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大文字と小文字

ヨーロッパの言語では大文字と小文字の使ひわけが多く見られますが、この習慣はいつごろどのやうに始つたのですか。

noname#214841
noname#214841

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回答No.2

使い分けの始まりが御質問の趣旨だと思いますが、発祥と歴史をからめてお話しした方がよいでしょう。 ラテン文字の大文字は、およそ紀元前700年頃から使用されていたようですが、小文字の前身となった字体は、大文字の筆記体として生まれた「古ローマ筆記体」です。おもに日常的な商業文などで使われたほか、学校の授業やローマ皇帝の詔勅でも使われました。現在残っているパピルスに書かれた古ローマ筆記体の文書は1~4世紀のものですが、非常に読みにくいもので、その読みにくさについての記述が紀元前2世紀初めにはあるので、紀元前にはすでに使われていたようです(以上は日本語版ウィキペディアに書いてありますが、これは英語版の翻訳です)。 古ローマ筆記体で書かれたローマ元老院における演説の一部。クラウディウスの統治時代(紀元41~54年)のものと考えられる。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6f/I_littera_in_manuscripto.jpg 上の画像は、日本語版と英語版のウィキペディアでは新ローマ筆記体についての記述の横になってしまっていますが、ドイツ語版とフランス語版では古ローマ筆記体の項にあり、明らかに古ローマ筆記体です(クラウディウスの統治時代という記述は仏語版のみ)。 古ローマ筆記体から生まれ、3~7世紀ごろ(注:仏語版には4世紀から、独語版には4世紀後半からとありますが、3世紀からと考えてよいようです)に使われたのが新ローマ筆記体で、これが小文字の祖先です。日常的な商用や公的な文書を早く書くためのもので、ローマの行政の発展と関係しているようですが、現在の筆記体のようにつなげて書かれています。 http://tkb.design.fh-aachen.de/sites/03_knowledge/pop_03_03_01__21.html ローマ筆記体 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E7%AD%86%E8%A8%98%E4%BD%93 これとは別に、古ローマ筆記体から発展したと考えられているカリグラフィーの書体として、アンシャル体というものがあります。4~8世紀に聖書などに用いられ、小文字デザインの基礎になっています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E4%BD%93 このアンシャル体からハーフアンシャルとその筆記体ができ、そこから発展したとされているのが、今日の小文字の基礎となった、カロリング小文字体です(ドイツ語版ウィキペディアのみ、新ローマ筆記体から発展、となっていますが、カリグラフィーの流れで見る方が自然なように思います)。780年頃、フランケン王国で宮廷の文字として成立し、800~1200年頃神聖ローマ帝国で使われたもので、特に、教育に熱心だったカール大帝の肝いりがあって発展しました。同じころ、アングロサクソン諸国やイベリア半島で別の小文字が発展していましたが、カロリング小文字体が優勢になっていきました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%B0%8F%E6%96%87%E5%AD%97%E4%BD%93 このカロリング小文字体は、その後ブラックレターという書体に発展し、一時衰退します(ブラックレターというのは、ドイツでは特にフラクトゥールといって、20世紀まで使われていました。この文字が読めないと、少し古いドイツ語の書物は読めません)。イタリア・ルネッサンスに復興して、現在の小文字の基礎になりました。また、中世フランスでは、文芸活動が盛んになると同時に、羊皮紙の生産も需要に見合うだけの量がなく、小さく早く書く必要があったことが小文字の完成、普及につながりました。 本題の大文字と小文字の使い分けですが、成立の時期や事情については完全に解明されているわけではないようです。古代から中世初期までは、大文字と小文字の区別はありませんでした。まず関連がありそうなのが、聖書と印刷技術の発明です。最初に大文字で書かれるようになったのは、文頭の文字のほか、宗教的なコンテクスト中で強調される語、神聖名nomina sacra(AMEN, GOTT, HERR)、敬意を表すべき語(Evangelium, Christ, Sacrament)、固有名詞や集団の概念(Apostel, Mensch, Münch)、称号(Babst, Kayser, Churfursten)や敬称でした。詩行や文の冒頭を装飾の多い大文字(独:Versal/羅:versus)で書くことは、5世紀から行われていましたが、文頭を強調するだけの機能は長いこと変わらないままで、装飾文字としては非常に発展します。13~16世紀には、これらの豊富な装飾をまとった文字とともに、ロンバルディア大文字(Lombardische Versalien)という装飾の少ないアンシャル文字が使われるようになります。ドイツで大文字表記が成立したのは中世後期(ラテン語では13世紀、ドイツ語では14世紀)です。下の書物は、ゴシック調の小文字の間に、赤や青でロンバルディアを入れた例です(ドイツ語)。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/89/Textura_im_Psalter_%28Kalender%2C_Biblia_Pauperum%29.png 15世紀になって、大文字と小文字がAntiquaという字体で統一されると、文中での大文字の使用が増えましたが、この時点ではまだ正書法という段階ではありません。Antiquaで大文字小文字を混用したものとして一番古いものは、アドルフ・ルッシュという印刷工が1464年に製作したものです。下の画像の書物は、1465年にコンラート・シュヴァインハイムとアルノルト・パンナルツが制作しました。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8a/Typeface_of_the_Subiaco_Lactantius_%281465%29.png ドイツ語の特徴である、すべての名詞と名詞化された語を大文字で書く習慣は、理由はわからないのですが、非常に短い期間に成立しています。1532年には、まだ固有名詞や位の高さを示す名詞(KönigやFürst)のみが大文字で書かれていたのに、1540年には、固有名詞以外の名詞の80%が大文字で書かれています。これが正書法として定められたのが17世紀、バロック時代です。ところが、この大文字の使用法は、その不統一さから常に批判を受けていました。よく知られているのが有名なグリム兄弟で、彼らは名詞の大文字表記に反対しました。また、20世紀のウィーンで結成されたウィーナー・グルッペという詩人の集団に属する人たちは、すべて小文字で書きました。これは、ダダイズムなどとも関係があったと思いますが、その後も、たとえば数年前にノーベル文学賞を受賞したオーストリアの女流作家、エルフリーデ・イェリネックも、ある時期まで小文字で書いていました。1996年から2006年にかけてドイツで正書法を改定する際にも、名詞の大文字表記を廃止すべきかどうかの議論があったほどです。最近の研究では、大文字が混ざっていた方が読むのを容易にし、読むスピードも上がることがわかってきています。 それぞれの国に違った事情はあると思いますが、古英語、中英語の時代でまだ「I」が「ic」や「ich」だったころは、大文字の表記はありません。大文字の「I」が出てくるのは13~14世紀です。最初は、文頭の場合は大文字の「I」、文中は小文字の「i」だったようで、やはり文頭の判別が始まりのようですが、簡易化のためか、最終的には常に「I」になりました。書体史家、兼クリエーター(LucidaやWingdings)のチャールズ・ビゲロウは、「i」一文字だけだと、ほかの語から離脱したり一部が脱落したりなどのミスと思いやすいということ、一文字は重要な意味を象徴しなければならないが、小文字だとグラフィックの観点から見ると弱々しすぎることを、「I」の大文字化の理由として挙げています。 短期間に調べられることではないので、この辺でやめますが、要約すると、文頭を大文字で強調する書法は5世紀にすでにあったこと、書体の変遷と統一が大文字小文字の混用を容易にしたこと、印刷技術の発明、聖書における神聖名、固有名詞、集団概念等の大文字表記などが主な要因として挙げられ、使い分けへの変化の始まりは大体13世紀ということです。 なお最近は、インターネットやメールなど、パソコンで書く機会が増えたため、ドイツ語でも小文字だけで書く人が結構いますし(打ち分けるのがめんどくさい?)、英語でもこれまでにスタンダードとなっている書き分けとは違う自由勝手な方法で書いている人も増えているようです。

