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死なむ 古典

『成尋阿闍梨母集』の一文で 「その3年過ぐるまで生きで、かの唐の出で立ち見じ。今日明日までも死なむ。」 とありますが、この中の《死なむ》についてです。 なむの識別で 未然接続は願望、連用接続は強意完了ぬ+推量意志のぬ、文中(それ以外)は係助詞というのは知っています。 この《死なむ》は2つ目のものらしいのですが、ちょっと理解できず、説明をお願いします。

みんなの回答

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.1

これは「しな-なむ」でも「しに-なむ」でもありません。 動詞「しぬ」の未然形に、意志・推量の助動詞「む」の終止形が付いたもので、意味は「シノウ、シニタイ」です。 「その三年過ぐるまで生きて彼の唐の出で立ち、見じ。今日明日までも、死なむ。」 私ハ、成尋ノ3年間ノ期限付キノ日本デノ修業ガ終ワルマデ生キテイテ、彼ガ中国ヘ渡航ヲスルノナド見タクハアリマセン。ソレクライナラ、今日・明日マデノウチニ死ンデシマイマショウ。

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