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ソ連軍はロシア兵のみか?ソビエト連邦の歴史について知りたい
- 日ソ不可侵条約を破棄し、大日本帝国に侵攻したソ連軍の実態について知りたいです。
- 1945年の対日参戦時には、ロシア兵だけでなく、多国籍の軍隊だったのでしょうか?
- 特に満州地方での非戦闘員への凌辱や殺害事件に関与したソ連兵の構成人員(国籍)について知りたいです。
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あのタンクデサント戦術で兵士をピクミンなみに荒っぽく扱うロスケが民族構成比の記録なんていちいち残してないべさーと思っていましたら、あるもんなんですね。 独ソ戦のあのクルスクでドイツ軍装甲軍団と死闘を繰り広げたことで知られるソ連第5親衛戦車軍の民族構成比の資料があるようです。 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5870/zatuwa25.html これを見ると、やはりというか想像以上に多くの民族で構成されているんだなあと思いますね。ほぼ「ソ連邦オールスターズ」となっております。 満州国に攻撃をしてきたソ連軍はヨーロッパの部隊ではありませんから、構成比としてはロシア人やウクライナ人の比率が少なくなって他民族の比率、特にアジア系民族が多くなっているであろうと思われます。丹念に探せばロシア語の資料が出てくる可能性はあると思いますが、日本語での資料は難しいでしょうね。 >特に、満州地方で非戦闘員の女性を凌辱したり、殺害したソ連兵の構成人員(国籍)を知りたいので質問させていただきます。 これは不可能といっていいでしょう。軍事裁判の資料を探せば発覚した分については調査できると思いますが、そんなのは文字通りの氷山の一角でしょうし、ソ連軍ならロシア人将兵の軍律違反は見過ごされても、何とかスタン系の人たちは見逃してもらえなかったということがあってもおかしくありません。
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- 441moe
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ソ連が正式に発表していませんので、全て推測です。 部隊名から、対独部隊を回したぐらいしかわかっていません。 関東軍が真っ先に逃げ出したので、虐殺、強姦し放題だったと多くの方の体験談聞きました。 連れさられた方のその後の消息は誰も知りませんでした。同郷単位の開拓団でした。 日本はインドネシアの白馬事件しか、女性連行の記録、記憶しかありません。裁判では軍部上層部は解放させています。 負けると、ロクな事ないですね。
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まったくですね。 戦争するなら負けてはいけませんね。
- 4237438
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>ソビエット連邦各国による多国籍軍だったのでしょうか? はい、そうです。中央アジア諸国のパーセンテージが実際の比率より高かったと思います。ロシアのような二流国では貧乏人が貧乏くじを引きます。お金持ちが多いエリートのロシア人は徴兵を免れることが多かったと聞いています。 全然ロシアとは関係ない話ですが、アルゼンチンとイギリスが戦ったフォークランド紛争ではアルゼンチン側の戦死者の割合は少数民族であるインディオ出身者が多かったそうです。当時私は隣国のブラジルに住んでおりましたので関心をもってニュースを見ておりました。二流国の戦争ではそういうことが起こります。 ソ連の戦車を指揮するのはロシア人将校です。しかし弾を込めたりする係の兵隊は中央アジア出身の兵隊で教養がないのでロシア語をよく理解せず意思の疎通が難しかったそうです。小学校も行っていないのでロシア語を覚えなかったのです。 こういう兵隊が略奪・強姦の限りをつくしても不思議ではありません。略奪・強姦というのは教養のない人間がやります。 質問者さんが期待する回答ではないようですが、小学校もまともに出ていない農奴出身の兵隊がやりました。農奴という階層には非白人が多かったようです。
お礼
回答ありがとうございます。 ソ連軍を恨むなら、ロシア人だけでなく、他のソ連邦国家の人も恨まないとフェアではないですね。
- SPS700
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#1です。補足です。 >>腕時計の話は私も聞いたことがあります。水洗トイレの話は始めて聞きました。どちらも都市伝説かもしれませんけどね、、、。 僕は、旧満州から引き揚げて来た親戚から1946年、まだ丸坊主の髪が伸び切っていない人たちから聞いたので、都市伝説と言う訳語が出来る前です。風化ってこわいですね。
お礼
真実が風化したり、無実がねつ造されたり、それが時間の流れってことですね。
- 15261526
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>ソ連邦の構成各国がそれぞれ国籍をもっているのはあたりまえ はい。間違いです そもそも、ソビエトは連邦制国家として、15の地域に対して、国家主権を認めていませんし、諸外国も国家主権を認めていません したがって、連邦における「邦」ではあっても「国家」ではありませんので、必然的に「国籍」もありえませんw これ、ソビエトに関する基本なので、この程度は理解しておきましょうね
- 15261526
- ベストアンサー率23% (71/306)
概念として、兵士は、人種・民族を基調にして表現することはありません 民兵ならば別ですが 要は、ロシア人だからロシア兵などというのが荒唐無稽な表現 ましてや戦争という行為であり、それが国家行為である限りにおいては、国家概念の上で表現するのが道理 そもそも、独立していないにもかかわらず、「多国籍軍」などという話からしても荒唐無稽
お礼
ソ連邦の構成各国がそれぞれ国籍をもっているのはあたりまえ。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
僕は別にソ連軍の内部構成などを知っている訳ではないので、1945年から数年間に見聞きした、旧満州(今の中国北東部)から帰った日本人からのごく局部的な情報です。 それから見ると非常に貧しい背景の人が多く、不法行為を平気で行なった点から、地理的にどこの出身というよりも貧困層、刑務所の囚人に武器を持たせた、という感じでした。 例えば、兵の殆どは腕時計を見たことがなく、道行く日本人の片端から腕時計を押収して、手首から肩近くまで付け、ネジを巻く事を知らず「死んだ」と捨てる有様だったそうです。 又別の知人の話では、水洗便所が初めてのソ連兵が、その構造に見ほれて一日占領し、トイレが使えず、隣まで梯子伝いに(地面まで降りると暴行されるので)借りに行ったそうです。 頭を丸刈りにし、胸にきつく布を撒いた若い引き揚げ女性をみると、胸が痛みました。シベリアの刑務所に収監されていた犯罪者に銃を持たせ、生き残れば釈放になったという噂も聞きました。
お礼
腕時計の話は私も聞いたことがあります。 水洗トイレの話は始めて聞きました。 どちらも都市伝説かもしれませんけどね、、、。
お礼
何時も貴重な資料を提供いただきありがとうございます。 あのクルクスは現在のロシアとウクライナの間ぐらいらしいので、ロシア人+ウクライナ人で過半を占めているというのは妥当ですね。 ロシア人+ウクライナ人で85%、しかし残りの15%の国籍が多岐にわたるのが印象的です。 ご指摘の通り、ソ連軍の満州国への侵略はヨーロッパ部隊とは編成が異なることが想像できます。 各国からシベリアに送られた、いわゆる「シベリア送り」の政治犯などに強制的に銃を持たせて、前線に送ったという話も、ロシア人、ソビエト共産党の残虐性を考慮するれば説得力のある話ではあります。 貧しいクリル人なども、ロシア人にそそのかされて満州の侵略にかりだされていたかもしれませんね。 個人的な感想ですが、黒沢明の「デルス・ウザーラ」などを観ると、クリル人はロシア人の良い様にされていたことが分かりますね。 どうもありがとうございました。