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【戦闘機】第一次世界大戦時の戦闘機は機関銃を操縦席

【戦闘機】第一次世界大戦時の戦闘機は機関銃を操縦席の前に載せていますがプロペラ機でプロペラが回ると機関銃から出た弾丸がプロペラと被るので自分の戦闘機のプロペラに穴が空く気がします。 どうやって前で回っているプロペラに穴を開けずに機関銃を撃つのですか?

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回答No.1

>どうやって前で回っているプロペラに穴を開けずに機関銃を撃つのですか? ご参考。 https://en.wikipedia.org/wiki/Synchronization_gear https://riseofflight.com/forum/topic/30921-few-words-about-synchronizers-and-version-1026/ 上記の2つのサイトは英語のサイトなので、簡単に説明すると「プロペラが機銃の射線を塞いでいる間、機銃の発射を抑える装置」が付いているのです。 つまり「プロペラに当たるタイミングでは弾を撃たない、プロペラと機関銃を同期させる装置」が付いているのです。 但し、同期装置があっても完璧ではありません。同期装置があっても銃身の過熱で暴発(プロペラに当たるタイミングで誤発射)してしまう場合があります。 例えば、零式戦闘機の場合、7.7mm機関銃と20mm機関銃が付いていますが、7.7mmは「プロペラに当たっても、プロペラに穴が開くだけで済んだ」ので、7.7mmは機首に設置されています。20mmはプロペラに当たるとプロペラが大破するため、20mmは主翼に設置されています。つまり「7.7mmは、多少、プロペラに当たる事もあるが、気にしない」のです。 零式戦闘機の20mmのように、機関銃を主翼に設置すれば、同期装置は必要無いのですが、主翼に設置した機関銃は、一定距離で左右の弾道が交差するようになっています。 一定距離で左右の弾道が交差する、という事は「狙い通りに撃っても、近過ぎたり、遠過ぎたりすると、弾が当たらない」と言う事を意味します。 つまり「主翼に付けた機関銃は、敵に当てるのが難しい」のです。 機関銃を機首に設置すれば、弾は進行方向に対して真っ直ぐ飛んでいくので「狙い通りに撃てば、近くても遠くても、弾が当たる」ので、敵に弾を当てるのが容易になります。 当てるのが容易になる代わりに「同期装置など、自分のプロペラに当たらない工夫」が必要になっています。 なお、大戦中は「同期装置が壊れて弾が撃てなくなる」とか「同期装置が狂って自分のプロペラを撃って墜落する」とか「プロペラの取り付け角度を間違って、同期装置が意味を為さない状態になり自分のプロペラを撃って墜落する」などの不具合や事故が発生しています。

posttruth2017
質問者

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