• ベストアンサー

漢方薬にある体力の程度とは

漢方の購入を考えているのですが、 2種類あり、効能はほぼ似ています。 そして一つには、体力が中程度以下の方、 もう1つは、比較的体力のある方と書かれています。 体力のレベルは何が基準なのでしょうか? けっこう体力を使う仕事を現役でやってますが、 疲労感からくる諸症状のために服用するのです。 また体力をアップさせるために服用するものでもありません。 服用に向いた体力とはどういう意味なのでしょうか?

noname#224351
noname#224351
  • 病気
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shiren2
  • ベストアンサー率47% (139/295)
回答No.1

体力が中程度以下とは、虚弱体質向けに血の巡りを整えたり、神経を和らいだり、内臓機能を回復させたりするような成分が入っているものです。 体力がある人が飲むと、暑くてたまらんとかになりかねませんので、基本的には避けましょう。 例えば烏龍茶は脂の吸収を抑える効果があるので、脂っこいものを食べた時に飲む人もいるかもしれませんが、あれは胃に負担を掛けます。 だから胃腸虚弱の人が飲むと良くないのです。 けど胃腸がある程度健康なら大量に飲み過ぎない限りは問題にはなりません。 つまり、体力がある人が飲む薬はリスクを取れるのです。 最初に挙げたような薬効の違いと、内蔵に負担を掛けるような成分でも大丈夫かどうかといった違いの二点ですね。 この説明でわかるでしょうか。

noname#224351
質問者

お礼

たぶん人並みの体力があるかどうかが問題では無く、 日常生活レベルを送れる中程度の体力があっても、 疲労からくる諸症状への効能を求めるか、という意味ですかね。 たとえば精力増強剤でも 例えば普段以上に頑張りたい人と、 減退した精力を取り戻したい人で、求めるものが違うみたいな。

その他の回答 (1)

  • jing0708
  • ベストアンサー率59% (485/810)
回答No.2

他の方の回答が全く違うので回答します。 体力という単語は昨今の漢方医療で出てきた言葉で有り、本来の意味とは若干異なります。漢方医療では、元々古方派、折衷派など様々な派閥がありましたがそれぞれの派閥で『虚証、実症』という概念をどのように説明するかが非常に難しい問題となりました。日本の漢方は中国の医学書である傷寒論や金櫃要略という書物を下に独自の発展を遂げましたが、その中で中医学的な考え方である陰陽論(おんみょうではない)からくる虚実を症状の大まかな指標としたのです。 しかし、この『虚証』や『実症』という概念は複雑であり本来は実熱、虚熱など様々な症状にすら適用されます。従って一概に実症といっても腎実の場合であったり、肝実の場合であったりなど様々な状態があります。 例えば抑肝散という処方がありますが、これは 『虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症。』 と説明されます。しかし、抑肝散を用いる場合というのは、気虚(気という概念では虚証)ですが、肝には実熱が隠った状態であると判断します。実際、臨床で使う場合は虚弱な体質というよりはある程度体力が充実したアルツハイマー型老年認知症の攻撃性発露に使います。 なぜこのような記載ができたかというと、明治維新後漢方は非理論的な医学として一度潰されました。最初帝国議会に漢方の復活を嘆願した時も断られたほどです。しかし、多くの臨床医が漢方の重要性を再認識し、現在では100を越す漢方処方が保険適用になっています。 ところが旧薬事法における規定で定義が曖昧である実症、虚証という単語は適用の説明としては相応しくないという見解が厚生労働省から示され、やむなく古方派・折衷派が協力し『体力の充実した』あるいは『腹力の充実した』などの言い方に変更するという形にしたのです。腹力とは腹診という漢方医学上の診察法から考える方法で私の専門でもある消化器内科学の腹力とは定義が違います。しかし、要は法を通すための力技だったと言えます。 従って適用が必ずしも言葉通りではないのです。 疲れからとのことなので、恐らくは十全大補湯や補中益気湯、人参養栄湯などの補剤が中心に出ていると思いますが、これらは体力が充実していても現在の体力がどうなのか。という使い方をします。また、その疲れ方がどうなのかという点でも処方の仕方が変わります。 なので、そこに書かれている 体力が中程度以下の方 比較的体力のある方 というのは必ずしも正しい表現ではないということをご存知いただければ良いと思います。ちなみに、これは私の個人的な見解ではなくツムラが医師、薬剤師に配布している洋漢統合処方からみた漢方製剤保険診療マニュアルの序文に書いてあります

noname#224351
質問者

お礼

たしかに御二方の回答は別々の理解になりますね。 そもそも表現自体がどうなのよ?という話も出ましたが、 昨今のドラッグストアでは健康食品と誤解してしまいそうな パッケージやコメントだらけの漢方薬商品も溢れています。 成分を見ながらどちらにするか判断します。

関連するQ&A

  • 自分に合う漢方薬。

    今まで、色々な漢方薬を飲んできましたが自分に合う漢方薬が分かりません。勿論、その時々の病気の症状などに漢方薬の種類も違いますが。 特に悩むのが、漢方薬の効能の欄に「体力がなく」とか「体力中等度以上」という記述がありますがこれに悩まされてます。 例えば痩せてる人でも、体力があればその漢方薬を服用できるのでしょうか? 色々と長々と書いてしまいましたが、回答お願いします。

