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台湾海峡危機って記憶にありますか？
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台湾海峡危機は過去何回かの中台の緊張を総じて言っているのですが japanwayさんが言っているのは、一番最近の1995-1996の第三次台湾海峡危機のことではないでしょうか？当時の国民党・李登輝政権と選挙に対しての牽制で、連続的にミサイル発射試験を台湾に向けて行ったと言う物です。 私は当時、一月に１－２回は台湾に行っていたのでよく覚えていますが、台湾で聞いた話と日本の報道で見た印象がごっちゃになっているかも知れません。いずれにしても報道として大きく取り上げられたのは間違いないのですが、本当に戦争が起こるという様な緊迫感はありませんでした。 通常、は本当に危険が高まれば、外務省からも警告が出て、該当地域への渡航の見直し、見合わせの指示が出るものですが、この時は出ていません。会社からも出張規制等は当時出されませんでした。記憶しているのは唯一、台湾の金門島（台湾の軍隊の拠点があり、また観光地でもある、中国本土に隣接した台湾支配の島）への一般人の立ち入りが台湾政府から禁止されたくらいでした。日本では戦争になると言う緊張感は無かったと思いますが、海峡エリアの航行の安全等の経済上の懸念は大きかったと思います。いずれにしても一般人の興味はそれほど高くなかったと思います。今騒ぎになっている北朝鮮のミサイル発射よりも緊張感としては低いものでした。もちろん台湾・アメリカの軍隊はいざという時のためと、中国からのプレッシャーに対抗する体制は取り、パトリオットミサイルの配備などを行いました。 わずか２０年前ですが、今とかなり環境が違いました。以下は、当時の台湾の友人との会話や新聞記事等の記憶にたよっています。 ・今に比べれば、中国の経済力は非常に低く、実質GDPで今の10分の１程度だった。 ・中国と台湾の経済交流は限定的で、現在の様に台湾企業が大陸で巨大工場をたくさん経営し、台湾ー中国間の直行便が飛ぶような環境ではなかった。まだ香港・マカオの返還前でもあった。今に比べて中国も国際的な重要度は低く、また冷戦終了後国がどこに向かうかも良く理解されていなかった。 ・台湾のその時の政権政党・国民党を中心とした”１つの中国”の考え方には、中華民国が大陸を統合すると言う現実的でない主張も含まれていたにも関わらず、中国（中華人民共和国）からすれば、民進党などが主張していた独立（２つの中国）よりは好ましいと考えていた。 ・当時の中華民国総統で国民党党首だった李登輝は、それまでの国民党主流の”１つの中国”に対して、独立的な考えを示していた。これが主に中国が軍事プレッシャーをかけた。これは、台湾に侵攻する前触れとかではなく、中台関係の歪みに対しての牽制で、アメリカに介入するなという牽制でもあったと思います。 複雑で微妙な要素がからみ、誰も中国が本気とは思わなかったと思います。 結果として、 ・中国が台湾に対して脅威を与えると、アメリカが出てくると、言うことがわかった。 これは大変大きく、アメリカは正式には中国のみと国交があり、台湾を国とは認めておらず、軍事基地も撤退しているのですが、いざとなると台湾を守るために出てくることがわかった。 ・当時の中華民国・総統の李登輝は、日本統治下で日本の教育を受け、京都大学で学びました。大変な親日家。また、台湾ではじめて民主選挙で総統に選ばれ、中国とは別に独立した台湾の政策を取ろうとしていたため、日本に訪問しようとすると中国から日本政府にビザ発給をしないよう圧力がかかり、結局総統としての訪日はできませんでした。私人としての病気治療のための訪日は認められました。正直、日本の弱腰にはがっかりしました。
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- SPS700
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１。台湾海峡危機って記憶にありますか？ 四回（下記）ありましたね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E5%8D%B1%E6%A9%9F ２。当時の日本の対応というか日本人の反応はどういう感じだったのでしょうか？ただ見てただけですか？ はい。 ３。日本でも大規模なニュースで報道されましたか？ まあ、一応ですね。 ４。そのときの日本政府の動きを教えてください。 そのときの日本政府の動きは、余り目立つ物はありませんでした。主役に照明が当てられているとき、いくら暗闇で脇役が踊っても知れてますからね。
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みなさん回答ありがとうございます