語り手が女性の文章を翻訳するとき

このQ&Aのポイント
  • 翻訳コンテストに参加した女性が、女性の文章を翻訳する際に悩んでいます。
  • 彼女は堅苦しい文章を書いたが、模範解答はフランクな口調だった。
  • 彼女は女性が女性口調に訳すことが翻訳界のルールなのか疑問に思っています。
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語り手が女性の文章を翻訳するとき

とあるサイトでちょっとした翻訳コンテストに参加した時です。コンテスト内容は、ある英語の著書の一節を日本語に訳せというもので、課題文は第一人称で女性、内容が「こんなことがあった」といった過去について話しているもので、それがフィクションなのか、著者の実体験なのかはその一節からはわかりませんでした。私は実体験からの自分の主張に持っていく随筆なのかなと思い、少々堅苦しく書いてみました。また、だ、である調で訳せとありましたので馬鹿正直に文末を全てだ、である調で統一し、応募しました。 しかし実際はフィクションの小説の一部でした。私の翻訳についてコメントは、内容はあってるけど、女性視点で「なのだ」では色気がなさすぎるとありました。確かに小説にしては堅苦しく書いてしまいましたが、審査員の模範解答はとてもフランクで、~だわ、~なのよ、等が使われていました。しかし実際女性でもそんな話し方の人はあまり見かけないと思うんです。せいぜい上品なマダムくらいで、若い人たちはそんな話し方しませんよね?私は地方出身なので知らないだけで、東京には普段からこういう話し方をする人はもっといるんですかね? それにしても映画字幕及び吹き替えでもそうですが、やたらとフランクに訳す、女性なら女性口調に訳すのは不自然だと思うんです。たまに女性とわからないくらい堅苦しい文章を書く人だっていますし、小説内で「なのだ」と言ってる女性主人公だっているでしょう。私は自然な日本人が書くような文章を書いたつもりですが、模範解答はいかにも「翻訳しました」という文章で、なんだかしっくりきませんでした。女性が語り手なら女性口調に訳す、これは翻訳界のルールなんでしょうか?しかしその結果翻訳的口調になり不自然になるのではと思うのですが、こういうものなのでしょうか。素人目には納得がいかず、もやもやしてます。

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回答No.1

ははは、まあ、あんまりレベルの高くはなさそうな翻訳コンテストですな。 でも、翻訳家を目指すのであれば、あるいはことばに関わる仕事をなさろうとするなら、「役割語」のことを知っていて損はありません。 詳しくは Wikipedia とそこに挙げられている参考文献に譲りますが、要は実態とは異なるお約束です。 男女の会話が出てきたときに、一目で区別が付くようにしておかなきゃならないということもあります。男女の会話の時だけ「だわ」「なのよ」が出てきて、独り言や女性同士の会話だと「なんだよ」では、不自然なこともあるでしょう。(もちろん、実態とは違います) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E5%89%B2%E8%AA%9E 女性語については中村 桃子さんの著作をどうぞ。 『女ことばと日本語』(岩波新書)2012/8/22 『「女ことば」はつくられる』(未発選書 第13巻)2007/7 『翻訳がつくる日本語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける』2013/8

tsbljl
質問者

お礼

なるほど、役割語と言うんですね。確かに子供の絵本はそんなのばっかりですね。リンクを貼って下さってありがとうございます。勉強になりました。やはりお約束ってやつですか。 翻訳家は別に目指してませんが、この一件で余計になりたくなくなりました。。。

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