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三端子レギュレータ
回路に0.1μのコンデンサを使うことは安定化させる効果あるようです 追加で電解コンデンサを使うことを記載しているものとそうでない回路も ありますけど、どのような時に使いどのような時なら使わなくても 良いのでしょうか。 宜しくお願いします。
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三端子レギュレータ(シリーズ型のドロッパー式)で0.1μ程度の積層セラミックコンデンサーを入力・出力側のICにい近い位置につけるのはIC自体の異常発信防止のためのもので、それ以外に、入力側と出力側につける電解コンデンサーは低周波のリップル成分を減少させる目的と過渡応答性の向上のために設けられるもので、全く目的が違います。 出力側の状況でかなり変わるのですが、出力側の消費電流にあまり変化がなく一定な回路であれば電解コンデンサーはあまり大きくなてもよいでしょうし、場合によっては不要なこともあります。逆に電流の変化の大きい回路(例えばオーディオアンプのような物)の場合、過渡特性に考慮して大きめの電解コンデンサーを付ける場合が多いですね。 まぁケミコンは基本的に速い速度での応答は期待できませんから、AF領域での大きな電流の変化について電圧の低下を抑えるためと考えればわかりやすいでしょう。 一つだけちょっとしたセオリーがあるのですが、レギュレーターのインプット側とアウトプット側のコンデンサーの容量はインプット側>アウトプット側とするのが普通です。シリーズ型の三端子レギュレーターでは入力側の電圧が出力側の電圧よりも低くなる(コンデンサーの容量によっては起こりうる)と簡単に破損に至る場合が多いのでそのような状態に至らないようにするためです。また、レギュレータの出力と入力の間に通電方向とが逆方向にダイオードを入れてが逆方向の電流を阻止する回路が用いられる場合が多くあります。 最近の三端子レギュレーターではいわゆる78XXのようなシリーズドロッパ型の物ではなく外形寸法も端子も同様でほぼ互換で使用できるものでも、内部回路は非絶縁のスイッチングレギュレータ回路となっているものもありますので、この場合は扱い方が異なります。 まぁ、たいていの場合は使用する素子の諸元をもとに設計するわけですから。ティピカルオペレーションなどを参考にされれるのが良いかと思います。たいていの場合は参考回路図及び回路定数の算出方法が記載されています。
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