  • 漢方でいう体力がある、なしの違い

    漢方薬を選ぶ際に、「比較的体力があって」とか、「体力がなく」という記述をよく見ます。 体力がある、ない、というのは漢方の世界では、どういったレベルの話なのでしょうか? つまり、どういう人を体力がある、どういう人を体力がないと定義づけているのか、あまりイメージがぱっとしないので、ご存知の方いらしたら教えてください。よろしくおねがいします。

  • 漢方薬

    体質改善をしたくていろんな漢方薬を試していますが、いまだに「これっ!」という薬にあたりません。漢方薬は2種類以上併用した方がいいのでしょうか?飲み始めて2・3日で体質に合うか合わないかの判断をしていいのでしょうか?少しでも不快な症状が出たときは、服用を中止したほうがいいのでしょうか?

  • 漢方薬の説明書について、

    漢方薬の説明書の効能の症例に「夜尿頻多者」という言葉がのっていたのですが、なんと読んでいいか分かりません。また、どのような症状の方の事を指しているのか漢方に詳しい方おしえてください。

  • 妊娠中の漢方薬「出七人参」の服用について、教えてください。

    妊娠9ヶ月ですが、最近足が浮腫んで困っていたところ、漢方薬を薦められました。 「出七人参(でんしちにんじん)」という漢方薬です。 効能は、副作用が無く、血流改善、免疫力の増強、疲労回復や不妊症にも効果があるようですが、妊娠中については、明記がありません。 血流の流れが良くなれば浮腫みも良くなると思い、服用してみたいのですが、、。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

  • 処方された漢方薬の効能について

    閲覧ありがとうございます。 処方された漢方薬の効能について質問させていただきます。 昨年パニック障害を再発し、この4ヶ月ほどメイラックス1 mg/dayで治療を行っています。 生活改善と呼吸法などの訓練で発作をある程度コントロールできるようになり、大発作までいたることはなくなりましたが、以前として持続的な不定愁訴、残遺症状に悩まされています。 通院中の心療内科からは再度パキシルを試してみようということで最小量を処方されましたが、せっかく断薬できたのにまた再開することに抵抗があり、まだ服用しておりません。 服用していないことは医師にも伝えております。 そこで漢方薬を試してみようと思い、東洋医学の専門病院の心療内科を受診しましたところ、メイラックスは継続服用で、加えて抑肝散と柴胡桂枝湯を処方していただきました。 これら二つの漢方薬にはどのような効能が期待できるのでしょうか? また、飲み忘れや急な断薬による離脱症状はあるのしょうか? 漢方薬に詳しい方、漢方薬で神経症を治療されてる方、ご教授よろしくお願い申し上げます。

  • 漢方薬が効かないのですが…

    漢方薬をのみはじめて2ヶ月経ちます。 症状の改善がまったくみられないのですがまだ根気良く飲み続けるべきか迷っています。2ヶ月くらいしても効果が出ないけどもう少し続けると効果が出始めるなんてことはあるのでしょうか?(だとしたらもう少し続けたいのですが) 違う種類の漢方に変えるべきでしょうか? ちなみに服用しているのはケイシブクリョウガンという漢方薬です。 目的は冷えのぼせの改善(特に上半身がいつも熱いのが辛いです。足先は冷えています)で病院で処方されました。

  • 漢方薬

     以下のような症状に悩まされています。病院での検査は異常なしです。 漢方薬に頼りたいと思います。  舌のむくみ   胃内にちゃぽちゃぽ水がたまる  尿量減少  口渇  胃が重い(もたれるまたは吐き気)  冷え症で体力は無いです どなたか詳しい方、私に合う漢方薬を教えてください。 

  • 漢方薬について質問

    温胆湯(うんたんとう)という漢方薬を服用しています。 ただ中身はほぼ同じ成分なのに販売メーカーによって何故か効能の 記載が違います。 私が購入している1社は不眠改善、もう1社は長引く咳を鎮めると記載 されています。 温胆湯は10種以上の成分で構成されていますが両社を比較すると 含有量が少し違う程度です。 眠りが浅いので現在1社の不眠改善の方を購入して服用していますが、 もう1社の長引く咳を鎮める方も同じ不眠改善効果があるのであれば 保険適応で安くなるため変えたいのが本音です。 何故効能が異なって記載されているか分かる方、回答よろしくお願い致します。

  • 漢方で、倦怠感を治せますか?

    体がだるく、頭がぼーっとした感じが続いています。 特にストレスはなく、食欲もあり、よく眠れているのですが。。 これまで何度も病院に行ったのですが、ほとんどの病院で精神的なものだと言われ、抗うつ薬を処方されてしまいました。 (本当にうつにもなったことがあるので、その時とは症状が全く違うというのは分かるのです。) 漢方を試してみようかなとも思っているのですが… 実際に疲労、倦怠感などの症状を漢方で改善された方、どのようなものを飲んで治せたのか教えてください。

専門家に質問してみよう