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解の十分性確認方法について
tmpnameの回答
先ず、(1)は、「x + y = 2, xy = -1の時 x - yの値を求めよ」 という問と同じなのはよいでしょうか。 というのは、-1/x = y とおくと、確かにx + y = 2, xy = -1であって、逆にx + y = 2, xy = -1を満足する(x, y)は、x - 1/x = x + y = 2を満たすから、 「x - 1/x = 2」というのと、「あるyが存在して、x + y = 2かつxy=-1」というのは同値です。 こうすると、普通(x-y)^2 = (x+y)^2 - 4xy と計算して、この場合8ですが、この8 (= (x+y)^2 - 4xy )に対し、β = √{(x+y)^2 - 4xy}とおいた時、 x-yがβ と-β両方取り得るか、というのが問題になっている。 所で、x = {(x+y) + (x-y)} / 2, y = { ( x+y) - (x-y)} / 2なので、x+y, x-yの値からxとyが分かる。そうするとこれからxyの値が分る。 つまり、 x+y = 2, x-y = ±βとおいたとき、xy=-1となれば問題がないことになるが、これは問題が無いことがすぐに分る。実際、 xy = [ {(x+y) + (x-y)} / 2 ] * [ ( x+y) - (x-y)} / 2] = (1/4) {(x+y)^2 - (x-y)^2} = (1/4) (4 - β^2) = -1 となる(今の計算で結局βでなくβ^2しか使わないことが重要)。 で、結局 x+1/x = x-yはβ と-β両方取り得ることが分る。 結局十分性を示すというのは、必要性を調べるときは「XXXXならばYYYYしかない」というのと逆に「逆にYYYYYならば確かにXXXXを満す」みたいなことを言う事ですから、こういう風に「逆に解く」みたいな事が必要になることが多くあります。今の場合は、x+yとx-yの値からxとyを逆に解いています。ただし、xとyの値自体は使ってません。 因みに、x = {(x+y) + (x-y)} / 2というのは時々使います。
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