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「ファイロ・ヴァンス」シリーズについて

アメリカの推理小説家である、ヴァン・ダインが書いた 「ファイロ・ヴァンス」シリーズが、 作者が存命中の30年代後半から、 人気が急落したのは、何が原因だと考えていますか? ちなみに、私は「ファイロ・ヴァンス」シリーズが好きです。 ファイロ・ヴァンスのキャラクターが好きです。

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noname#217196
noname#217196
回答No.2

バーナビー・ロスの作品、アガサ・クリスティの『オリエント急行の殺人』や『ABC殺人事件』、エラリー・クイーンの国名シリーズ、ジョン・ディクスン・カーのフェル博士シリーズなんてものが出てきて、ファイロ・ヴァンス・シリーズが見劣りして見えるような時代になった。弱気になったヴァン・ダインが、謎解きメインから趣向を変えた。当時人気のダシール・ハメットの『血の収穫』『マルタの鷹』のようなハードボイルドを真似た、暴力もの、恋愛もの要素を取り入れてみたら、いまでは減った昔からのファンも愛想を尽かした、って感じだろうね。 ドラゴン殺人事件、カシノ殺人事件と続けて読まされたら、さすがにこれじゃない感が強いし、クリスティ、クィーン、カーの読者がベンスン殺人事件から読み始めたらトリックが単純過ぎて退屈。ミステリ作品読みはじめのすごく若い読者がホームズ・シリーズの次辺りに読むのには、ぴったりだけどね。

kirakiraaruku
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうなんですね、他の推理小説と比べたら、 見劣りする点があるんですね。

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その他の回答 (1)

  • reviewer
  • ベストアンサー率34% (165/484)
回答No.1

下記のサイトの記事が参考になるかと思います ■[雑記]ヴァン・ダインの評価 http://d.hatena.ne.jp/mystery_YM/20080623/1214223935 [雑記]ヴァン・ダインの評価2 http://d.hatena.ne.jp/mystery_YM/20080628/1214645691 ちなみにヴァン・ダインに関連した参考情報として 日本の推理小説家、山田正紀がヴァン・ダインの『僧正殺人事件』の後日談として起こった 事件を横溝正史が創作した日本の名探偵「金田一耕助」が解決、その過程で「僧正の正体」について「ファイロ・ヴァンス」とは別の解釈を提示するという内容の作品 「僧正の積木唄」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%A7%E6%AD%A3%E3%81%AE%E7%A9%8D%E6%9C%A8%E5%94%84 を発表しています。

kirakiraaruku
質問者

お礼

ありがとうございます。 紹介していただいたサイトを読んでみました。 参考になりました。 「僧正の積木唄」という作品に興味がわいてきました。 今度、読んでみます。

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