、 >分かりにくいことを相手に伝えるために >(より)分かりやすい例を示す ために強調する技巧と理解いたしました。 ご解説いただいたように、馬が魚でないという 客観的事実をベースに、鯨が魚ではない、 と伝えたい意図が話者に存在するものなのですね。 no less … than は昔から疑問に思っていることが あります。ご解説にも記載があられましたが、 no と less がそれぞれ否定の意味を持つため、 二重否定により肯定となる、という点です。 確かに、マイナス×マイナス=プラス なので 「二重否定がプラス」ということもありえるかとは 思いますが、マイナス+マイナス=強いマイナス ということもあり得るのではないかと思っています。 受験生時代に、英語教師から「こじつけ」のように 「二重否定だから肯定」と丸暗記させられたのですが、 個人的には納得がいっていない箇所です。 もちろん英語を母国語とする人たちが、no less thanを 肯定のニュアンスで使っているからこそ、「二重否定」 という日本語で表現することが、英語を教える側からは 都合がよいのかもしれませんが……こんなところに 労力を費やしているから私の英語力が伸びないのかと ふと脳裏をよぎったりもします。 確かに、 She is no less beautiful than your sister is. という文を見て、姉 and/or 妹と同様、彼女の美貌を 強調している、と解釈することは先の丸暗記から 解釈することはできるのですが、これを肯定を強調して いると理解するのが納得し難いのは先に述べた通りです。 英語は、暗記と理解のバランスがあって、この場合は 前者、つまり暗記に力点を置く箇所なのでしょうか…。 もっとも暗記なくして理解できない単元もあるのかと 思いますが…。
補足
誤字がありました。 ○ という文を見て、姉 and/or 妹と同様、彼女の美貌を 強調している、と読解することは先の丸暗記から 解釈することはできるのですが × という文を見て、姉 and/or 妹と同様、彼女の美貌を 強調している、と解釈することは先の丸暗記から 解釈することはできるのですが
- wind-sky-wind
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no more ... than を用いる場合, 「明らかに低そう」というのと, 「それより高そう」だが,「決して」そうでなく,同じ と断定する以上,「低そう」は0点であることが望ましいです。 0点だから,「明らかに低い」といえ, 「確実に」同じ,と言えます。 20点くらいのもの,30点くらいのものを「同じ」とはなかなか言いにくい。 だから,日本で習うのは普通,「0点」,すなわち,「~でない」 が用いられます。 しかし,どうもネイティブは違うような気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 度合いがいずれもゼロの程度だけ、高いか低いか、 ということですよね。 無理やり日本語に訳そうと考えているのが 間違いなのかもしれませんが、ネイティブでは ない以上、どのような思考回路かは日本語でないと 理解できないところが難しいと思っています。 語学って難しいですね…。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
まず,この no more ... than というのは not so much A as B とか,more B than A で 「A というよりもむしろ B」となるような,much/more が根底にあります。 この much/more は He is a scholar. のような叙述の真実性について用いられ, He is not so much a scholar as a writer. のように用いられます。 クジラ構文も,A horse is a fish. という真実性(0%)に対して, A whale is a fish の真実性は more だ,という錯覚をしがちだが, no(比較級を強く否定します)だ,つまり「同じだ」(マイナスまではいきません) すなわち,no more ... than を用いるには, 明らかに点数が低そうなものを引き合いに出し, 一見,それより点が高そうなものを持ってきて, いや,決してそれより高いのでなく,「同じ」だよ。 O 点だから,同じように「そうでない」となります。 一方,no less ... than というのは 明らかに点数が高そうなものを引き合いに出して, それより点数が低そうなものを持ってきて, いや,決して低くなく,「同じだ」 more でも less でも,「同じだ」には違いないのですが, more は「明らかに低そうなもの」とそれより高そうなものの比較で「同じ」 less は「明らかに高そうなもの」とそれより低そうなものの比較で「同じ」 だから,no less ... than を用いるなら, A whale is no loss a mammal than a horse is. のような例がふさわしく,クジラではおかしくなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >more は「明らかに低そうなもの」とそれより >高そうなものの比較で「同じ」 >less は「明らかに高そうなもの」とそれより >低そうなものの比較で「同じ」 この「明らかに低そうなもの」と「明らかに高そうなもの」 を引合いに出す箇所は、than以下のことを指すのでしょうか? 何となく解りかけてきているのですが…。 moreやless以外の比較級がnoの後に続く場合には、 どのように考えたらよいか、応用できれば望ましい と思っています。
