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海外ミステリー・オススメ作品紹介
- 海外の推理小説が好きな方にオススメの作品を紹介します。ドイル、クリスティ、ヴァン・ダインなどの作品を既に読み尽くした方にもおすすめです。
- 冒険ものやスパイもの、ハードボイルド系の作品など様々なジャンルがありますが、推理やストーリーを楽しめるタイプが好きな方には特におすすめです。
- また、クラシカルな時代背景に短編や長編ものもあり、魅力的な探偵や主人公のシリーズものも揃っています。ぜひご覧ください!
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まずは、アントニイ・バークリー「ジャンピング・ジェニイ」「毒入りチョコレート事件」など。 長編です。バークリーにはフランシス・アイルズ、A・B・コックス名義での著作もありますが、まずはアントニイ・バークリー名義のものをお勧め。 次には、ドイル、ポー、ルルー、ルブランと並んでいて何故かチェスタトンが抜けておりますね。短編集になりますが、チェスタトンならブラウン神父もの。チェスタトンは長編もありますが、ブラウン神父ものの短編の方がドイル、クリスティ、ヴァン・ダインの線に沿っていると思います。 同じく短編集になりますが、 創元推理文庫の「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」のシリーズはいかがでしょう。 1期の7巻が「ソーンダイク博士の事件簿」「思考機械の事件簿」「隅の老人の事件簿」 「フォーチュン氏の事件簿」「アブナー伯父の事件簿」」マーティン・ヒューイットの事件簿」「マックス・カラドスの事件簿」。 2期の7巻が「アプルビイの事件簿」「ピーター卿の事件簿」「ソーラー・ポンズの事件簿」「プリンス・ザレツキーの事件簿」「「ラッフルズ事件簿」「ソーンダイク博士の事件簿II」「思考機械の事件簿II」 クラシカルな時代背景を楽しめるものとしては、 ウィルキー・コリンズ「月長石」 長編。「最大にして最良の推理小説」とT・S・エリオットに言わしめた古典的名作。ただミステリの要素は薄め(私見ですが、ルブランよりはあると思いますけれど)。クラシカルな雰囲気は満点。 エミール・ガボリオ「ルルージュ事件」 長編。世界最初の「長編」探偵小説と言われているのが「ルルージュ事件」。ミステリの要素は薄めだけれど、クラシカルな雰囲気は満載。ガボリオで私のお勧めは本当は「ルコック探偵」の方なのですが、こちらは絶版ですので。 他に、イギリスのお巡りさんもの。P・D・ジェイムズのアダム・ダルグリッシュ警視シリーズやレジナルド・ヒルのダルジール警視シリーズも重厚な本格ミステリですよ。
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- piraruku2
- ベストアンサー率30% (8/26)
こんにちは。 レイモンド・チャンドラーの「さらば愛しき女よ」 はいかがでしょうか? ハードボイルドの探偵モノです。 私立探偵のフィリップ・マーロウが主人公。 刑務所から出所したばかりのマロイが、 恋人ヴェルマを探しに酒場にきます。 しかしそこで再び殺人を犯してしまい、 現場に居合わせたフィリップ・マーロウが 姿を消したマロイと、ヴェルマを探し始めます。 もしこの本を読もうと思われたら、 是非、清水義範著「主な登場人物」も 読んでみてください。 よく小説の裏表紙に書いてある 主な登場人物の一覧から 内容を読まずにストーリーを想像してみる といったことをやっています。 これはこれで中々楽しめますよ。
お礼
ありがとうございます! チャンドラーは名言も多いし、人気も高いですよね。 男っぽいというか、男の世界というイメージなので、私はまだ読んだことがないんですけど、 1冊は読んでみたいと思っていました。 清水義範著「主な登場人物」も面白そうですね。 私は最初に登場人物の一覧を見ると、だいたい医者を疑ってしまいます…。 ありきたりですが。(^-^)>
- 畑山 隆志(@deltalon)
- ベストアンサー率39% (733/1864)
それだけ読んでおられるのでしたら、一度背景から見直すのはいかがでしょうか。 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/116561.html http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/211831.html http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/116257.html
お礼
ありがとうございます! 自伝や作品秘話は今まで読んだことがなかったのですが、面白そうですね。 特に「アガサ・クリスティーの秘密ノート」はぜひ読んでみたいです! クリスティの著作はメアリ・スコットも含めて100冊以上読んだと思いますが、これはまだです! オススメありがとうございました。
- reviewer
- ベストアンサー率34% (165/484)
イギリス、カントリーハウスが舞台の本格ミステリで ジェームズ・アンダースン 血染めのエッグ・コージイ事件 扶桑社ミステリー文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4594052215 切り裂かれたミンクコート事件 扶桑社ミステリー文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4594052606 犯人が探偵を捜す異色本格ミステリで パット・マガー 探偵を捜せ 創元推理文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4488164013 江戸川乱歩が選んだ海外本格ミステリ黄金時代のベスト・テンの第1位作品で イーデン・フィルポッツ 赤毛のレドメイン家 創元推理文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4488111017 ミステリ作家の母親とその子どもたちの活躍を描いたユーモア本格ミステリで クレイグ・ライス スイート・ホーム殺人事件〔新訳版〕 ハヤカワ・ミステリ文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4150715599
お礼
ありがとうございます! 知らなかったものばかりで参考になります。 どれも面白そうですね! ぜひ順番に読んでみたいと思います。
ホックの『サム・ホーソンの事件簿』シリーズ、創元推理文庫は、不可能としか思えない犯罪事件をアメリカのいなか町の医者サム・ホーソンが保安官を助けながら解決に導きます。
お礼
ありがとうございます! ホックの「サム・ホーソンの事件簿」シリーズ、調べてみたらとても面白そうですね。 私は全然聞いたこともなくて、教えていただいて良かったです。 ぜひ読んでみたいと思います。
お礼
ありがとうございます! そうなんです…チェスタトンは何度か手に取ったのですが、 クリスティやドイルなどでもありがちなことですが、有名なストーリーは読む前から内容が分かっているものがあったりで、いつかは…と思いながらまだ読むにいたっていません。 アントニイ・バークリーは面白そうですね。 タイトルを聞いただけで読みたくなりそうです。 エミール・ガボリオの「ルルージュ事件」・「ルコック探偵」は私も楽しく読んだ記憶があります。 たくさんのオススメありがとうございます! 順番に読んでいこうと思います。