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現代社会についてです。
宜しくお願いします。変動相場制のもとでは、日本で輸入が輸出を上回っていた場合、為替相場はなぜ下がって円安になるのですか?
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単純に輸出入の比だけであれば、需要と供給だけの関係です。 円を必要としている人が多いか少ないか、ということだけです。 輸入代金としてドルで支払います。円をドルに換える必要があります。 輸出代金としてドルを受け取ります。ドルを円に換える必要があります。 品物の売買だけであれば全てドルで済ませることができますが、国内での取引や給与の支払いには円が必要です。 輸入が増えて輸出が減れば、全体で見ますとドルの流入が少なく出ていく方が多いということになります。 国内だけで見ればドルを必要とする人(企業)が増えますので、より高い値段でドルを買う必要が出てきます。 今まで1ドルが100円で手に入ったのに110円払って1ドル手に入れる必要が出てききます。 (ドルを売る立場の人から見ればより沢山円を払ってくれる人に売ります) これを円安になると呼びます。 為替相場が激しく上下するのは、実際に円やドルが必要な人(企業)だけが参加している訳ではない、というのが大きな原因です。 相場の上がり下がりだけを目的としている投資家と呼ばれる人達が参加しています。 株式市場なども同じです。 この人達(企業)はお互いの思惑を予想して売買しています。 今後ドルを買う人が増えるだろうと予測すれば、今のうちにドルを買っておいて将来売れば高く売れるだろう、と考えます。 さらにこのように考える奴が増えるだろう、と考えます。 あるいは安くなると考える奴が増えるだろう、と予測すれば今のうちにドルを売ってしまえ、ということになります。 これが上手く当たれば、物を売買しなくても通貨だけで利益を稼ぐことができます。 このように通貨だけを動かしている人間が参加していますので、相場が毎日のように上下します。 実際は分単位秒単位で上下しています これが相場が上下するカラクリです。 実際の輸出入の代金の決済はせいぜい月単位ですので毎日変わる訳ではありません。 ましてTVのニュースのように午前午後で変わることはありせん。
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- potatorooms
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一番単純に考えるなら、国の通貨の信頼は、外貨準備高によります。 外国からものを買えば外貨は減り、ものを売れば外貨は増えます。 外貨をたくさん持っている国は破産しにくく、信用できるので、その国の通貨は強くなります。外貨準備高がまさに減りつづけている国はそのままだといつか破産しますから、通貨は弱くなります。
お礼
回答ありがとうございました。
- f272
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円ドルで考えて見ます。 輸入が輸出を上回っていた場合には,輸入業者は代金を支払うためにドルが必要になります。そのためドルの価値が高くなり円の価値は低くなります。これが円安です。 為替レートは,通貨に対する需要と供給で決まるのです(本当はそれだけでなく資産運用とか投機の影響を無視できませんが...)。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
為替相場はなぜ低くなるのですか?
お礼
回答ありがとうございました。