- sporespore
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A is no more difficult than B. では、AもBも同様に難しい、という意味です。と、同時にどちらとも難しくない、を意味します。 'X is no more Y than Z'という文章では、ZはYということではないが、XはZというよりもYに近いかもしれない。言い換えれば、XはYに近くはないが、内容としてはXはYに近いが、それはYがZとはちがうことと同程度である。(つまり、XはYではない。)
お礼
ご回答ありがとうございます。 また、御礼が遅れて恐縮です。 私の読解能力が低いため、意味を追うのに苦労しています。 変項に具体例を当てはめてみます。 AにMathematics、BにPoliticsを当てはめると、 Mathematics is no more difficult than Politics. ここで、「数学も政治学も難しい」、と同時に 「数学も政治学、どちらも難しくない」??? 英語よりも日本語が怪しいです(汗)。 Xにbaseball、Yにsports、Zにsoccerを当てはめると、 Baseball is no more sports than soccer. サッカーはスポーツということではないが、 野球はサッカーというよりもスポーツに近い かもしれない。いいかえれば、野球はスポーツに 近くはないが、内容としては野球はスポーツに 近いが、それはスポーツが野球とは違うことと 同程度である??? 理解力が低くて恐縮です…。
- jjubilee
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>A whale is no more a fish than a horse is. >の訳は、色んな書籍等で目にしますが、そもそもどんな概念が根底にあるのかが解っていません。 ・・公式的には 「(A) is no more (B) than (C) is (D)」となりますが、 この場合、(C) is (D)の文の基底には、論理的に100%(C)≠(D)となる文、あるいは皆から100% (C)≠(D)という絶対的共通認識のある文が来ます。 "A whale is no more a fish than a horse is."は、省略せずに書くと "A whale is no more a fish than a horse is a fish."となります。 この場合、"than"のあとにくる文は"A horse is a fish."は絶対成立する文でないといけないのです。もともと比較級は、程度を比較するものです。 この場合、「馬が魚である程度」と「鯨が魚である程度」を比較しているわけです。 「馬が魚である程度」はゼロ。「鯨が魚である程度」は"no more"つまり"more(+)は、no(ゼロ)"。 「馬が魚である程度」はゼロ。「鯨が魚である程度」は、プラスされる程度はないので、やはりゼロ。 したがって日本語では 「馬が魚でないのと同じく鯨も魚でない。」となります。 この例は、客観的に「馬が魚である程度」はゼロということは分かりますが、 次の例、 She is no more beautiful than Mary is.「彼女はメアリーが美しくないのと同様美しくない。」 省略せずに書くと She is no more beautiful than Mary is beautiful. この場合、"Mary is beautiful."ということが近隣あるいは皆が絶対そうでないと考えているという前提が文脈上存在しなくてはなりません。"beautiful"という語は非常に主観的な言葉ですが、文脈上この"Mary is beautiful."という程度はゼロであることが認められているという文脈が背後にあるということを理解していないと使えません。よく"Mary is beautiful."か"Mary is not beautiful."か分からないじゃないですかという質問が出てきますが、このような主観的な文である場合どこでも使えるということではなく、"Mary≠beautiful"という関係を許す状況が背後にある場合だけだということです。 さて2番目の疑問ですが、この英文は存在しえません。 >例えば、少し単語を変えて >A whale is no less a fish than a horse is. >となると、どんな訳になるものやら見当がつきません。 >何となく、鯨≠魚が馬≠魚の関係と同じ、という数量的には、同様のニュアンスとなるとは思うのですが。 ・・公式的には 「(A) is no less (B) than (C) is (D)」となりますが、 この場合、(C) is (D)の文の基底には、先とは逆に、論理的に100%(C)=(D)となる文、或いは皆から 100%、(C)=(D)という絶対的共通認識のある文が来ます。 つまり(fish→mammal)にすると"no less ~ than"も使えます。 A whale is no less a mammal than a horse is. 省略せずに書くと A whale is no less a mammal than a horse is a mammal. もうぐだぐだとは書きませんが、"A horse is a mammal."という100%認められる文しかきません。 She is no less beautiful than Mary is (beautiful).「彼女はメアリーが美しいのと同様美しい。」という文も、主観的基準"Mary=beautiful"という関係が文脈上認められる場合しか使えません。このような主観的例文を何気なく例文としてあげてある参考書もありますが、筆者自体がよく理解されているのかなと思います。 >ネイティブが、鯨の構文を見たときに、どんな思考回路をするものでしょうか? ・・最近のネイティブは古典を読むというより、新しい表現(スラング)を作り出し、それを使うことにエネルギーを費やしている方が多いのではないでしょうか??ネイティブのQAサイトなどもこのような表現の理解の内容は様々です。そして記述文法(現在の時点でネイティブがどのように使っているか)に則った公のネイティブの英文法書も、日本人が理解しているような理解でない説明が書かれてあるようです。 >You can no more have the egg without the hen than you can have the hen without the egg. 鶏が先か、卵が先か、的な文でしょうが、これも more を less に変えると、同様に理解に苦しみます。 ・・もうお分かりかと思いますが、"less"を使うことはできませんね。 要するに鯨構文は"than"以下の文をどのように受け取るかということにかかっているのです。 面白いサイトをご紹介しましょう。最近のYouTubeを見ると家庭教師も不要になりますね。 http://www.youtube.com/watch?v=Lan7Pyfk914
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 かなり"???"だったアタマに、"!"が増えつつあります。 そもそも、よくある例文(鯨の構文など)の背景が説明 されていない……敢えて説明する必要はない……からこそ 理解ではなく、暗記に走らざるを得なかったのではないか と、大学受験時代を振り返ってしまいました。 >要するに鯨構文は"than"以下の文をどのように受け取るか >ということにかかっているのです。 ということなんですね。than以下に、周知の事実を引合いに 出して、主語がゼロの程度、+なのか、-なのかを述べる。 程度としては、同じだけれどもニュアンスが違う、 と、私なりにこんな理解をしてみたのですが、こんな感じで よろしいでしょうか? また、面白いサイトのご紹介ありがとうございます。 解説いただいた内容の理解が深まりました。 ホント、家庭教師業界の競合がYouTubeとなる日も 遠くなさそうですね。 改めて、ありがとうございました m(_ _)m
- Oubli
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A whale is no more a fish than a horse is a fish. の意味です。「馬が魚でないのと同様に鯨も魚でない」という意味になります。 lessを使うならば A whale is no less a mammal than a horse is (a mammal).となるでしょう。 「馬が哺乳類であるのと同様に、鯨も哺乳類である」 例えである馬が魚でなく哺乳類であるという知識が前提になっています。日本語訳の「でない」「である」が「no more」「no less」で表されていますので、逐語訳をしているとかえって解りにくくなりますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃる通り、逐語訳をしているからこそ 解りにくくなっているのかと思います。 「鯨の構文」恐るべしですねぇ。
- go_urn
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# 2 です。訂正です。 2)の例文 A whale is no less a fish than a horse is. は A whale is no more a fish than a horse is. の間違いです。 失礼しました。
お礼
再び、ありがとうございます。 ご丁寧に訂正情報をいただき、感謝いたしております。
