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フェミニスト
フェミニストとエセフェミニストの違いってなんでしょうか?
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フェミニスト=男女は公平である、という考えの人。 エセフェミニスト=男女は平等である、という考えの人。 男女の能力は一長一短、それぞれに得意もあれば不得意もある。可能もあれば不可能もある。 男女の違いは平等ではないが、しかし公平にどちらにも違いは存在する。 よって、男性が有利な場面もあれば女性が有利な場面もあることが普通である。 しかしたとえば男性が有利な状況に女性が挑戦することを無理・不可能と決めつけて排除してはならない。成功するか否かの確率が不平等なだけで、成功の可能性は男女のどちらにも公平に存在する。 これは女性が有利な状況において、それに男性が挑戦することを排除してはならない、ということも同様。 エセフェミニストの多くは、すべてにおいて男女が平等である、という錯覚を起こしている人。 いかなる場合でも、男女に能力差はなく、挑戦の機会も成功の可能性も平等であるべきと考えてしまう。 結果、男性が有利な場に無理やり女性を飛び込ませたり、「それは男性の方が得意であるから男性がやったほうがいい」という発想をする女性を『弱い女性』と蔑視する。 フェミニストの多くは、男女の性差による能力の差異を、同じものさしでは測らない。 ゆえに、能力に「強い」「弱い」といった価値基準をつけない。 男女それぞれに公平に異なる基準・数値を持っていると考え、それらは同一の基準で比較することは不可能である。 しかしエセフェミニストは、極論 男性も女性も同じものさしで平等に測り、それを強弱で推し測ろうとしてしまう。ゆえに弱肉強食な男性原理と何ら変わらない価値観しか持たず、男勝りな女性を賛美し男に媚びる女性を侮蔑する。 そして、エセフェミニストの方が、自身をフェミニストであると勘違いし、フェミニストの方が自分はフェミニストでも何でもない「ごく普通の思考」と考えてしまっている。 公平と平等は異なる。 エセフェミニストはそのことを知らない。