noname#214841
質問者

お礼

ドイツ国歌についての質問者が困つてゐたやうなので回答しておきました。オススメを実行していただいたやうですので、あとからもう一度回答します。運営に頼めばベストアンサーの処理をしてもらへるのではないかと思ひます。 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9063998.html >パピルスに書かれた古ローマ筆記体の文書は1~4世紀のものですが、非常に読みにくい 聖書のヘブライ語ギリシャ語以外の写本は見る機会が少ないのですが、御指摘のとほり、パピルスの文字は読みづらいと感じます。 >その読みにくさについての記述が紀元前2世紀初めにはある 日本語のウィキペディアはあひかはらずですね、無批判な受売り情報。古ローマ筆記体についての御教示ありがたうございます。それからプラウトゥスを持ちだすなら、でたらめ訳などしなくても、立派な邦訳書があるのですけれど。 「察するところ、ここにある文字は子供を授かりたいんですな。文字が文字の上に乗ってますよ。」 プラウトゥス『ローマ喜劇集4』「プセウドルス」高橋宏幸訳 京都大学出版局 8,9ページ Tastenkasten_さんの御投稿を拝見してみますと、小文字の基礎となつたものはいろいろあるやうですね。世の中単純ではありませんから、さまざまな要素が含まれるのは当然ですけれど。回答番号1のコメントにも書きましたが聖書写本のアンシャル字体はほれぼれします。 >本題の大文字と小文字の使い分けですが...... 文頭以外でも、神聖名といふのは納得です。装飾文字も。 >ドイツ語の特徴である、すべての名詞と名詞化された語を大文字で書く習慣は...... ドイツ語はあのへんてこりんな文字もふくめ、派手な文字づかひです。聖書のメンゲ訳が、カメノコ文字といふのか、ヒゲ文字といふのか、そんな文字で印刷されてゐて読むのに苦労します。 >大文字が混ざっていた方が読むのを容易にし、読むスピードも上がることがわかってきています。 私もさう思ひます。今回の質問の意図のひとつでもあります。日本語の漢字とカナの混用もさうですが、視覚に訴へる力が大きいほうが効果的です。 >要約すると...... はい、ありがたうございます。頭の整理ができました。 >なお最近は、インターネットやメールなど、パソコンで書く機会が増えたため...... 言葉は各人が自分で考へるべきであつて、国家によつて強制されるものではないと思ひます。多くの方法が試され、適格なものが残されてゆくべきです。