- go_urn
- ベストアンサー率57% (938/1643)
1)まず理解しなければならないのは (a) I have no more than 10,000 yen.(私は1万円しか持っていない) (b) I have not more than 10,000 yen.(私はせいぜい1万円しか持っていない) の違いです。no more than は、than 以下と「同じ」で、かつネガティブ(少ないな~)です。not more than や、not less than の、「~より多い、少ない」というのとは決定的に違います。 2)「クジラの構文」でも同じく、「同等」でネガティブ(少ないな~)です。この感覚を得れば、すんなり理解できます。 A whale is no less a fish than a horse is. では 「クジラが魚である度合い」と「馬が魚である度合い」が比較され どちらも同じで、少ないな~というニュアンスです。そして「馬が魚である度合い」はゼロですので、「クジラが魚である度合い」も、それと同じくゼロですよ、というロジックになっています。 3)この構文は、まじめに比較している場合と、結論は分かっていて、面白く言うレトリックとしての比較の2つの用法があり、「クジラの構文」は後者です。「クジラは魚ではない」という命題を、面白く言うために、これを使っているのです。 4)逆に no less than ~ですと、「同じ」で、多いな~というニュアンスになります。 A whale is no less a mammal than a horse is. ですと、「クジラがほ乳類である度合い」と「馬がほ乳類である度合い」が比較され、それは同じで、とても多いですよ、というニュアンスです。そして「馬がほ乳類である度合い」は100%ですので、「クジラがほ乳類である度合い」も、それと同じく100%ですよ、というロジックになっています。 5)お示しの A whale is no less a fish than a horse is.は、 クジラは、馬が魚である度合い同様、100%魚です。 となり、????です。no more than を両方否定、no less than を両方肯定というイメージでとらえられるようになるべく、イメージ・トレーニング(?)が必要です。 6)お示しの You can no more have the egg without the hen than you can have the hen without the egg. は、A:ニワトリなしで卵を得る B:卵なしでニワトリを得る を比較し、どっちも同じようにあり得ませんよ、という捉え方になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、ご指摘の通り、no more than は否定的 no less than は肯定的、と受験生の頃に叩き込みました。 これらが、not more than や not less than とも ニュアンスが異なることを、マトリックスを書いて 訳と言い換え表現(no more than = only など)も あわせて詰め込みました。 ただ、私自身、理解せずに暗記しただけなので、 比較級の箇所に、他の単語が入ってくると、とたんに ワケが解らなくなることが多いです。もちろん、 no longer あたりは熟語で覚えちゃってますけれど …なぜ、これが「もはや~ない」となるかは 恥ずかしながら解りません。 A whale is no less a mammal than a horse is. については、おかげさまで何となく解りました。 文意はワケが解りませんけど(私が勝手に作った ので当然ですが)。 「比較」って難しいですねぇ。
- cowstep
- ベストアンサー率36% (756/2081)
英語の比較級は難解ですが、鯨構文について、下記サイトを紹介します。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1118535221「馬が魚だっていうなら、クジラだって魚になるじゃないか」という感じですね。 「そんな馬鹿なこと、あるわけないだろ」という含みを持たせる構文だとか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 鯨構文についての批判(?)については ご参照先のサイトを拝見し、「まぁ、そうだよね」と 思いました。 残念なのは、考え方があまり記載されていなかった ところでした。no more … than ~ は、否定を していることは知っているのですが、more が less や他の比較語(…er)など、単語が変わった時に どのように考えれば、知識を汎化できるかが理解 できるようになれれば幸いです。 ありがとうございました。
お礼
アドバイスと補足のご説明、ありがとうございます。 おかげさまで、かなり理解が進みました。 ご意見されているように、言語は「生き物」なので 変わっていく運命にあるんでしょうね…日本語でも 然りですし。 にしても、鯨構文を正しく使えるのが日本人だけに なってしまったら逆説的に面白いですね(笑)。