- ベストアンサー
プロペラ式飛行機のプロペラの位置について
プロペラを機体の後部(特に尾部)につけると機体による気流の乱れでプロペラの効率が落ちるのかと思いますが、逆に利点はないのでしょうか。初期の戦闘機のプッシャー方式は機関銃の問題で片付けられていると思いますが・・・
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
鳥人間コンテストの人力飛行機の設計者によると、空力的な 理想「だけ」を言えば、推進式のプロペラのほうが有利なんだ そうです。 それが証拠に、「鳥コン」の「人力機」は推進式ばかりです。 逆に言えば、空力的な理想でない部分で否定されているだけ という事になるかと思います。
その他の回答 (5)
震電は、推進式のメリットを最大限に生かすために開発されましたね。 ただし、脱出する際、パイロットがプロペラに巻き込まれる危険性など、デメリットも大きく、非常の際にはプロペラを爆破するなど苦肉の対策を考えていたようですね。
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
船の推進と飛行機の推進については、#3さんの示したwikipediaに よくまとめられていますので、詳細はそちらを。 ま、普通に考えて「粘性が高い世界では、推進軸の後ろに障害物が あると、効率が著しくダウン」しそうな気はしますよね・・・。
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
Wikipediaによく纏められていますので、ご覧ください。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E9%80%B2%E5%BC%8F_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) ビーチクラフト モデル 2000 スターシップ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88_%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97
お礼
さっそく拝見します。どうもありがとうございました。
- uruz
- ベストアンサー率49% (417/840)
>一般的に見かけない形なので、その理由や利点を知りたかったのです。 戦闘機では空戦性能が最優先ですが、一般的な航空機では利点よりデメリットの方が大きいので採用されません。 飛行機は離陸時は機首を持ち上げます、また、着陸時も機首を持ち上げた姿勢で着陸します。この時機体後部は下がります、プロペラが地面の当たらないようにするには長い主脚が必要になります。長いので頑丈に作らなくてはなりません、すると大きく重くなります。 1グラムでも軽くしたい飛行機にとってはデメリットです。 また、駐機時は機体が高くなるので乗り降りにタラップが必要になります。
お礼
あまり流体力学のことは問題がないのですね。ご教示ありがとうございました。
- Bogieblue
- ベストアンサー率33% (2/6)
日本海軍が第二次大戦末期に開発していた「震電」のことでしょうか。 プロペラが後部に取り付けられる推進型の飛行機でした。 高度10,000m以上、速度570kmで飛行するBー29に対抗する局地戦闘機として開発されました。 2個のターボファンで空気を圧縮して飛行する星形エンジンでした。 時速750km、実質上昇高度は12,000mでした。 それに対して、ゼロ戦の実用戦闘高度は6、000m程度でした(時間をかければ上昇はできた)。 ターボチャージャーの関係で、プロペラを前につけることができなかったようです。 機体による気流の乱れで確かに、プロペラの効率が落ちたかもしれませんが、震電は試作で終わりました。その後、ジェット化が主流となりました。
お礼
震電のことは知っていましたが、特に現在では、一般的に見かけない形なので、その理由や利点を知りたかったのです。ジェットエンジンは、まさに推進式であることを改めて教えていただきました。烏賊なども方法は別にしても、体をひっぱるのは無理なのだろうなと思いました。
お礼
実は自作のプロペラを装着して模型飛行機では推進式のほうがよく飛んだので、効率の悪いプロペラでも推進式のほうがどこか優れているのかと思いました。鳥人間コンテストは楽しんで観ていますが、おっしゃるとおりですね。大変参考になりました。
補足
船のスクリューも同じ原理で船尾に装着されているのでしょうか。