その他の回答 (4)

回答No.5

>動画2分25秒あたりのドイツ語は何と言つてゐるのですか。 チャップリンの「独裁者」と同じ、ドイツ語モドキです。最初のdas es のあとはでたらめで、最後だけaufgangで〆ています。途中はむしろロシア語風に響きますが。

noname#214841
質問者

お礼

質問とは無関係の補足で失礼いたしました。ベストアンサーがふたつ必要です。 千野栄一氏の分析によれば、その言語のことばをまぜてある、との指摘ですが、量的には少ないのですね。このあたりで締切ります。

回答No.4

>オススメを実行していただいたやうですので ??? オススメって何ですか? >日本語のウィキペディアはあひかはらずですね、無批判な受売り情報。 ウィキペディア内部では、たぶん異なる言語の版の間での翻訳はありなのだと思います。ある言語の記事が非常に優れている場合がありますので。ただ誤訳は困りますね。あてにしていないので、プラウトゥスは斜め読みでしたが、この文章は英語版、フランス語版、イタリア語版、スペイン語版で同様に引用されています。確かめていませんが、これらの言語間でも翻訳しているかもしれません。日本語版は、英語訳を重訳した際の誤訳でしょうか。seekを誤訳したような気がします。 表現が一部正確でないところがありましたが、ドイツで名詞を大文字で書くというのは、もちろん最初の一字だけという意味です。なぜ数年の間に急速に進んだのかが気になっています。何か政治的な決定なのかもしれません。 >言葉は各人が自分で考へるべきであつて、国家によつて強制されるものではないと思ひます。 向こうで生活してみて分かったのですが、正書法を気にするのは外国語として学ぶ人だけで、現地の人は、秘書とか出版関係の人は別として、正書法などあまり興味を持っていません。日本では、句読点の打ち方などに決まった法則が定められていないことに触れるとき、ヨーロッパ語には正書法があるのに日本にはない、などと言いますが、それは勘違いというものです。単なる政治的決定で、批判はたくさんあります。優れているということでは全然ないのです。私は旧正書法で学びましたが、やはり書いたものを送らなければいけないことがあるので一応新正書法を使うようにしました。ところが、新正書法に批判があったため、さらに一部再改訂(旧正書法の一部を認めるという中途半端な解決)があったことを知らずにいて、あとであきれました。覚えきれないので、ドイツ語のスペルチェックのソフトは導入しています。

noname#214841
質問者

お礼

丁寧なお返事をありがたうございます。 >オススメって何ですか? ベストアンサーの決定ができないといふ説明を補足欄に書いておく、といふことです。教えて!gooは10回補足できますし、締切り後でもベストアンサーを選べるのが長所です。それにしても分離後は回答放置がふえました。運営質問がさうなのですから仕方がないのかもしれません。 >seekを誤訳したような気がします。 ローマ喜劇における大人の事情がのみこめなかつたのでせう。先日翻訳についての優れた回答をいただきましたが、単語の意味や文法の要素がわかつても全体の状況が把握できなければ日本語に移せません。むづかしいものです。Q&AサイトでもTastenkasten_さんのやうに不明な背景を質問者にたづねたうへで回答なさるのが正当な姿勢に見えます。私はたまに翻訳回答することもありますが、誤訳ばかりです。真言佛教の呪文のサンスクリット語は今でも気になつてゐます。 >なぜ数年の間に急速に進んだのかが気になっています。 今回初めて教へていただきました。たしかに不思議です。ドイツ語だけが特に名詞中心の言語だといふわけではありませんから。 >新正書法に批判があったため、さらに一部再改訂があったことを知らずにいて、あとであきれました。 私は辞書も古いままで新しいほうを知りません。使ふことがないので困ることがありませんけれど。

noname#214841
質問者

補足

繁忙期が過ぎてこのところ土曜日が休めるのでQ&Aを閲覧してゐましたら、ハナモゲラ語についての回答がありました。千野栄一『言語学のたのしみ』大修館書店に「タモリの言語学」といふエッセイあるのですが、まじめな分析が笑へます。 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9064356.html 回答番号5の動画2分25秒あたりのドイツ語は何と言つてゐるのですか。

