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人間の脳が物体を認識する仕組みについて
人間の脳が物体を認識する仕組みについて教えてください。もしも人間が初期視覚野を損傷してしまった時には、視覚情報は高次視覚野に送られるのですか? 脳科学については素人なので、変な質問を失礼しました。こちらのサイトに登録して初めての質問、よろしくお願いいたします。
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「わからない」でしょう。 視覚について何もわからなかった時代には、人間の物の認識は、見たものが何であるかを判断して、それから、そこに物があることを認識している、と考えられていたのですが、 最近の(と言っても四、五十年前から)研究では、人間は、そこにあるものが何か分からなくても(有るのか無いのかすらわからない状態でも)、物体があることを認識できることが分かっています。 その一例が「ランダムドットステレオグラム」です。 http://homepage2.nifty.com/hyousube/rittai.html なので、今では、人間の知覚には、視神経や初期段階の脳野が深くかかわっていると考えられています。 ただ、これらが損傷したら、脳はそれなりにプログラムの改変を行って、初期の脳野を使わずに視覚を補う可能性はありますから、答えは「わからない」です。 これに限らず、昔は人間の行動はすべて脳が決定している、みたいに考えれらていたのですが、けっこう、末端の神経や脊椎あたりで判断されていることも多い・・・いわゆるとっさの行動はそれらの作用、と考えるようになってきて、ドラマによくある「心臓移植したらドナーの記憶がよみがえった」というのも、案外あり得ることかもしれない(心臓の神経の作用)と思われています。 こういうことが分かってきたのは、MRIや小型の脳波測定器の発達で、活動している人間の脳の様子を見ることができるようになったからです。
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人間は視覚だけで判断できないものは 感覚で判断すると思うのです。 感覚の記憶がどれくらい残ってるかで 変わってくると思います。 初期視覚を検索しましたが混乱した。 途中でやめました。ごめんなさい。 会話は状況を判断しながら脳の言語の部分? 感情は前頭葉でしたか? どの部分に情報を伝達してるのでしょうか。 分野が分かりません。気が遠くなりますね。 私たちが日常で普通にしてることを ずっと研究してる学者や医師が世界中に いることをAmazonで本を検索してたら判明しました。 「人はなんで美しいものに反応するのか」 読みました。いい意味で裏切られました。 鳥類から原始時代にさかのぼり真面目に研究してます。 判別できたのは生物学、心理学、哲学、脳科学です。 今では当たり前のようになったDNA鑑定も、 「自分たちの時代にはなかった、考えられない ことだった」医師でも分からないといいます。 ですが独自で研究していた学者や 医師は昔からいたそうです。 法医学がDNA鑑定を取り入れてから 身元不明の遺体、犯人が特定され 事件が解決されるようになりましたが、 昔は歯型や血液、指紋しか手がかりがなかった ことが信じられないですね。 生物学で質問すると新しい発見が あるかも知れません。
お礼
回答どうもありがとうございました。 わかりにくい私の質問にお付きあい頂けて感謝です。 仰るようにカテゴリ変えてまた質問してみようかと考えています。
- 雪中庵(@psytex)
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我々の「認識」の実体は、感受器官表面での量子相互作用であり、 五感の相関した経験の蓄積における、聴覚や視覚パターンといった 先行感覚に対して、「味覚や痛覚といった生理的な感覚(=欲望)」が 結びつけられた(遠くに至った時にどういう生理的感覚が得られるか) にものが、空間的広がり(空間=予測)なのです。 世界とは、意味の集合であり、意味とは、脳における五感の相関した 経験の蓄積における、総和機能によって生じるものです。 この「総和機能」で有名なものは、「色」でしょう。 物理的には、色とは電磁波の可視領域の、連続的な波長の変化に 過ぎず、「赤は青の反対」などという根拠は、どこにもありません。 その「波長の連続的変化」という一次元に、その波長の視覚的体験 の蓄積による印象が付加される事で、“多彩”さは生じているのです。 赤の印象を分析すると、火や血、肉、花などの異なる原因による長 波長を伴う現象の経験(温かい、危険、食欲など)が、青には、水や 空といった短波長を伴う現象の経験(冷たい、爽やか、静寂など)が、 潜在している事が分かるでしょう。
お礼
早速の回答どうもありがとうございました。 他のQ&Aサイトで以前質問したんですが、回答つかなくて困っていました。 詳しく教えて頂けて感謝しています。
お礼
詳しくありがとうございました