• ベストアンサー

TPPで輸入が増えた場合

TPPを行って輸入が増えても、為替レートの変動による自動調整により、円安のほうに為替はふれる。 そのことによって、輸入が増えた分だけ輸出が増える。 なので、輸入によって失業した労働力が、輸出で必要な労働力に上手く転換できれば問題ない。 というような論を聞かされたのですが、本当にこのようなことは可能なのでしょうか? 「為替レートの変動による自動調整により円安になる」 「輸入によって失業したものが、輸出企業にシフトする」 この二点が、本当に実現するか疑問です。 詳しい方がいらっしゃったら、お教えいただければと思います。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.3

日本への輸入時にかかる関税収入は平成21年度決算で7320億円ほど。 同じ期間の輸入額は54兆円ほどですので、割り算すれば平均してみると1.4%程度しか関税がかかっていないことになります。ここから、関税がゼロになったとしても、日本への輸入は確かに増えるでしょうけれども、それほど大きくは増えないと予想されます。 > TPPを行って輸入が増えても、為替レートの変動による自動調整により、円安のほうに為替はふれる。 > そのことによって、輸入が増えた分だけ輸出が増える。 理論的には「ありえる」話です。 しかしながら、例えば「減税をすることで景気を刺激し結果として税収は増える」ことも理論的には可能なように、純粋に理論的な話だけです。 実際には、超長期的なら「資本移動まで含めて考えると、結局貿易は均衡する」という仮定が正しければ正しいのですが、短期から中期程度の期間で、輸入が増えた分だけ輸出が増えるかどうかの保証はありません。 > 「為替レートの変動による自動調整により円安になる」 投機等、貿易以外の要因を全く無視できるのであれば正しい。 勿論、現実には無視できないので、全く正しくない。 > 「輸入によって失業したものが、輸出企業にシフトする」 昨日まで畑で玉ねぎを作っていた人が、今日からコンピュータを作るという訳にはいかないように、そう簡単にはシフトしません。 簡単にシフトするような仕事なら、より給料の安い海外に工場を移転させる方を企業は選ぶでしょう。

その他の回答 (5)

回答No.6

「為替レートの変動による自動調整により円安になる」 この前提として国際間の貯金も借金もない事が必要です。 日本の場合は貯金が巨額なので円安には成りません。 為替レートの変動に貿易が、ほとんど無関係の日本。 「輸入によって失業した者が、輸出企業にシフトする」 輸出産業は数十年の経験が基盤なのですが現在の状況 は不遇が過ぎて仕事を訓練する余裕が在りません。 新卒者に訓練不可能なのに30過ぎに訓練する会社は無い。 少なくとも私は雇うつもりは無い。なのでシフトは無理。

  • eikowings
  • ベストアンサー率39% (125/314)
回答No.5

昔は、その理屈が通用したんだけど その主張をしている人達は、勉強していない証拠だから コイツ、勉強してないな?と思って間違いない。 安住が為替介入した金額と為替相場の動向 そして、実物経済の対外取引と金融取引の動向を比較すると もう、日本ぐらいの経済の国では、物やサービスの国際移動では、 為替相場が動くか動かないのか?という問いは、愚問だよ。 もっと金融的な側面で、短期、中期、長期の相場が形成されている。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.4

経済の教科書にはそれに近いことが書かれていますが、現実の為替変動はそのようなことにならないのですね。 ハッキリ言ってそんな簡単なことで市場が動いていたなら、昨今の円高で日本は何も困ることはないです。

  • comattania
  • ベストアンサー率23% (840/3549)
回答No.2

為替レートの変動による自動調整…とは、何のことですか?為替が勝手に動く道理などありません。売買する人間がいるから変動するんです。 貴方が質問された内容は、TPPが動き出しても、即効はありません。円より有利な通貨が出現すれば、円安にシフトされていきますが、当分は、関係ないでしょう。 輸入と輸出のバランスは絶対一致しませんから、輸出が好転し、輸入が低迷するなんてこともあり得ません。 要は、良品廉価が輸出を伸ばし、輸入を活発にします。

00warning
質問者

補足

下記でも示しましたが、 輸入代金はドルで支払われるので、輸入額が増えれば、それだけ輸入代金支払いのためのドルを用意しなければならないので、ドル買い円売りが進むため、円安にふれる。 輸出が増えるとこの逆が起きて円高になる。 よって、輸入が増える→円安に。輸出が増える→円高となる理屈らしいです。

  • yasuto07
  • ベストアンサー率12% (1344/10625)
回答No.1

明らかに絵に書いた餅では。 どなたか、頭の良い人が考えた筋書きですよね。 プロパガンダっぽく、きな臭いです。 振り替えレートの変動、をだれが、するのですいか? 何処に自動調整が、あるのですか?考えれば、わかることでは。 輸入によって失業したモノが、輸出企業にシフトする。それは国外に出た場合のことですか。 日本国内では、ありえないのでは。 素人でも、このくらいの事は、理解できますよ。

00warning
質問者

補足

輸入代金はドルで支払われるので、輸入額が増えれば、それだけ輸入代金支払いのためのドルを用意しなければならないので、ドル買い円売りが進むため、円安にふれるという理屈です。 この理論自体に疑問はないのですが、現実的にどうなのかなと思いまして。