回答No.3

外国語サイトの貼り付けは禁止ですが、出典や情報源を示したほうがよさそうなので、No.2に出さなかったサイトのリンクをずらっと張ります。私も、特に重要と思われる一部分しか目を通していませんので、その点は御了承下さい。 大文字表記 https://de.wikipedia.org/wiki/Gro%C3%9Fschreibung 小文字表記 https://de.wikipedia.org/wiki/Kleinschreibung Versal(大文字の装飾字体) https://de.wikipedia.org/wiki/Versal Antiqua(書体) https://de.wikipedia.org/wiki/Antiqua 大文字、小文字表記の発展 http://www.uni-bielefeld.de/lili/personen/useelbach/STUD/Beschorner/majuskelgebrauch.htm Me, Myself and I (The New York Times) なぜわれわれは「I」を大文字で書くか? http://www.nytimes.com/2008/08/03/magazine/03wwln-guestsafire-t.html Minuskel(小文字) https://de.wikipedia.org/wiki/Minuskel 古ローマ筆記体 https://de.wikipedia.org/wiki/%C3%84ltere_r%C3%B6mische_Kursive http://vindolanda.csad.ox.ac.uk/exhibition/paleo-3.shtml http://vindolanda.csad.ox.ac.uk/exhibition/paleo-2.shtml 新ローマ筆記体 https://de.wikipedia.org/wiki/J%C3%BCngere_r%C3%B6mische_Kursive 日本語サイト 英語で「私」はなぜ大文字で"I"なのか?大文字、小文字はどうして出来たのか? (出典は書いてありませんが、上のニューヨーク・タイムズや、ほかの外国語サイトの記述と一致する内容が多いので、調べてはいるようです) http://jack8.at.webry.info/201012/article_2.html カリグラフィー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC ドイツ語のサイトが多いですが、ウィキペディアに関しては適宜英語、フランス語のリンクを開いてみました。

noname#214841
質問者

お礼

情報源をありがたうございます。 >外国語サイトの貼り付けは禁止です 私の質問ページでは禁止されてゐます。ただし日本語訳つきでしたら容認されます。先日のぶらげろさんの行為は明白な違反です。このたびは解説つきといふことですので、ありがたく頂戴いたします。 以前、宿題丸投げの質問にルクレーティウスのラテン語を回答したら、削除されました。ここは日本語のサイトなので外国語の投稿はやめてください、との通知でした。 日本語のブログは軽い口調ですが、中身はしつかりしてゐますね。私はかういふ文章が好きです。今後も御指導くださいませ。ドイツ文字(?)につきましては後日質問を立てるかもしれません。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8027/17156)
回答No.1

http://alcom.alc.co.jp/users/89386/diary/show/176794 8世紀までに羊皮紙に移行。しかし供給が追いつかず、同じ面積により多くの情報を書きいれられるように、小文字が誕生した。 カール大帝(在位768-814)の時代に、カロリング小文字が生まれ、現在の小文字の基本に。 それぞれの字体はこちら(ウィキペディア) 小文字ができたのは、大文字ができてから700~800年後のこと!

noname#214841
質問者

お礼

歴史的な内容の御回答をありがたうございます。 羊皮紙の絶対量の不足を補ふために小文字が考案されたといふのが一般的な説なのですね。リンク先を拝見したのですが、根拠が示されてゐなくて信頼性に乏しいやうに感じました。アルファベットはフェニキア文字からギリシャ文字へ、さらにラテン文字へと受けつがれ、大文字の成立はもつと古いやうに私には思へます。羊皮紙の使用も聖書の写本からも明白で、イエスの時代よりも前の死海写本に使はれ、その後のシナイ写本、バチカン写本、アレクサンドリア写本のやうなきはめて美しい大文字書体(アンシャル体)が残されてゐます。パピルスと共存してはゐましたが、羊皮紙の需要も大きかつたのではないでせうか。アレクサンドリアには図書館もあつたくらゐですから。それにパピルスの輸出禁止による羊皮紙の需要増大などといふ話もあります。 >カール大帝(在位768-814)の時代に、カロリング小文字が生まれ、現在の小文字の基本に。 この時代にたまたま独創的な人材があらはれて、小文字の使用がはじまつたといふことなのでせうか。

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